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特別研究B

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科目名
平成28年度以降入学者
特別研究B
教員名 橋本拓也
単位数    3 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 物理学科
学期 後期 履修区分 必修
授業概要 実験的研究手法を用いて,自然科学の研究を体験する。
授業のねらい・到達目標 燃料電池材料の研究を中心として,機能性酸化物の熱力学・結晶化学をベースとする実験的な研究の進め方を身に付ける。
この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP4,DP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応している。
授業の方法 燃料電池材料・センサー材料・環境浄化材料として応用されている機能性酸化物の合成・結晶構造解析・導電機構解析・熱力学による反応予測を実施し、最先端の物質の実験的な研究方法を実践する。また報告会での研究報告を通じてプレゼンテーションの仕方・ディスカッションによる研究の深め方を身に付けていただく。さらにセミナーによって研究活動に必須の熱力学・結晶化学・電気化学など基本的な学問を実践的に学習していただく。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
履修条件 学科で定められた条件および特別研究Aの単位を取得済みであること
授業計画
1 試料合成の実習ー固相反応法
2 試料合成の実習ー液相合成法
3 結晶構造解析の実習ーX線回折
4 結晶構造解析の実習ーX線回折、データベースとの比較法
5 結晶構造解析の実習ー高温X線回折
6 結晶構造解析の実習ーリートベルト解析
7 構造模型の描画ーソフトを用いた結晶構造解析
8 導電特性測定の実習ー電極の設置方法
9 導電特性の実習ー回路の組み方
10 導電特性の実習ー高温での導電特性
11 導電特性の実習ーガス雰囲気の制御方法
12 熱力学の復習
13 熱力学データベースの使い方
14 熱力学データベースによる反応場計算
15 まとめのレポート作成
その他
教科書 各自の研究テーマに合わせて紹介する。
参考書 各自の研究テーマに合わせて紹介する。
成績評価の方法及び基準 最終的な評価は学期末のレポートで評価するが、合格レポートを作成するには平常からの実験や報告会・セミナーへの積極的参加が必要である。(100%)
オフィスアワー 講義終了後

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