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理科実験(生物)

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科目名 理科実験(生物)
教員名 澤田博司
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 生命科学科、コース科目
学期 半期 履修区分 選択
授業概要 生物の構造と機能を探る。
授業のねらい・到達目標 教職科目であるため、現場で実践できる内容の、細胞の構造と機能・身体の仕組み・酵素反応等のテーマをいくつか実習し、生物の理解を深める事がねらいである。生物学実験で多用される形態学的・生化学的実験の指導法と結果の表現法の指導法の習得が到達目標である。
授業の方法 配布するテキストをもとにして、顕微鏡を使用しての細胞の構造と生理現象の観察、酵素を用いた反応の条件設定や、生化学的実験で多用される各種器具、試薬、機器の取り扱い等を実習する。
履修条件 教育学科・地理学科・地球科学科・物理学科・化学科2年次生の受講優先。
教育学科の受講者は,1年次に生物系の科目を履修している事が望ましい。


受講指定。

[前期]月曜日4・5時限 物理学科

[後期]月曜日4・5時限 化学科

物理学科,化学科の受講者は指定以外の受講は不可。

教育学科,地理学科,地球科学科の受講は,前期,後期のどちらでも可とするが,なるべく事前にどちらを選択するのかを知らせること。

また,初回のガイダンスに出席しない者は受講が不可になります。
授業計画
1 ガイダンス(実験全般の諸注意,危険対策,成績評価に関して説明する)

顕微鏡観察における生物学的スケッチ法

【事前学習】
シラバスを事前に調べておく。
【事後学習】
実験における注意事項と危険対策について復習し,次回からの実験に備える。また,生物学的スケッチ,レポートの作成等の重要点をまとめておく。
2 生物顕微鏡(光学顕微鏡)の構造と操作法 

レポート作成に関する諸注意

【事前学習】
光学顕微鏡について再確認し,忘れている箇所を調べておく。

【事後学習】
光学顕微鏡の各部の名称と機能,メカニカルステージの目盛りの読み方等をまとめておく。
3 顕微鏡的計測法

【事前学習】
対物ミクロメーターと接眼ミクロメーターについて調べておく。
【事後学習】
観察した細胞の形態的な特徴をまとめ,その特徴に関して考察する。
4 植物細胞の観察と原形質分離

【事前学習】
原形質分離について調べておく。
【事後学習】
観察した細胞の形態学的な特徴と原形質分離の起き方についてまとめておく。
5 葉の外部形態と横断面の観察

【事前学習】
植物の組織と器官について調べておく。
【事後学習】
観察した葉の外部形態の特徴と葉の横断面に観察される組織の特徴をまとめ,その特徴に関して考察する。
6 単子葉・双子葉植物の維管束の観察

【事前学習】

単子葉植物と双子葉植物について確認し,忘れている箇所を調べておく。

【事後学習】

単子葉植物と双子葉植物の茎の維管束の相違についてまとめ,その特徴に関して考察する。
7 植物の体細胞分裂の観察

【事前学習】
体細胞分裂について調べておく。
【事後学習】
植物の体細胞分裂の特徴をまとめ,その特徴に関して考察する。
8 ゾウリムシの行動観察と細胞内小器官の観察

【事前学習】
ゾウリムシについて確認をし,忘れている箇所を調べておく。
【事後学習】
ゾウリムシの行動と形態的な特徴についてまとめておく。
9 海産甲殻類幼生の観察

【事前学習】

海産甲殻類の発生過程を調べておく。

【事後学習】

数種類の海産甲殻類幼生の形態的な特徴をそれぞれまとめ,その形態に関して考察する。
10 タンパク質の定量法

【事前学習】
Folin-Lowry法について調べておく。
【事後学習】
タンパク質の定量を行う際の注意事項と重要点をまとめ,測定したタンパク質濃度に関する考察を行う。
11 酵素活性の測定

【事前学習】
酵素の活性測定法について調べておく。
【事後学習】
酵素活性における反応時間の影響についてまとめ,その考察を行う。
12 酵素反応の温度・pHによる影響

【事前学習】

酵素の至適温度,指摘pHについて調べておく。

【事後学習】

酵素反応における至適温度と至適pHについてまとめ,酵素反応の至適温度と至適pHについて考察を行う。
13 コンピューターによるデータ処理(1)
タンパク質の定量の実験で得られた値を基にしたデータ処理

【事前学習】
タンパク質の定量の実験を再確認し,MSエクセルとMSワードの操作法ついて調べておく。
【事後学習】
タンパク質の定量のグラフ作成に着目したMSエクセルとMSワードの操作上の注意点をまとめておく。
14 コンピューターによるデータ処理(2)
酵素活性の実験で得られた値を基にしたデータ処理

【事前学習】
酵素活性の実験を再確認し,MSエクセルとMSワードの操作法ついて調べておく。
【事後学習】
酵素活性のグラフ作成に着目したMSエクセルとMSワードの操作上の注意点をまとめておく。
15 理科実験(生物)の総括,到達度確認とその解説





【事前学習】

これまでの実験テーマの中で理解不足や理解困難であったと思われる項目についてまとめておく。

【事後学習】


理解不足であったテーマについて理解できるようになった点を詳細にまとめ,実験におけるその重要性を理解しておく。
16 【事前学習】

【事後学習】
17 【事前学習】

【事後学習】
18 【事前学習】

【事後学習】
19 【事前学習】

【事後学習】
20 【事前学習】

【事後学習】
21 【事前学習】

【事後学習】
22 【事前学習】

【事後学習】
23 【事前学習】

【事後学習】
24 【事前学習】

【事後学習】
25 【事前学習】

【事後学習】
26 【事前学習】

【事後学習】
27 【事前学習】

【事後学習】
28 【事前学習】

【事後学習】
29 【事前学習】

【事後学習】
30 【事前学習】

【事後学習】
その他
教科書 『「生物学実験マニュアル」』
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(20%)、授業参画度(60%)、実験に取り組む姿勢や態度(20%)
毎回の実験に取り組む態度を重視する事はもとより,教員を志す者として相応しい態度や言動などを行っているかについても観察し,総合的に成績を判断します。
従って、全て出席し,レポートを提出していても単位が取得できない学生も例年いますので,心して履修して下さい。
授業参画度は,主レポートの指摘箇所に関するリアクションペパーパーの質を評価する。
オフィスアワー 月~金、10時〜18時,本館6階 生命科学科 研究室603
備考 履修条件にあるように、物理学科,化学科は,指定以外の曜日・時限での受講は、基本的には出来ませんので注意して下さい。ただし,特別な理由がある場合の事前相談は受け付けています。
また,履修希望者が多くなった場合,「生物学概論」「基礎生物学1,2」「生物の基礎1,2」「生命科学概論1,2」のいずれかを既に履修している者を優先します。

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