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生命科学

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令和2年度入学者 生命科学
令和元年度以前入学者 生命科学1
教員名 濵﨑雄太
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 オンデマンド授業(PowerPointによるスライド資料配信)
BlackboardID:20200157
授業概要 基本的な生命現象の分子基盤
まず,生命体がどのようなものであるかその基本概念を解説した後,生物の基本構造である細胞を構成する分子について説明する。そして,DNAという分子に記録されている遺伝情報がどのように伝達し,発現するのか解説する。最後にこれらの分子がどのように細胞を構築しているのか説明する。
授業のねらい・到達目標 <知識>
・生命現象の基本的なしくみを分子レベルで理解し説明できるようになる。
・社会人として身に着けるべき生命科学の知識、考え方を身に着けることを目的とする。具体的には,授業で学習した課題・項目の本質を平易に解説できるようになる。

<能力>
この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3,4,5及びカリキュラムポリシーCP3,4,5に対応しています。
仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(DP3-1)。
事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(DP4-1)。
新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる(DP5-1)。
授業の方法 Blackboardにて音声付スライドを配信する。
各回において小テストを実施する。
履修条件 抽選科目
授業計画
1 生命とは?
生命体がどのようなものであるかその基本概念を解説する。また、本講義で取り扱う授業のテーマや内容、授業スケジュール、成績評価の方法、参考書について説明する。それによって受講生は、授業の準備を具体的に行えるようになる。
【事前学習】シラバスを確認するとともに、生物学、生命科学について調べ、ノートに整理し、講義内容と比較検討できるように準備する。 (2時間)
【事後学習】講義ノートを確認して、自分の学習計画と他の履修科目との関係について検討する。 (2時間)
2 生物の基本構造
生物に共通する基本的な事柄について述べ、生物の基本単位が細胞であることを学習する。
また、第2回の講義範囲について小テストを行う。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】シラバスの第2回目の授業内容を確認するとともに、「細胞」、「原核生物」、「真核生物」について調べ、自分なりの考えをまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを読み、講義を聴講して新しく学んだことをまとめ、説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
3 細胞を構成する物質
生体を構成する主要な物質と生体物質において重要な分子内/分子間の結合について学習する。
また、第3回の講義範囲について小テストを行う。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】シラバスの第3回目の授業内容を確認するとともに、「原子」、「分子」、「電子」、「水分子」について調べ、自分なりの考えをまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを読み、講義を聴講して新しく学んだことをまとめ、説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
4 核酸(DNA・RNA)
遺伝子、ゲノム、DNA、RNAの関係について学び、DNAという物質の中に遺伝情報がどのように保存されているかを学習する。
また、第4回の講義範囲について小テストを行う。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】シラバスの第4回目の授業内容を確認するとともに、「遺伝子」、「ゲノム」、「DNA」について調べ、自分なりの考えをまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを読み、講義を聴講して新しく学んだことをまとめ、説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
5 タンパク質の構造
タンパク質は生体内における重要な有機化合物である。タンパク質の基本単位がアミノ酸であることを知り、タンパ ク質の多様な立体構造がアミノ酸の特性に依存することを学習する。
【事前学習】シラバスの第5回目の授業内容を確認するとともに、「アミノ酸」、「ペプチド結合」について調べ、自分なりの考えをまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを読み、講義を聴講して新しく学んだことをまとめ、説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
6 タンパク質の働き
タンパク質は生体内における重要な有機化合物である。タンパク質が生体内でどのように働いているかを学修する。また、タンパク質の働きがその立体構造に依存することを学習する。
また、第5回、第6回までの講義範囲について小テストを行う。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】シラバスの第6回目の授業内容を確認するとともに、「酵素」、「細胞骨格」、「筋肉」について調べ、自分なりの考えをまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを読み、講義を聴講して新しく学んだことをまとめ、説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
7 細胞周期
細胞は決まった細胞周期に従って成長し複製される。細胞周期の概要とその仕組みについて学習する。
また、第6回の講義範囲について小テストを行う。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】「細胞周期」、「細胞分裂」、「DNAの複製」、「染色体」について調べ、自分なりの考えをまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを読み、講義を聴講して新しく学んだことをまとめ、説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
8 DNAの複製
DNAの複製の概要とその仕組みについて学習する。
また、第8回の講義範囲について小テストを行う。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】シラバスの第7回目の授業内容を確認するとともに、「細胞周期」、「細胞分裂」、「DNAの複製」、「染色体」について調べ、自分なりの考えをまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを読み、講義を聴講して新しく学んだことをまとめ、説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
9 DNAの修復
DNAはたびたび損傷を受けるが、生物にはそれを修復する機能も備わっている。DNAに損傷が起きる要因とその修復機構につい て学習する。
また、第9回の講義範囲について小テストを行う。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】シラバスの第8回目の授業内容を確認するとともに、第4回の内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを読み、講義を聴講して新しく学んだことをまとめ、説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
10 DNAの塩基配列の調べ方
DNAの塩基配列情報を調べる手法について学習する。
また、第10回の講義範囲について小テストを行う。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】第4回、第8回、第9回の内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを読み、講義を聴講して新しく学んだことをまとめ、説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
11 遺伝子発現:転写
遺伝子が持つタンパク質の情報とはタンパク質のアミノ酸の並び順の情報である。DNAに記された遺伝情報は転写、 翻訳という過程を経てタンパク質の合成が行われる。本講義では転写の概要とその仕組みについて学習する。
また、第11回の講義範囲について小テストを行う。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】シラバスの第11回目の授業内容を確認するとともに、「DNA」、「RNA」、「アミノ酸」について調べておく (2時間)
【事後学習】配布プリントを読み、講義を聴講して新しく学んだことをまとめ、説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
12 遺伝子発現:翻訳
遺伝子が持つタンパク質の情報とはタンパク質のアミノ酸の並び順の情報である。DNAに記された遺伝情報は転写、 翻訳という過程を経てタンパク質の合成が行われる。本講義では翻訳の概要とその仕組みについて学習する。
また、第12回の講義範囲について小テストを行う。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】シラバスの第12回目の授業内容を確認するとともに、「mRNA」、「リボソーム」、「コドン」、「アミノ酸」について調べてくる。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを読み、講義を聴講して新しく学んだことをまとめ、説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
13 遺伝子発現:遺伝子発現調節
同一個体内の細胞は同じ遺伝情報を持っている。しかしながら同一個体内には様々な細胞が存在している。同じ遺伝情報から様々な細胞を生み出す仕組みについて学習する。
また、第13回の講義範囲について小テストを行う。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】シラバスの第13回目の授業内容を確認するとともに、「転写」、「複製」の過程について再度復習しておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを読み、講義を聴講して新しく学んだことをまとめ、説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
14 細胞の分化
同一個体内の細胞は同じ遺伝情報を持っている。しかしながら同一個体内には様々な細胞が存在している。同じ遺伝情報から様々な細胞を生み出す仕組みについて学習する。
第14回の講義範囲について小テストを行う。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】シラバスの第14回目の授業内容を確認するとともに、ヒトを構成している細胞の種類について調べておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを読み、講義を聴講して新しく学んだことをまとめ、説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
15 理解度の確認とまとめ
これまでの小テストで判明した理解度が低い内容に対して解説を行うとともに、理解度を小テストで確認する。
【事前学習】これまでの講義で扱った内容について復習しておく (2時間)
【事後学習】試験の解説を受けて講義で学んだ内容を説明できるようにする。 (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 和田勝 『基礎から学ぶ生物学・細胞生物学』 羊土社 2015年 第3版
中村桂子・松原謙一 『細胞の分子生物学(The Cell)』 Newton Press 2018年 第6版
吉村成弘 『大学で学ぶ身近な生物学』 羊土社 2018年 第1版
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:Blackboardで小テストを行う。(100%)
・各回、Blackboardで小テスト行い学んだ内容を説明できるかどうかで、論理的・批判的思考力(A-3)、問題発見・解決力(A-4)」、挑戦力(A-5)を評価する。
オフィスアワー Blackboardに掲示板を開設しているのでそこで質問してください。

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