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人類学２

科目名	人類学２
教員名	河辺俊雄
単位数	2	学年	1～4	開講区分	文理学部
学期	後期	履修区分	選択

授業概要	人類と地球環境の関係と環境問題
授業のねらい・到達目標	人類は進化し、発展し続けた結果、人口が爆発的に増加し、地球環境とのバランスが崩れ、深刻な地球環境問題が起こっている。進化的観点から人類と地球環境の関係をとらえ、現在の地球環境問題を検討し、人類の未来に不可欠である環境との調和の回復を考える。この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーＤＰ１，DP３及びカリキュラムポリシーCP２，CP６に対応しています。
授業の方法	（1）プレゼンテーションの方法テキストや配布資料を参照しながら、人類と環境との関係をあつかう人類生態学を講義し、主要な環境要因に対する人類の適応を理解できるようにする。爆発的に増加した人類の諸活動によって生じた地球環境問題について、そのメカニズムや現状を説明する。新たな環境問題などのトピックスも加えながら、映像資料を使用してその実態を検討する。（2）授業形態（講義形式）
履修条件	ランダム抽選を行うので、抽選科目への登録を行い、当選となった者。

授業計画
1	ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する) ［事前学習］シラバスを事前に確認すること。［事後学習］第２回以降の授業に備え、教科書の「はじめに」や目次を読んでおくこと。
2	人類生態学の概要・環境認識を学ぶ。［事前学習］教科書序章を読んでおくこと。BlackBoardで配布資料をダウンロードしておくこと。［事後学習］映像資料の内容をまとめておくこと。
3	生態学の基本概念・生態系を学ぶ。［事前学習］教科書第１章を読んでおくこと。［事後学習］映像資料の内容をまとめておくこと。
4	定住生活・農耕の始まりを学ぶ。［事前学習］教科書第３章を読んでおくこと。［事後学習］映像資料の内容をまとめておくこと。
5	人間の社会と生業を学ぶ。［事前学習］教科書第４章を読んでおくこと。［事後学習］映像資料の内容をまとめておくこと。。
6	身体適応・成長・加齢を学ぶ。［事前学習］教科書第５章を読んでおくこと。［事後学習］映像資料の内容をまとめておくこと。
7	行動と活動を学ぶ。［事前学習］教科書第６章を読んでおくこと。［事後学習］映像資料の内容をまとめておくこと。
8	食物と栄養を学ぶ。［事前学習］教科書第７章を読んでおくこと。［事後学習］映像資料の内容をまとめておくこと。
9	環境と病気・伝染病を学ぶ。［事前学習］教科書第８章を読んでおくこと。［事後学習］映像資料の内容をまとめておくこと。
10	人口増加・人口転換を学ぶ。［事前学習］教科書第９章を読んでおくこと。［事後学習］映像資料の内容をまとめておくこと。
11	人口変動・出生・死亡および人口問題を学ぶ。［事前学習］教科書第１０・１１章を読んでおくこと。［事後学習］映像資料の内容をまとめておくこと。
12	エネルギーと資源を学ぶ。［事前学習］教科書第１２章を読んでおくこと。［事後学習］映像資料の内容をまとめておくこと。
13	ライフスタイルと環境を学ぶ。［事前学習］教科書第１３章を読んでおくこと。［事後学習］映像資料の内容をまとめておくこと。
14	地球環境問題の現状と今後を学ぶ。［事前学習］教科書第１５章を読んでおくこと。［事後学習］映像資料の内容をまとめておくこと。
15	まとめ（これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める）［事前学習］これまでの学習内容で疑問に思ったことをまとめること。［事後学習］人類学２で学習した内容を復習し、整理すること。

その他
教科書	大塚柳太郎・河辺俊雄ほか『人類生態学』東京大学出版会 2012年第2版
参考書	授業中に指示する
成績評価の方法及び基準	授業内テスト(60%)、授業参画度(40%) 授業内テストは30分で３回行う。テキスト・配付資料・自筆ノートを参照して、各問300字程度で解答する。これは、プレゼンテーションで1分間のスピーチ原稿を作成するためのスキルアップを目的の一つとしている。なお、授業内テストの日程は予告しない。出席確認は学生証を利用して行うので、学生証を必ず持参すること。公欠は大学の基準に従って処理する。
オフィスアワー	授業終了後、本館２階講師室で30分程度
備考	人類学１を履修していることが望ましい資料はBlackBoardで配布する。履修制限となるので、履修登録に注意すること。

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