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自然科学基礎ゼミナール1

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科目名
平成27年度以前入学者
自然科学基礎ゼミナール1
教員名 鈴木俊夫
単位数    1 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 物理学科
学期 前期 履修区分 必修
授業概要 日本大学が目指す「自主創造型パーソン」への第一歩
授業のねらい・到達目標 日本大学の卒業生として、自分で勉学・仕事のテーマを設定でき実施することのできる「自主創造型パーソン」となることを目指して、基本的な学術や学問の方法論を身につける。
この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP4,DP6及びカリキュラムポリシーCP1,CP9に対応している。
授業の方法 初回のガイダンスで目指すべき「自主創造型パーソン」とは何かを解説するとともに、現在の学問能力を図ってグループ分けをするための数学・理科のテストを実施する。2回目の講義で日大の歴史を振り返りつつ先人の目指した「自主創造型パーソン」とは何かをイメージを持っていただくとともに、前回の基本的なテストについて反省点を洗い出して、これからの勉強の指針をクリアにしていただく。3回目の講義からは少人数のグループに分かれて、基本的な学術を身に付けるのみならず、積極的に質問・意見交換・プレゼンテーションを実施できるようになることを目標とする。
具体的に解説する学問分野は学生のレベルを判断して決めるが、講義・実験などで理解できなかったところの補修、物理の理解に必要となる微分・積分・ベクトル・線形代数の解説、基本的な力学・電磁気学・化学の解説が含まれる。また学生のレベルによっては一方的な講義形式だけではなく、調べてきたことや解いてきた問題のプレゼンテーション形式、問題の回答に関してのディスカッション方式を取り入れる。プレゼンテーションやディスカッションの参画具合は成績に反映する。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 「自主創造型パーソン」とは何かのガイダンスおよびディスカッション。今後のための学力審査
2 「自主創造型パーソン」の具体的なイメージを持つために日本大学の歴史の解説。前回の学力審査の反省点の洗い出しと今後の学習方針について、講義と場合によってはディスカッション
3 物理量の概算
[事前学習] 基楚的物理量の値の学習
[事後学習] オーダー計算の方法の復習
4 微分演習  
[事前学習] べき級数、三角関数の復習
[事後学習] 積の微分、合成関数の微分の復習
5 積分演習
[事前学習] 指数関数、対数関数の復習
[事後学習] 部分積分、置換積分法の復習
6 テイラー展開
[事前学習] テイラー展開の公式の学習
[事後学習] オイラーの公式の習得と復習
7 複素数 
[事前学習] 複素平面の復習
[事後学習] 極形式表示の復習、三角関数の公式の導出方法の理解
8 べクトル
[事前学習] ベクトル表示の学習
[事後学習] ベクトルの和、差、内積、外積の復習
9 電場のベクトル表示
[事前学習] 静電場の復習
[事後学習] 物理の問題におけるベクトルの和の方法の復習
10 円運動、仕事と中心力のポテンシャル
[事前学習] 円運動の復習
[事後学習] 重力、クーロンポテンシャルの復習
11 回転と行列
[事前学習] 平面内の回転の学習
[事後学習] 行列の積の復習
12 行列式と逆行列
[事前学習] 逆行列の学習
[事後学習] 連立方程式の解法の理解
13 一次独立、基底
[事前学習] 基底の概念の学習
[事後学習] 規格直交基底の復習
14 行列の固有値
[事前学習] 固有値問題の学習
[事後学習] 対角化の方法の復習
15 共鳴振動、強制振動
[事前学習] 微積分、複素数の復習
[事後学習] 物理の問題の解法での数学の有効性の理解
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
プレゼンテーションやディスカッションへの参画度は評価対象となる。
授業参画度は,毎回の講義中における質疑応答で評価します。
オフィスアワー 授業終了時

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