文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 教職コース > 人文地理学概論２

検索したい科目／教員名／キーワードを入力し「検索開始｣ボタンをクリックしてください。

※教員名では姓と名の間に１文字スペースを入れずに、検索してください。

日本大学ロゴ

ここからメインコンテンツ

人文地理学概論２

科目名	人文地理学概論２
教員名	清水和明
単位数	2	学年	2～4	開講区分	文理学部
科目群	コース科目
学期	後期	履修区分	必修

授業概要	人文地理学の視点から，我々の生活の舞台である都市や村落の形態的な特徴，現代世界の生活文化，地域問題の現状について学ぶ。
授業のねらい・到達目標	空間スケールでの現象の多様性と相互関係性を考察する能力を習得する。現代世界の地域問題を人文地理学の見方・考え方を基づいて考察できるようになる。
授業の方法	プレゼンテーションソフトを用いた講義形式で進めます。本授業の事前・事後学習は，各2時間の学習を目安とします。

授業計画
1	ガイダンス―講義内容の説明― ［事前学習］シラバスを読み，講義内容を確認すること。［事後学習］地図帳を利用して，地名・位置を把握しておくこと。
2	人文地理学とはどのような学問か―空間，場所，景観― ［事前学習］人文地理学とはどのような学問だと思うか，各自の考えをまとめてくること。［事後学習］学修した内容をノートに整理するとともに，授業内に示した参考文献を読むこと。
3	地域と景観（１）―都市の構造と景観― ［事前学習］日本の都市と欧米の都市の違いを整理してくること。［事後学習］学修した内容をノートに整理するとともに，授業内に示した参考文献を読むこと。
4	地域と景観（２）―村落の形態と景観― ［事前学習］日本の代表的な村落の形態について調べてくること。［事後学習］学修した内容をノートに整理するとともに，授業内に示した参考文献を読むこと。
5	地域と景観（３）―過去の景観の復元― ［事前学習］身近な地域の旧版地形図と最新の地形図を比較し，その違いをまとめてくること。［事後学習］学修した内容をノートに整理するとともに，授業内に示した参考文献を読むこと。
6	地域と景観（４）―景観保全にかかわる地理学的な見方・考え方― ［事前学習］景観保全を行っている地域（任意）の取組みを調べてくること。［事後学習］学修した内容をノートに整理するとともに，授業内に示した参考文献を読むこと。
7	社会と文化（１）―文化の伝播― ［事前学習］新大陸からヨーロッパへ伝わった農産物の中から一つを選び，その伝播の経路をまとめてくること。［事後学習］学修した内容をノートに整理するとともに，授業内に示した参考文献を読むこと。
8	社会と文化（２）―言語の地域差― ［事前学習］世界の言語の分布について調べてくること。［事後学習］学修した内容をノートに整理するとともに，授業内に示した参考文献を読むこと。
9	社会と文化（３）―社会集団と行動― ［事前学習］民族の分布について調べてくること。［事後学習］学修した内容をノートに整理するとともに，授業内に示した参考文献を読むこと。
10	社会と文化（４）―宗教と生活のかかわり― ［事前学習］3大宗教の特徴について整理してくること。［事後学習］学修した内容をノートに整理するとともに，授業内に示した参考文献を読むこと。
11	現代世界の地域問題（１）―環境問題，資源エネルギー問題― ［事前学習］世界のエネルギー事情について調べてくること。［事後学習］学修した内容をノートに整理するとともに，授業内に示した参考文献を読むこと。
12	現代世界の地域問題（２）―地域間経済格差― ［事前学習］最低賃金の地域差について調べてくること。［事後学習］学修した内容をノートに整理するとともに，授業内に示した参考文献を読むこと。
13	現代世界の地域問題（３）―グローバル化にともなう幾つかの問題― ［事前学習］グローバル化の進展によって生じた問題を調べてくること。［事後学習］学修した内容をノートに整理するとともに，授業内に示した参考文献を読むこと。
14	授業内容の補足（第13回目までの講義内容について質疑応答を行う）［事前学習］配布資料と各自のノートを見直すこと。［事後学習］学修した内容をノートに整理するとともに，授業内に示した参考文献を読むこと。
15	授業の総括（これまでの復習・解説を行い，授業の理解を深める）［事前学習］配布資料と各自のノートを見直すこと。［事後学習］学修した内容をノートに整理するとともに，授業内に示した参考文献を読むこと。

その他
教科書	教科書は使用しません。配布資料に基づいて授業を進めます。
参考書	上野和彦・椿　真智子・中村康子編著『地理学基礎シリーズ1　地理学概論』朝倉書店 2015年第2版人文地理学会編『人文地理学事典』丸善出版 2013年森島　済・赤坂郁美・羽田麻美・両角政彦共訳『マシューズ＆ハーバート　地理学のすすめ』丸善出版 2015年このほか，授業内で適宜紹介します。
成績評価の方法及び基準	レポート(30%)、授業内テスト(70%)
オフィスアワー	授業終了後，講師室にて対応します。
備考	日頃より身近な地域の出来事や現代世界の様々な現象や問題について関心を持つように心がけてください。

↑このページのトップ