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令和2年度入学者 | 美術史 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 美術史 | ||||
教員名 | 郭在祐 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 課題研究型(Blackboard) |
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授業概要 | 東アジアの韓国と日本は中国と共に、他のアジアと異なる一大文化圏を形成している。この三国の文化は互いの共通する普遍性と共に互いを区分付ける独自的特殊性をもっている。隣国である韓国の美術史を通じて歴史、美術(美術史)を理解し、基礎的な知識を学びます。その点に目的を置いて講義を進めていきたい。 |
授業のねらい・到達目標 | 韓国について、韓国の美術について、韓国の歴史についての興味を持ち、配られたプリントや参考文献、授業中に流してる作品らを理解し韓国の歴史、韓国の美について受講する以前と以後どのように意識が変わったのかをしっかり語れるようにしてもらいたい。 授業の最終回にその変化について話し合う。 この科目は日本大学教育憲章ルーブリックの以下の項目に対応しています。 経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる(A-1-1)。 仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。 自己の学修状況の振り返りを行うことができる(A-8-1)。 この科目は文理学部のDP及びCPの1,3,8に対応しています。 |
授業の方法 | 授業は講義形式を中心にしながらパワ-ポイントで多くの作品を投影しながら授業を進めます。理解を深めることで板書とそれに相当する内容はプリントを配ります。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 また、各回において宿題付き要約を配布しその宿題の回答は次回の授業時までに提出する。提出された回答レポ-トは添削して返却する。そして、提出された一部を選んで皆さんとディスカッションをする。 小テストに関しても採点をして返却する。 |
履修条件 | 韓国の美術や文化に本当に興味があって、学習したい、そして、生かしたい気持ちの強い受講生。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(各週授業のテ-マや目標及び授業の方法について細かく説明する)
【事前学習】シラバスを事前に確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容を認識し、関連知識を深める。 (2時間) |
2 |
どうしてこの授業を受講することにしたのかをディスカッションと共に授業中に書いてもらう。(A-3-1)
【事前学習】受講する理由を考えてくる。 (2時間) 【事後学習】整理する。 (2時間) |
3 |
美意識-韓国の丹青-
【事前学習】日本の丹青について考えてみる。 (2時間) 【事後学習】日本と韓国の丹青の相違点と共通点を考える。 (2時間) |
4 |
韓国の亭子(東屋)
【事前学習】亭子(東屋)の意味を把握する(A-1-1)。 (2時間) 【事後学習】亭子(東屋)の役割について理解を深める。 (2時間) |
5 |
韓国伝統絵画の変遷-特に朝鮮王朝時代-
【事前学習】事前に配られた参考文献を調べ、目を通してくる。 (2時間) 【事後学習】時代と社会現象よる絵画変遷の認識を深めること(A-3-1)。 (2時間) |
6 |
室町時代と朝鮮王朝初期の絵画
【事前学習】室町時代絵画に関する文献を調べて学習をする。 (2時間) 【事後学習】影響による両国の絵画関係を再認識する。 (2時間) |
7 |
韓国絵画史を輝かした名作ベスト10-ベスト1~5-
【事前学習】韓国絵画史の参考文献を調べてくる。 (2時間) 【事後学習】時代による画風の変遷と画家たちの意図を考える。 (2時間) |
8 |
韓国絵画史を輝かした名作ベスト10-ベスト6~10-
【事前学習】韓国絵画史の参考文献を調べてくる。 (2時間) 【事後学習】画家たちが考え方と目指す目的などを考える。 (2時間) |
9 |
日本に残った韓国美術
【事前学習】各自文献を調べる。 (2時間) 【事後学習】個人的な感想を書いてレポ-トの提出。 (2時間) |
10 |
18世紀の韓国美術-社会と美術-
【事前学習】各自文献を調べる。 (2時間) 【事後学習】従業中の講義内容を確認する。 (2時間) |
11 |
近代美術-韓国画(東洋画)-について
【事前学習】参考文献などで該当する概説を読んで置くこと。 (2時間) 【事後学習】中国画、日本画、韓国画を比較してみる。 (2時間) |
12 |
韓国と日本の作品比較(A-1-1)
【事前学習】韓国と日本の様々なジャンルの作品などを調べる。 (2時間) 【事後学習】両国の作品の相違点と共通点を改めて考えてみる。 (2時間) |
13 |
韓国の瀟湘八景図について
【事前学習】参考文献などで該当する概説を読んで置くこと。 (2時間) 【事後学習】日本の瀟湘八景図について調べ比較した見る。 (2時間) |
14 |
生活の中でみられる風俗画について
【事前学習】生活の中でみられる日本の風俗画の作品を調べて置くこと。 (2時間) 【事後学習】韓国と日本の風俗画の近似性と相違点を整理すること。 (2時間) |
15 |
総括-全体的な韓国の美を考える-(A-8-1)
【事前学習】韓国の美とは何か考えてくること。 (2時間) 【事後学習】日本の美と韓国の美との相違点を考え整理すること(A-8-1)。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 小林 忠 『日本水墨画全史』 講談社 2018年 第1版 安 輝濬著 藤本幸夫・吉田宏志訳 『韓国美術史』 吉川弘文館 1985年 第1版 李 進煕 『日本文化と朝鮮』 NHKブックス 1995年 第1版 辻 惟雄 『日本美術史』 美術出版社 1991年 第1版 毎回プリント配布する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:毎回に求めるテ-マと内容、提出状況をみて評価します(30%)、授業内テスト:従業中に行われる感想文や意見などを合わせて評価します(20%)、授業参画度:学習内容の区切りごとに提出を求めるリアクションぺ-パ-等で評価する(50%) 一切欠席理由書は受け取りません。そして、従業中に私語で他の受講生たちにご迷惑をかけると判断された場合は即退室してもらいます。 |
オフィスアワー | kwack.j.w@jcom.home.ne.jp |