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総合研究1~8(知のスクランブル)

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令和2年度入学者 総合研究1~8(知のスクランブル)
令和元年度以前入学者 総合研究1~8(知のスクランブル)
教員名 市原一裕・伊佐野龍司・土屋弥生ほか13人(オムニバス)
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継) ,オンデマンド型授業(録画授業配信,スライド資料配信) ,課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)を組み合わせて実施

Blackboard ID:20200270
授業概要 文理学部が展開する文系・理系学問を複合した知の世界を体験し,人文学・社会科学・理学の領域横断的な「知のスクランブル」を学ぶための講義を行います。
さらに,それをもとに同時双方向型授業を利用したグループ・ディスカッションとプレゼンテーションを含めたアクティブラーニング形式授業も可能な限り実践します。
授業のねらい・到達目標 ・文理学部が展開する文系・理系学問を複合した知の世界を体験し,実感を伴って説明できる。
・人文学・社会科学・理学の領域横断的な「知」を学び,様々な視点から議論を行うことができる。
・グループ・ディスカッションや調べ学習に自主的かつ対話的に参加できる。
・プレゼンテー ション技術を学び,積極的に発表できる。

この科目は文理学部のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP1に対応しています。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる(A-1-1)。
授業の方法 講義方式(オンデマンド型授業),グループ・ディスカッション,プレゼンテーション(同時双方向型授業),調べ学習(課題研究)を行います。
授業計画
1 ガイダンス:
これから何を学ぶかを mini-World Cafe 形式でディスカッションします。(担当:市原一裕)(同時双方型授業)
【事前学習】シラバスを事前に読み,この講義で何を学びたいかを考えてくること。 (3時間)
【事後学習】説明内容と議論した内容をまとめ,今後の学びに備えて整理しておくこと。  (1時間)
2 「はじめに 〜「知のスクランブル」とは〜」:
この講義が目指すものを説明します。(担当:紅野謙介、市原一裕)(オンデマンド型授業)
【事前学習】テキストの「まえがき」「プロローグ」を読んで「知のスクランブル」について考えておくこと。 (3時間)
【事後学習】講義内容とグループワークの内容をまとめておくこと。 (1時間)
3 社会福祉学「世界を知ろう~社会福祉のレンズから~」:
私たち一人ひとりは世界とつながっています。1日1ドル(100円以下)で生活する人たちも同じ世界に暮らしています。より良い生活を求めて,移動している難民・移民の人たちもいます。人々の幸せを社会福祉のレンズをとおして考えてみます。(担当:鴨澤小織,市原一裕)(同時双方型授業)
【事前学習】日本に住む外国人について,なぜ日本に住んでいるのか,どんな暮らしをしているのか調べてくること。 (3時間)
【事後学習】講義内容とグループワークの内容をまとめ,レポートを作成すること。 (1時間)
4 中国語中国文化学「漢字二字熟語に探る中国語文法」:
中国語の漢字には、英単語のような人称・格変化もないし、語尾変化もありません。また、日本語の活用語のような語尾活用もないし、名詞などの語尾に助詞を加えて格を表すこともありません。それでは一体どうして中国語は意味を通じさせているのでしょうか?身近な漢字二字熟語を通して中国語の文法の根本を考えてみようと思います。(担当:青木隆、市原一裕)(オンデマンド型授業)
【事前学習】漢和辞典の熟語欄から、自分の知っている漢字二字熟語を5つ選び、その意味をノートしておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容の復習となるように、自分の選んだ5つの漢字二字熟語の文法をそれぞれ説明する小レポートを書くこと。 (2時間)
5 物理学「光にかかわる物理学」:
我々の目にしている光はどこからくるのか,物理学を通してその概略を学びます。(担当:上岡隼人,市原一裕)(オンデマンド型授業)
【事前学習】身の回りの光にかかわる現象や機器に関して調べておくこと。 (3時間)
【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し,まとめておくこと。 (1時間)
6 臨床心理学「人に共感するとは」:
人は共感しようとする時に、何をしているのでしょうか。普段行っている他者への共感を意識化してみましょう。(担当:山口義枝、市原一裕)(オンデマンド型授業)
【事前学習】テキストの第8講「悲しみをわかち合う」を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容を復習し,友人への共感的理解を試みてみること。 (2時間)
7 ドイツ文学「文学に描かれた〈崩壊〉」:
19世紀のドイツ文学作品を題材に,危機的状況に直面した人間の行動が招来する悲劇について,文学的・倫理的な観点から考察します。(担当:関口なほ子、市原一裕)(同時双方型授業)
【事前学習】ドイツ文学に関する配布資料を読んでおくこと。 (3時間)
【事後学習】講義内容とグループワークの内容をまとめておくこと。 (1時間)
8 化学「周期表を読んでみよう」:
化学の象徴とも言える“周期表”。そこに隠れている歴史や物語,元素の性質について学びましょう。(担当:岩堀史靖、伊佐野龍司)(同時双方型授業)
【事前学習】周期表(=文科省HP“一家に1枚元素周期表”などでデータ入手可)を読み,この世界にどのような元素があるのか確かめておく。 (2時間)
【事後学習】講義内容とグループワークの内容をまとめておくこと。 (2時間)
9 教育学「学校で何を学ぶのか/学んでしまうのか」:
学校教育には明示されたカリキュラムのほかに,かくれたカリキュラム(かくされたカリキュラム)と呼ばれるものがあります。
どのようなかくれたカリキュラムがあるのか,それがどのような意味を持っているのか,検討します。(担当:間篠剛留、伊佐野龍司)(オンデマンド型授業)
【事前学習】これまでの学校教育経験を振り返り,不満や疑問をまとめる。 (2時間)
【事後学習】講義内容とグループワークの内容をまとめ,レポートを作成すること。 (2時間)
10 哲学「どうやって私たちは何かを知るのだろうか」:
講義とグループディスカッションを通じて,哲学の初歩的な問題について考えます。(担当:長綱啓典、伊佐野龍司)(オンデマンド型授業)
【事前学習】テキストの第1講「自分とはなにか」を読んでおくこと。 (3時間)
【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し,ノートにまとめておくこと。  (1時間)
11 生命科学「細胞同士のコミュニケーション」:
私たちの体を構成する細胞は,どのようにしてお互いにコミュニケーションを取っているのだろうか。ここでは,その機構と重要性について考える。(担当:外川徹、土屋弥生)(同時双方型授業)
【事前学習】細胞の構造について復習しておく。中学「理科」あるいは高校「生物基礎」の内容で構わない。 (2時間)
【事後学習】講義内容とグループワークの内容をまとめ,レポートを作成する。 (2時間)
12 文理鼎談「国際社会で生きていくということ」:
総合文化研究室の教員によるパネル・ディスカッションです。外国語教育と日本語教育の立場から,これからの国際社会で生きるために必要なこと,大切なことなどについて語ります。(担当:小林和歌子、李婷、土屋弥生)(同時双方型授業)
【事前学習】テキストの第4講「映画に見る現代「中国」」,第5講「越境する英語と英文学」,第6講「異文化に向きあう」を読んでおくこと。 (3時間)
【事後学習】パネル・ディスカッションとグループワークの内容を復習し,まとめておくこと。 (1時間)
13 「これからの学びに向けて〜学びの改善〜」:
これまでの講義や学修から,これからの学びに向けてグループ・ワークを行います。(担当:吉田健一、土屋弥生)(同時双方型授業)
【事前学習】これまでの学びをまとめ,これからの学びに向けて課題を考えてくること。 (2時間)
【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し,まとめておくこと。 (2時間)
14 「自ら学ぶということ」:
第1回から第13回までの内容をふまえて,新たな学びに発展させます。これまでの学修とテキストをもとに,テーマを設定して調べ学習をおこない,自らの学びを深めます。(担当:土屋弥生、伊佐野龍司)(同時双方型授業)
【事前学習】第1回から第13回の授業の内容を振り返り,自分が学んだことをまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】次回のプレゼンテーションに向けて,自らの学びのまとめや調べ学習の内容を確認しておくこと。 (2時間)
15 「私たちの「知のスクランブル」」:
これまで学んできたことをまとめ,プレゼンテーション発表会を行います。(担当:市原一裕、土屋弥生、伊佐野龍司)(同時双方型授業)
【事前学習】これまでの学修を振り返り,まとめたことを発表する準備をすること。 (2時間)
【事後学習】これまでの学修をまとめ,レポートを作成する。 (2時間)
その他
教科書 日本大学文理学部 編集 『知のスクランブル: 文理的思考の挑戦 (ちくま新書 1239)』 筑摩書房 2017年
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
オンデマンド授業の授業参画度は,教材の視聴状況とレポート課題等の提出状況で評価します。
同時双方向型授業の授業参画度は,講義への参加状況,発表内容等で評価します。
オフィスアワー Blackboard もしくはメールにて,随時,質問を受け付ける。
また同時双方向型授業の場合は授業後,Zoom等で質問を受け付ける。

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