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令和2年度入学者 | 総合研究1~8(ミュージック論) | ||||
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令和元年度以前入学者 | 総合研究1~8(ミュージック論) | ||||
教員名 | 中瀬剛丸ほか6人(オムニバス) | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 主として同時双⽅向型授業(Zoomによるライブ中継)で行います。オンデマンド型授業の回もあります。各回ごとに授業形態を確認してください。Blackboard ID:20200272 |
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授業概要 | 「オムニバス・ミュージック論」普段耳にしている音楽(音・言葉・文化など)について、専門分野の異なる教員がそれぞれの知見を基に多角的に考える講義を行います。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識><技能> 講義を通じて浮かび上がる音楽の構造や文化的背景など音楽の多面性を知り、新たな視点を獲得すること、さらには、音楽の魅力や影響力、可能性について論理的に説明できることが授業のねらいです。 <能力> 以上の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育成することを目標とします。 経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1豊かな知識・教養に基づく高い倫理観) 世界で起こっている多様な 出来事について、自分なり に説明することができる。(A-2-2世界の現状を理解し説明する力) 仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1論理的・批判的思考力) この科目は文理学部のDP1,DP2,DP3,及びCP1,CP2,CP3に対応しています。 |
授業の方法 | 7人の教員によるオムニバス形式の授業です。主として同時双⽅向型授業(Zoomによるライブ中継)で進めます。オンデマンド型の回もあります。Blackboardで資料や課題などの教材を配信します。担当教員によって、授業形態や課題の出し方が異なります。Blackboardでの配信を各回ごとに事前に確認してください。課題については、複数のレポート例をもとに、評価できる点や不十分な点についてのコメント・解説を行います。初回の授業までにBlackboardのコース登録をしてください。また、ZoomのソフトをインストールしてZoomミーティングに参加できるようにしておいてください。 |
授業計画 | |
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1 |
授業の進め方や成績評価の方法の説明 流行歌のモチーフから時代の変化を探る(A-3-1) (担当:社会学科 中瀬剛丸:オンデマンド) 【事前学習】最近のヒット曲の歌詞の特徴や傾向について考える。 (2時間) 【事後学習】自分と自分の親の年齢層の人との音楽の好みの違いを整理する。 (2時間) |
2 |
時代を刻む歌を生み出すヒットメーカーの社会を見る目、洞察力を学ぶ。(A-1-1) (担当:社会学科 中瀬剛丸:Zoomによる同時双方向) 【事前学習】社会の〇〇化の○○にあてはまる言葉をできるだけたくさん考える。 (2時間) 【事後学習】自分の好きなヒット曲をつくったアーティストについて調べる。 (2時間) |
3 |
音楽の“taste”を視点に「社会にとっての趣味」について考える。(A-1-1) (担当:社会学科 中瀬剛丸:Zoomによる同時双方向) 【事前学習】自分の好きなアーティストと人気アイドルとを比較する。 (2時間) 【事後学習】自分の趣味が社会とどのような関りがあるかについて考える。 (2時間) |
4 |
国家が作った「はやり歌」~「愛国行進曲」をめぐって 近代日本の音楽と社会の関係の歴史をふまえて、政治と音楽の関係を考える(A-3-1) (担当:史学科 古川隆久:Zoomによる同時双方向) 【事前学習】政治と関係が深い音楽の実例を一つ以上探しておく。 (2時間) 【事後学習】政治と文化の関係について考えてみる。 (2時間) |
5 |
昭和10年代の日本とハワイ音楽 昭和10年代(1940年前後)の日本におけるハワイ音楽(ハワイアン)享受の様相から当時の歴史像を再考する(A-3-1) (担当:史学科 古川隆久:Zoomによる同時双方向) 【事前学習】ハワイ音楽の特徴は何か考えておく。 (2時間) 【事後学習】歴史の中の音楽を考える意味について自分なりに考えをまとめる。 (2時間) |
6 |
1950~60年代に日本の楽壇を支配した「前衛」について、さまざまな面から検討する。(A-3-1) (担当:哲学科 高橋陽一郎:Zoomによる同時双方向) 【事前学習】近代ヨーロッパの音楽史をひも解いて、音楽の歴史的変化について調べてみる。 (2時間) 【事後学習】「前衛」という考え方に対する評価を自分なりに形成してみる。 (2時間) |
7 |
シャンソンとその歴史的変遷(1)フランスにおける大衆音楽の成立から「枯葉」まで—名曲を聴きながら考える—(A-2-1, A-2-2) (担当:総合文化研究室 椎名正博:Zoomによる同時双方向) 【事前学習】シャンソンといわれる音楽がどんなものか、ネットなどで調べて聴いてみよう。 (2時間) 【事後学習】エディット・ピアフ、シャルル・トレネ、イヴ・モンタンの歌を聞き比べ、特徴を探ってみよう。 (2時間) |
8 |
シャンソンとその歴史的変遷(2)50−60年代の文学的シャンソンの担い手たちからフレンチポップスを経てMC・ソラールまで—文学と音楽の関係について—(A-2-2, A-2-3) (担当:総合文化研究室 椎名正博:Zoomによる同時双方向) 【事前学習】シャンソンがなぜ文学と関係が深いのか、ネットなどで詩の意味を調べてみよう。 (2時間) 【事後学習】レオ・フェレ、ジョルジュ・ブラッサンス、ジャック・ブレルの代表曲のうち好きな曲を選んでみよう。 (2時間) |
9 |
フランスの歌芝居—オペラ『ペレアスとメリザンド』から映画『シェルブールの雨傘』まで—(A-2-3, A-6-2) (担当:総合文化研究室 椎名正博:Zoomによる同時双方向) 【事前学習】オペラとミュージカルの違いについて調べておこう。 (2時間) 【事後学習】フランスのミュージカル映画の魅力はどこにあるのか、考えてみる。 (2時間) |
10 |
ポピュラー音楽と独創性:ポピュラー音楽の特殊性を、「作者」や「独創性」という観点から分析する。 (A-3-1)(担当:哲学科 櫻井一成:Zoomによる同時双方向) 【事前学習】クラシック音楽における作曲家・指揮者・演奏者の役割と、クラブミュージックにおけるDJの役割について考える。 (2時間) 【事後学習】配布された資料を読む、授業で言及された音楽作品を聴く。 (2時間) |
11 |
音楽作品の同一性:音楽において、ある作品とある作品が同一の作品であると言いうる根拠は何か、絵画や文学と対比しながら分析する。(A-3-1) (担当:哲学科 櫻井一成:Zoomによる同時双方向) 【事前学習】絵画をコピーしたときと、音楽をコピーしたときでは、どのようなちがいがあるか考える。 (2時間) 【事後学習】配布された資料を読む、授業で言及された音楽作品を聴く。 (2時間) |
12 |
音楽と情動:ホラー映画を見て恐怖を味わったり、悲しい音楽を聴いて悲しい気持ちになるというとき、恐怖や悲しみを進んで求めるというパラドクスが生じている。このパラドクスを、音楽を題材に考える。(A-3-1) (担当:哲学科 櫻井一成:Zoomによる同時双方向) 【事前学習】人はなぜホラー映画を見たり、悲しい音楽を聴いたりするのか考える。 (2時間) 【事後学習】配布された資料を読む、授業で言及された音楽作品を聴く。 (2時間) |
13 |
音楽を数理的に考える(A-3-1) (担当:情報科学科 北原鉄朗:Zoomによる同時双方向) 【事前学習】音楽と数理の関係をあらかじめ自分なりに調べる。 (2時間) 【事後学習】授業内で取り上げた音楽と数理の関係をさらに詳しく調べる。 (2時間) |
14 |
自動作曲・自動編曲の現状と課題を考える(A-3-1) (担当:情報科学科 北原鉄朗:Zoomによる同時双方向) 【事前学習】自動作曲・自動編曲の研究事例を自分なりに調べる。 (2時間) 【事後学習】授業内で取り上げた自動作曲・自動編曲で使われている技術をより深く学び、理解を深める。 (2時間) |
15 |
クラシック音楽の歴史と「音楽の父」バッハ(A-1-1) (担当:ドイツ文学科 横山淳子:オンデマンド) 【事前学習】ドイツの作曲家バッハの曲を一つ聞き、その曲について簡単に調べておく。 (時間) 【事後学習】事前学習で聞いたバッハの曲の成立には、どのような文化的背景があるのかまとめる。 (時間) |
その他 | |
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教科書 | 指定する教科書はありません。 |
参考書 | 参考文献は授業内に、適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:課題(レスポンスペーパーやレポートなど)(100%) 各担当教員が授業で提出を求める課題(レスポンスペーパーやレポートなど)によって、授業参画度を評価します。担当教員によって、課題の出し方や内容は異なります。それぞれの授業の中で指示します。 以上を踏まえ、A-1-1(豊かな知識・教養に基づく高い倫理観)、A-2-2(世界の現状を理解し説明する力)、A-3-1(論理的・批判的思考力)の修得状況を評価します。 |
オフィスアワー | 授業全体を通じた質問などを受ける掲示板を設けて、代表教員の中瀬が対応します。 |