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中国語学特殊研究6

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科目名 中国語学特殊研究6
教員名 渡邉登紀
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 『鶴林玉露』を用いて原典講読のトレーニングを行いながら、修士論文の作成に向けた古典文学の諸問題に関する講義を行う
授業のねらい・到達目標 中国の古典文学の作品・研究論文を読み、同分野の理解を深め、自ら古典文学で古典文献の扱い方を習得し、中国古典文学の読解力を養い、理解を深めることを目的とする(この科目は文理学部(修士(中国学))のディプロマポリシーDP〓及びカリキュラムポリシーCP〓に対応しています)
授業の方法 少人数による演習形式(履修者による輪読)をとる
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標および授業方法について説明する)
[事前学習]シラバスをよく読んでおく
[事後学習]第2回以降に備えて、中国古典文学史の変遷を整理しておく
2 研究のための工具書の紹介
[事前学習]第1回に配布されたプリントをよく読み、要点を整理しておく
[事後学習]紹介された工具書の書影を図書館等で収集する
3 研究のための基礎的文献の紹介
[事前学習]第2回配布されたプリントをよく読み、要点を整理しておく
[事後学習]紹介された文献を図書館等で収集する
4 作品選読(1)『鶴林玉露』より「詩興」
[事前学習]当該範囲を辞書・工具書を用いて訳しておくこと
[事後学習]授業内で指摘された誤訳の箇所を訂正し、修正稿を作成する
5 作品選読(2)『鶴林玉露』より「詩興」
[事前学習]当該範囲を辞書・工具書を用いて訳しておくこと
[事後学習]授業内で指摘された誤訳の箇所を訂正し、修正稿を作成する
6 作品選読(3)『鶴林玉露』より「詩禍」
[事前学習]当該範囲を辞書・工具書を用いて訳しておくこと
[事後学習]授業内で指摘された誤訳の箇所を訂正し、修正稿を作成する
7 作品選読(4)『鶴林玉露』より「詩禍」
[事前学習]当該範囲を辞書・工具書を用いて訳しておくこと
[事後学習]授業内で指摘された誤訳の箇所を訂正し、修正稿を作成する
8 論文選読(1)主題
[事前学習]当該論文を読み、その主題について400字以内にまとめておく
[事後学習]授業内での指摘を元に、再度、その主題を400字以内にまとめる
9 論文選読(2)論の組み立て
[事前学習]当該論文を読み、その論の組み立てについて見取り図を作成する
[事後学習]授業内での指摘を元に、再度、その論の組み立てについての見取り図を作成する
10 論文選読(3)要約
[事前学習]当該論文を読み、2000字以内に要約する
[事後学習]授業内での指摘を元に、1500字以内に要約する
11 作品選読(5)『鶴林玉露』より「九日詩」
[事前学習]当該範囲を辞書・工具書を用いて訳しておくこと
[事後学習]授業内で指摘された誤訳の箇所を訂正し、修正稿を作成する
12 作品選読(6)『鶴林玉露』より「淵明詠雪」
[事前学習]当該範囲を辞書・工具書を用いて訳しておくこと
[事後学習]授業内で指摘された誤訳の箇所を訂正し、修正稿を作成する
13 作品選読(7)『鶴林玉露』より「詩畳字」
[事前学習]当該範囲を辞書・工具書を用いて訳しておくこと
[事後学習]授業内で指摘された誤訳の箇所を訂正し、修正稿を作成する
14 中間報告会(1)
[事前学習]各自でレジュメを作成する
[事後学習]発表者は指摘されたことを整理する。発表者以外は、発表者の概要を要約する。
15 中間報告会(2)
[事前学習]各自でレジュメを作成する
[事後学習]発表者は指摘されたことを整理する。発表者以外は、発表者の概要を要約する。
その他
教科書 『鶴林玉露』
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
オフィスアワー 月曜3限。事前のアポイントメントが望ましい。

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