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生物化学特論Ⅰ

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科目名 生物化学特論Ⅰ
教員名 垣田浩孝
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 海藻は糖質関連物質を多量に含む生物であるため、海藻の生物化学を展開するためには糖質化学の知識が必要である。そこで糖質化学の知識を得ることを目的として、当該授業では糖質化学なかでも糖質の構造、機能及びその分析方法に関して講義する。具体的には糖質の化学構造、性質、代謝物としての意味、多糖、機能性糖質及びその分析方法について講義する。
授業のねらい・到達目標 糖質の化学物質としての特徴や生物にとっての役割を説明できるようになることを目的とする。また糖質関連物質を扱う上で必要な糖質分析方法についても説明できるようになることも目的とする。
授業の方法 スライド(パワーポイント)と配布印刷物を用いて、講義形式で行う。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安にします。
授業計画
1 ガイダンス(糖質化学の知識を得るという授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
[事前学習]シラバスを事前に確認すること。
[事後学習」第1回授業での配布印刷物を復習しておくこと。
2 単糖の構造と名称について講義する。
[事前学習]単糖とは何かを予習しておくこと。
[事後学習]第2回授業での配布印刷物を復習しておくこと。
3 単糖の異性体について講義する。
[事前学習]異性体とは何かを予習しておくこと。
[事後学習]第3回講義での配布印刷物を復習しておくこと。
4 単糖の変旋光について講義する。
[事前学習]旋光度とは何かを予習しておくこと。
[事後学習]第4回講義での配布印刷物を復習しておくこと。
5 単糖の酸化反応について講義する。
[事前学習]単糖の定義は何かを予習しておくこと。
[事後学習]第5回講義での配布印刷物を復習しておくこと。
6 多糖の応用例について講義する。
[事前学習]多糖とは何かを予習しておくこと。
[事後学習]第6回講義での配布印刷物を復習しておくこと。
7 単糖に含まれる酸について講義する。
[事前学習]アルドン酸とは何かを予習しておくこと。
[事後学習]第7回講義での配布印刷物を復習しておくこと。
8 単糖と強酸との反応について講義する。
[事前学習]フルフラールの構造について予習しておくこと。
[事後学習]第8回講義での配布印刷物を復習しておくこと。
9 単糖とアルカリの反応について講義する。
「事前学習」エピマーとは何か予習しておくこと
[事後学習]第9回講義での配布印刷物を復習しておくこと。
10 単糖のアノマー性水酸基について講義する。
[事前学習]アノマーとは何かを予習しておくこと。
[事後学習]第10回講義での配布印刷物を復習しておくこと。
11 単糖の過ヨウ素酸酸化等について講義する。
[事前学習]過ヨウ素酸酸化とは何かを予習しておくこと。
[事後学習]第11回講義での配布印刷物を復習しておくこと。
12 天然産単糖について講義する。
[事前学習]天然産単糖のうち一つについて予習しておくこと。
[事後学習]第12回講義での配布印刷物を復習しておくこと。
13 高速液体クロマトグラフィーを用いた単糖の分析方法について講義する。
[事前学習]高速液体クロマトグラフィーとは何かを予習しておくこと。
[事後学習]第13回講義での配布印刷物を復習しておくこと。
14 試験と解説
[事前学習]これまでの授業の内容を復習すること。
[事後学習]学修した内容の整理をする。
15 まとめ(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。)
[事前学習]これまでの授業での配布印刷物を復習しておくこと。
その他
教科書 使用しない
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 授業参画度(20%)と試験(80%)を総合的に評価する。(100%)
授業参画度は、毎回のリアクションペーパー等で授業参画度を評価します。
オフィスアワー 金曜日4時限、本館7開、研究室703。ただし不在の時もあるので事前に要連絡。

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