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健康心理学

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科目名 健康心理学
教員名 依田麻子
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 人生100年の時代といわれています。しかし,その100年を自分らしく,不自由なく暮らすことができるかといわれると,現代はまだ難しい時代です。健康寿命と寿命との隔たりは10年近くあります。寿命を迎える10年以上,健康とは言えない状態にあるのだ現状です。健康とは何か,疾病予防,健康増進に対する心理学的に可能な関りについてストレス,食生活,健康リスク等の観点から探ることで,人が健康で豊かな生活をおくるための,健康心理学に関する原理や方法を学びます。
授業のねらい・到達目標 健康心理学の基礎および応用領域についての知識を深め、健康心理学に関する原理や方法の説明ができる。
この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP2,DP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 講義形式で実施する。パワーポイントやハンドアウト,視覚メディア等を用いる。本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 ガイダンス(授業の進め方について説明する)
【事前学習】シラバスを事前に確認すること
【事後学習】第2回以降の授業に備え,健康に関する自分の考えを整理してみる。
2 健康とウェルビーング
病気と健康の歴史・健康リスクへのアプローチ
医療現場における心理社会的課題及び必要な支援 (小児・思春期)
【事前学習】健康とウェルビーングに関するテキスト部分を予習する。医療場面における小児・思春期の心理社会的課題について調べておく。
【事後学習】健康とウェルビーングおよび医療場面における小児・思春期の心理社会的課題についてノート整理をしておく。
3 健康心理学と臨床心理学
医療現場における心理社会的課題及び必要な支援 医療現場における活動の基礎
【事前学習】健康心理学・臨床心理学についてのテキスト部分を予習する。
【事後学習】健康心理学と臨床心理学および医療現場における心理社会的課題及び必要な支援 医療現場における活動の基礎についてノート整理をしておく。
4 健康な社会づくり・医療現場における心理社会的課題及び必要な支援 保健・医療における法律・制度・倫理
【事前学習】健康な社会づくりについてのテキスト部分を予習しておく。
【事後学習】健康な社会づくり・医療現場における心理社会的課題及び必要な支援 保健・医療における法律・制度・倫理についてノートを整理しておく。
5 現代生活とストレス(1)ストレスの心理とアセスメント
【事前学習】ストレスのアセスメント方法を調べておく。
【事後学習】ストレスの心理とアセスメントについてノート整理をしておく。
6 現代生活とストレス(2)ストレスの生理と心身の疾病
【事前学習】ストレスと身体反応について調べておく。
【事後学習】ストレスの生理と心身の疾病についてノート整理をしておく。
7 現代生活とストレス(3)心の健康とストレスマネジメント
【事前学習】ストレスマネジメントについて調べておく。
【事後学習】心の健康とストレスマネジメントについてノートを整理しておく。
8 健康な食生活
【事前学習】健康な食生活に関するテキスト部分を読んでおく。
【事後学習】授業を参考に健康な食生活に関する自分の考えをまとめておく。
9 運動と休養による健康づくり
【事前学習】運動と休養に関するテキスト部分を読んでおく。
【事後学習】授業を参考に運動と休養に関する自分の考えをまとめておく。
10 健康リスク要因と行動および成人期の医療現場における心理社会的課題及びレポートに関する説明
【事前学習】健康リスク要因に関するテキスト部分を読んでおく。
【事後学習】授業を参考に健康リスク要因関する自分の考えおよび成人期の医療現場における心理社会的課題及び必要な支援についてノートを整理しておく。
11 女性と健康および小児科・母子保健領域における心理社会的課題及び必要な支援
【事前学習】女性と健康に関する問題を調べておく。
【事後学習】女性と健康および小児科・母子保健領域における心理社会的課題及び必要な支援についてノート整理をしておく。
12 高齢者と健康および高齢者の医療現場における心理社会的課題及び必要な支援
【事前学習】高齢者と健康に関する問題を調べておく。
【事後学習】高齢者と健康および高齢者の医療現場における心理社会的課題及び必要な支援についてノートを整理しておく。
13 災害時等に必要な心理に関する支援・医療現場における心理社会的課題及び必要な支援
【事前学習】災害時等における心理支援について調べておく。
【事後学習】災害時および医療現場における心理社会的支援やその課題についてノートを整理しておく。
14 試験と解説
授業内に試験を行い,授業の理解度の確認と追加の解説を行う。
【事前学習】第1回~第13回までの内容をテキスト,ノートを用いて復習しておく。
【事後学習】学修した内容を整理しておく。
15 まとめ これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。
【事前学習】これまでの学習で通して健康心理学で学んだ健康とウェルビーングに関するポイントを振り返る。
【事後学習】第14回目で解説した内容をノートを用いて復習しておく。
その他
教科書 島井哲志・長田久雄・小玉正博(編) 『健康心理学・入門 健康なこころ・身体・社会づくり (有斐閣アルマ)』 有斐閣 2012年 第2版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業内テスト(70%)
オフィスアワー 木曜13:30~14:30
本館3階 心理学科 依田研究室

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