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社会福祉学

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令和2年度入学者 社会福祉学
教員名 田中謙
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 この授業は基本的に「Blackboard」にて「課題研究」(15回)で行うこととする。
Blackboard:20200133
授業概要 本講義では、社会福祉の基礎について、現代日本社会における社会福祉の必要性を社会システムの関係から概説する。特に社会福祉制度および行政、政策は、政治・社会情勢や関連する政策領域やを理解することが必要であり、社会福祉学の基礎として具体的事例を通して社会福祉に関する理解の深化を図る。
授業のねらい・到達目標 本講義は現代日本社会における社会福祉の必要性を理解した上で、社会福祉学が対象とする社会福祉政策と社会福祉実践を体系的に学ぶことを通して、社会福祉原理を理解することをめざす。特に日本における戦後の社会福祉制度と福祉政策の展開を中心に理解し、今日の社会問題に関心を寄せ、専門的価値を中心に置いた問題解決のあり方に関する基礎的な知識の取得を図ることを目標とする。
 この科目は文理学部のDP及びCP2,3,4に対応しています。
 この講義を通して、以下の3つの資質・能力の育成をめざす(「自主創造の基礎1・2ルーブリック」より)。
・「世界の現状を理解し、説明する力」:世界諸国の歴史や政治、経済、文化、価値観、信条などの現状を概説できる(A-2-1)。
・「論理的・批判的思考力」:仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的に考察することの重要性を説明で
きる(A-3-1)。
・「問題発見・解決力」:事象を注意深く観察して、解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。
授業の方法 (1)本講義は2020(令和2)年9月24日から2021(令和3)年1月14日までの授業期間中の授業日に、「Blackboard」「Google Classroom」等を通じて授業資料を配布する。
(2)授業資料を参考に、自ら文献・webサイト等での自主的な調べ学習に取り組みながら学修を行う。
(3)各回課題が提出されるため、期日までに課題に取組むこと(課題提出は基本的に授業日当日23:59までに「Blackboard」「Google Classroom」等指示された方法で提出すること)。
(4)フィードバックのため、課題のポイントを示すこととする。解説を用いて事前学習・事後学習を行うこと。
(5)期末試験も試験問題を送信する(状況に応じて期末レポート課題に振替を行う)。
(6)課題の提出は「Blackboard」「Google Classroom」等での提出を予定しているため、「Blackboard」「Google Classroom」等が使用できるように準備しておくこと。
授業計画
1 オリエンテーション:現代社会における社会問題と社会福祉が必要とされる背景要因について概説する(A-2-1)。
【事前学習】シラバスを読み込み、授業概要について学習ノートをあらかじめ作成する。 (2時間)
【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
2 社会福祉(学)の目的・目標と基本構造:社会福祉(学)の目的・目標と基本構造について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、社会福祉学の目的・目標と社会福祉の基本構造についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
3 社会保障制度の概要①:「社会保険」「公的扶助」制度について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「社会保険」「公的扶助」制度についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
4 社会保障制度の概要②:「社会福祉」「保健医療・公衆衛生」制度について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「社会福祉」「保健医療・公衆衛生」制度についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
5 社会福祉史①:戦後から1960年代の日本の社会福祉制度の特徴について、主に「福祉三法」「福祉六法」時代に関して概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、戦後から1960年代の「福祉三法」「福祉六法」時代の日本の社会福祉制度についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
6 社会福祉史②:1970年代以降の日本の社会福祉制度の特徴について、主に「社会福祉基礎構造改革」に関して概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、1970年代以降の日本の社会福祉制度についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
7 社会福祉政策:日本の社会福祉政策の特徴について概説する(A-2-1)。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、日本の社会福祉政策の特徴についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
8 社会福祉におけるニーズ:社会福祉におけるニーズについて、主に「貨幣的ニーズ」「非貨幣的ニーズ」に関して概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、社会福祉におけるニーズについてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
9 ソーシャルワーク理論:ソーシャルワーク理論について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、ソーシャルワーク理論についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
10 相談援助の原理:相談援助の原理について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、相談援助の原理についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
11 社会福祉の現状①「保育」:社会福祉の現状について、主に「保育」現場の実情を事例に概説する(A-3-1)(A-4-1)。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「保育」についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
12 社会福祉の現状②「障害者福祉」:社会福祉の現状について、主に「障害者福祉」現場の実情を事例に概説する(A-3-1)(A-4-1)。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「障害者福祉」についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
13 社会福祉の現状③「地域福祉」:社会福祉の現状について、主に「地域福祉」現場の実情を事例に概説する(A-3-1(A-4-1))。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「地域福祉」についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
14 社会福祉の現状④「スクールソーシャルワーク」:社会福祉の現状について、主に「スクールソーシャルワーク」現場の実情を事例に概説する(A-3-1)(A-4-1)。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「スクールソーシャルワーク」についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
15 授業総括:授業総括を行い、今後の日本社会における社会福祉のあり方を考えていくための視座を提示する(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1)。
【事前学習】これまで作成・整理してきた学習ノートを加筆・修正し、仕上げる。 (2時間)
【事後学習】授業総括に基づきテスト内容の復習を行う。 (2時間)
その他
教科書  教科書は特に定めません。授業時にはプリント(資料)を配布します。また必要に応じてあらかじめ持参する資料等を指示します(例:厚生労働省WEBサイトのコピー等)。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 試験(75%)、授業参画度:授業内課題(25%)
 期末テストおよび授業内課題の状況で評価します。
オフィスアワー Eメールアドレスを伝えますので、必要に応じてメールでも受け付けます。
備考 本科目は2020(令和2)年度以降入学者が履修可能な科目です。

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