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令和2年度入学者 | 現代ビジネスと企業の社会的責任 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 商法1 | ||||
教員名 | 堀野裕子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 |
文理学部
(実務経験のある教員による科目) |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | Zoomを用いたオンライン授業と課題研究とを組み合わせる。課題研究は、講義の中で適宜テーマを伝えて、実施する。 |
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授業概要 | 本講義では、現代ビジネスと企業の社会的責任(CSR)について学修する。 企業は営利活動を目的として存在している。事業活動を継続して営んでいくためには、顧客・取引先・従業員など事業活動に関わる人々との良好な関係や環境への配慮が求められる。企業が持続的に発展するためには事業上の成功だけではなく、社会の一員としての社会的な貢献すなわち社会的な責任を果たすことが求められている。企業活動をする会社に着目し、その法的性質を理解し、これからの会社に求められているものは何かについて学修する。 学修の過程で、企業は誰のものかについて考察し、我が国における、会社に関する法制度を学修する。 商法の全体像を理解するために、商法2と併せて受講することが望ましい。 会計監査の実務経験を踏まえ、一般に開示されている資料を用いながら、会社の機関構造の説明及び開示内容の説明等も行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 企業の社会的責任(CSR)について基本的事項を学修する。 併せて、会社法の基本的事項について学修する。 会社のホームページに記載されているIR活動資料を読む際の前提知識を習得する。 この科目は、文理学部教育課程表のA-2(DP2・CP2)[世界の現状を理解し、説明する力]の1、A-3(DP3・CP3)[論理的・批判的思考力]の1、A-4(DP4・CP4)[問題発見・解決力]の1に対応しています。 世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる(A-2-1)。 仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。 事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。 |
授業の方法 | 講義形式。一部テーマによってはペアワークを取り入れる。 紙の六法は必ず持参すること。 なお,電子辞書に入っている六法は試験時の持ち込みを禁止するので,紙媒体のものを用意すること。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
・企業活動と法 ・企業を取り巻くステークホルダーについて 【事前学習】教科書『第3編第1章株式会社第1節はじめに 1-5 』を読む。 (2時間) 【事後学習】講義内容の確認。 (2時間) |
2 |
・企業の倫理と社会的責任~コンプライアンス ・SDGs(持続可能な開発目標)とは 【事前学習】前回講義内容の確認。 (2時間) 【事後学習】教科書『第1編第1章商法の意義第4節 企業の社会的責任 1-3 』を読む。 (2時間) |
3 |
企業の諸形態~会社の種類
【事前学習】前回講義内容の確認。 (2時間) 【事後学習】教科書『第3編第4章持分会社 1-3 』を読む。 (2時間) |
4 |
・株式会社の全体像 ・会社は誰のものか 【事前学習】前回講義内容の確認。 (2時間) 【事後学習】教科書『第3編第1章株式会社第2節株式会社はどのような特色を有する会社か 1-5 』を読む。 (2時間) |
5 |
株主と株式
【事前学習】前回講義内容の確認。 (2時間) 【事後学習】教科書『第3編第1章株式会社第4節株式 1-2 』を読む。 (2時間) |
6 |
・会社の資金調達手段 ・SRI(社会的責任投資)とESG投資 【事前学習】前回講義内容の確認。 (2時間) 【事後学習】教科書『第3編第1章株式会社第16節社債 1-2 』を読む。 (2時間) |
7 |
株式会社の機関Ⅰ・・・株主総会ほか
【事前学習】前回講義内容の確認。 (2時間) 【事後学習】教科書『第3編第1章株式会社第6節株主総会 1-3 』を読む。 (2時間) |
8 |
株式会社の機関Ⅱ・・・取締役会ほか
【事前学習】前回講義内容の確認。 (2時間) 【事後学習】【事後学習】教科書『第3編第1章株式会社第7節取締役1-2,第8節取締役会1-2 』を読む (2時間) |
9 |
株式会社の機関Ⅲ・・・会計監査人ほか
【事前学習】前回講義内容の確認。 (2時間) 【事後学習】教科書『第3編第1章株式会社第11節監査役・監査役会・会計監査人・検査役 1-3 』を読む。 (2時間) |
10 |
会社の組織Ⅰ~設立と解散
【事前学習】前回講義内容の確認。 (2時間) 【事後学習】教科書『第3編第1章株式会社第3節会社の設立に対する法の規制1-2 』を読む。 (2時間) |
11 |
会社の組織Ⅱ~合併、事業譲渡
【事前学習】前回講義内容の確認。 (2時間) 【事後学習】教科書『第3編第2章企業再編第3節合併会 1-2 』を読む。 (2時間) |
12 |
会社の組織Ⅱ~会社分割、株式交換、株式移転
【事前学習】前回講義内容の確認。 (2時間) 【事後学習】教科書『第3編第3章完全親会社の創設 1-2 』を読む。 (2時間) |
13 |
会社の計算Ⅰ~計算書類等について
【事前学習】前回講義内容の確認。 (2時間) 【事後学習】教科書『第3編第1章株式会社第17節会社の計算 1-2 』を読む。 (2時間) |
14 |
会社の計算Ⅱ~税金について
【事前学習】前回講義内容の確認。 (2時間) 【事後学習】講義内容の確認。 (2時間) |
15 |
企業内容の開示~商法監査・金融商品取引法監査ほか
【事前学習】前回講義内容の確認。 (2時間) 【事後学習】講義内容の確認。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 根田正樹 『アプローチ商法』 弘文堂 2014年 第1版 https://www.koubundou.co.jp/book/b166122.html |
参考書 | 『ビジネス法務の理論と実践』 株式会社芦書房 2019年 第1版 http://ashi.co.jp/book_list/4-7556-1303-6.html |
成績評価の方法及び基準 | 試験(34%)、授業内テスト(33%)、授業参画度(33%) 【試験・授業内テスト】紙の六法持込み可。論述式および短答式の問題を出題します。講義内容の理解度に応じて評価します。 【授業参画度】授業参画度は、各自が作成する講義ノート及び毎回のディスカッション等への姿勢により評価します。 |
オフィスアワー | 講義終了後。 |
備考 | 受講時には、六法を持参してください。 講義室には、脱帽して、携帯機器の電源を切って入室してください。 |