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令和2年度入学者 | 美術史 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 美術史 | ||||
教員名 | 伊藤已令 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 課題研究にオンライン型遠隔授業を組み合わせる。 |
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授業概要 | 19世紀フランス美術をテーマとする。18世紀末に起こったフランス革命と産業革命は、政治や社会、経済のシステムを大きく変えた。それらは、哲学や文学に影響を与えたように、美術にも大きな変革をもたらす。この授業では、19世紀に起こった美術をとりまくシステムの変化や、ものの見方や表し方の変化、美術の目的の変化などを知り、マネやルノワール、ゴッホなど、よく知られた画家たちの作品を解釈し、彼らがどのような成果を生み出したのかを学ぶ。 本来は90分の対面授業で説明する予定だったが内容を変更し、高階秀爾『フランス絵画史』をテキストとして課題を出し、オンライン授業で内容を補足する。 |
授業のねらい・到達目標 | 19世紀フランス美術をテーマに、西洋美術史の基礎的な知識を学ぶ。近代社会の成立によってもたらされた美術の変化を知り、最終的に学生が自らの力で芸術作品を読み解き、鑑賞や、他の学問分野の論証に役立てることができるようになる。 この科目は文理学部のDP1,3,8及びCP1,3,8に対応しています。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1) ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) ・自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1) |
授業の方法 | テキストとして高階秀爾『フランス絵画史』講談社学術文庫(1990)の第4~5章<十九世紀フランスの絵画(一)(二)>を用いる。約200頁の内容を15回に分けて読み、これに対応した課題を完成させる。テキストの内容を20分程度のオンライン授業で補足する。 Blackboardを通じて、②テキストのPDF、②図版を掲載したPDF、③課題を配信する。オンライン授業は授業時間内に行う。課題は次の授業日前日までにBlackboardに提出すること。 オンライン授業の招待URLはBlackboardに掲載する。 |
履修条件 | なし |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス、革命の芸術、新古典主義(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン/オンデマンド授業)
【事前学習】第1回テキストを、語句や歴史などを調べながら読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第1回課題を完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
2 |
ダヴィッドとその周辺(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン授業)
【事前学習】第2回テキスト、語句や歴史などを調べながら読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第2回課題を完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
3 |
アングルと歴史のパラドックス(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン授業)
【事前学習】第3回テキストを、語句や歴史などを調べながら読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第3回課題を完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
4 |
ロマン主義、ジェリコーとドラクロワ(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン授業)
【事前学習】第4回テキストを、語句や歴史などを調べながら読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第4回課題を完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
5 |
ロマン主義の展開(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン授業)
【事前学習】第5回テキストを、語句や歴史などを調べながら読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第5回課題をを完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
6 |
写実主義、バルビゾンの画家たち(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン授業)
【事前学習】第6回テキストを、語句や歴史などを調べながら読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第6回課題を完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
7 |
ドーミエとクールベ(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン授業)
【事前学習】第7回テキストを、語句や歴史などを調べながら読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第7回課題を完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
8 |
伝統の終焉(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン授業)
【事前学習】第8回テキストを、語句や歴史などを調べながら読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第8回課題を完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
9 |
第2帝政時代の美術(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン授業)
【事前学習】第9回テキストを読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第9回課題を完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
10 |
印象派の理論と技法(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン授業)
【事前学習】第10回テキストを読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第10回課題を完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
11 |
印象派の展開(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン授業)
【事前学習】第11回テキストを、語句や歴史などを調べながら読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第11回課題を完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
12 |
第2回展以降(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン授業)
【事前学習】第12回テキストを、語句や歴史などを調べながら読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第12回課題を完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
13 |
後期印象派(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン授業)
【事前学習】第13回テキストを読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第13回課題を完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
14 |
象徴派の芸術(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン授業)
【事前学習】第14回テキストを、語句や歴史などを調べながら読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第14回課題を完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
15 |
ナビ派とモンマルトルの画家たち(A-1-1)(A-3-1)(課題研究+オンライン授業)
【事前学習】第15回テキストを、語句や歴史などを調べながら読む。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】第15回課題を完成させ1週間以内に提出すること(A-8-1) (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 高階秀爾 『フランス絵画史』 講談社 1990年 テキストはPDFで配布しますが、読みにくい場合もあるので、できるだけ購入してください。 |
参考書 | 高階秀爾監修 『カラー版西洋美術史』 美術出版社 1990年 『世界美術大全集 19~23』 小学館 1997年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:レポートは毎回の課題の小論述を評価する(40%)、授業内テスト:授業内テストは毎回の課題の解答を評価する(40%)、授業参画度:授業参画度は課題の提出状況によって評価する(20%) 課題は1週間内(翌授業日の前日24時)までに提出すること。期限内に提出されない場合は0点とする。課題の小論述の分量が8割に満たないものは減点する。コピペとわかるもの、数人がまったく同じフレーズで記述しているものなど、あきらかに剽窃とわかるものは、その回の課題全体を0点とする。何を調べてもよいが、最終的には自分で考え、自分の言葉で書くこと。 |
オフィスアワー | オンライン授業のチャット、およびBlackboardで質問を受け付ける。直接回答するか、翌週の資料に解説をのせる。 |