臨床心理学特殊実習

授業概要	心理学的な調査について自ら計画し，データの採取，処理，解析を行い，報告書を作成する。また，心理検査の実習を通して，実施法，採点法，解釈法を身につける。
授業のねらい・到達目標	心理学的な調査について，目的，方法，結果，考察を含む報告書を作成することができる。心理検査の目的と特徴を説明できる。この科目は文理学部（学士（心理学））のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。
授業の方法	各自，関心のあるテーマについて自ら調べ，研究目的を設け，データを収集・分析し，報告書を提出する。少人数のグループに分かれて心理検査を実施し，結果をまとめたレポートを提出する。授業外における事前事後学習として，シラバスや実習での解説を参考に，実習で扱う心理検査について文献等で調べ，その内容をレポートや報告書に反映させる。
履修条件	心理学科臨床科学コース履修者

授業計画
1	オリエンテーション（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する）
2	新版TEG（東大式エゴグラム）　実施と解釈
3	YG性格検査　実施と解釈
4	ストレスコーピングインベントリー　実施と解釈
5	箱庭療法
6	風景構成法
7	グループでの検討（テーマ設定）
8	グループでの検討（文献等による問題設定）
9	グループでの検討（仮説設定）
10	報告書（目的，方法，結果，考察）の書き方
11	データの収集
12	データの解析
13	グループでの検討（データ結果と考察）
14	研究成果の発表会（前半）
15	研究成果の発表会（後半）

その他
教科書	使用しない
参考書	使用しない
成績評価の方法及び基準	レポート(50%)、授業参画度(50%) 授業参画度は，授業内での取り組みから成績評価を行う。
オフィスアワー	授業内で指示する。
備考	本実習科目は，日本心理学会が認定する「認定心理士（心理調査）」の資格申請に必要な心理調査関係科目の「3）実践」に相当する。