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ドイツ語1 (他学科用)

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令和2年度入学者 ドイツ語1 (他学科用)
令和元年度以前入学者 ドイツ語基礎1
教員名 勅使川原聖子
単位数    1 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 オンデマンド型の遠隔授業(12回)と課題研究(3回)を組み合わせる。必要であればBlackbord Collaborate UltraやGoogleの機能等を使用する。
授業開始までにBlackBoardのコースID 20200874 : ドイツ語1(勅使川原聖子・前・火1)に登録し、初回授業の注意事項に従って準備をしておくように。
授業概要 ドイツ語を初めて学ぶ受講者を対象とし,ドイツ語の文法を基礎から学び,発音練習,聞き取り練習,読解練習,作文練習,基礎的な会話表現練習などの「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能の練習を積極的に行うことによって,基礎文法事項をより実践的に用いられるようにします。
授業のねらい・到達目標 ・ドイツ語の文字と発音の規則を理解し,単語や平易な文章を発音することができる。
・ドイツ語の簡単な文章を読み,書き,聞き,話すことができる。
・辞書の活用法を身につけ,文法法則をもとに,自ら調べ,実践的に用いることができる。
・前期学習事項は,ドイツ語技能検定の5級に相当し,そこで問われる問題に対応できる。
・ドイツ語圏での生活に密着した教材を使用し,ドイツ語圏の習慣,地域的・歴史的・文化的背景についても講義を行うことにより,ドイツ語圏及び異文化への理解を深め,またその多様性や差異を客観的に捉えることができる。
・現代社会におけるドイツ語圏文化,ヨーロッパ文化の役割を説明することができる(A-2-1)。
・物事を論理的に理解し説明することができる(A-3-1)。
この科目は文理学部(学⼠(⽂学))のディプロマポリシーのDP2,DP3及びCP2,CP3に対応しています。
授業の方法 5月1日から8月1日までの授業実施日(12回)に,Blackbordを通して,オンデマンド教材を配信する(15分程度×3)。
受講生はその教材を視聴し,学修すること。
また,課題を解き,指定した期日までに所定の方法で提出すること。
課題の回答例は翌週までに提供するので,復習すること。また,Blackbordの掲示板機能を通して「質問」と「議論」の機会を提供する。

試験日はBlackbordを通して試験問題を配信する。答案はスキャンしたpdfファイルか,写真による投稿を認める。
別途,課題研究については,最終提出期限を8月8日として3回実施する。

尚,授業に対する質問や回答では,間違えることなどを恐れないで欲しい。もともと完璧にできるのであれば習う必要はないのであり,こちらからの解説を参考にしながら自身で対応する努力が重要である。
辞書必携。
履修条件 ドイツ文学科の学生は除く。ドイツ語基礎1・2をあわせて履修することが望ましい。また文法科目を並行して履修することが望ましい。
授業計画
1 ガイダンス(授業の概要,授業のねらい・到達目標,授業の進め方,成績評価,履修の際の注意点等について説明する。シラバス内容の確認と質問受付,辞書等の紹介等),ドイツ語圏に関する概要を説明する。アルファベートを覚える。
【事前学習】シラバス内容を確認し,質問事項があれば用意しておくこと。付属音声のアルファベートを聞いておくこと。 (30分時間)
【事後学習】ドイツ語のアルファベートの発音を復習し,暗記して発音できるようにすること。 (30分時間)
2 アルファベート,発音とつづりの読み方(ドイツ語のつづりと発音の規則を説明し,練習する)
【事前学習】教科書p.6〜p.7の「つづりと発音」を付属音声を聴きながら,発音を真似て音読しておくこと。 (30分時間)
【事後学習】「つづりと発音」の規則を意識しつつ,ローマ字読みできないつづりの発音を特に練習すること。 (30分時間)
3 Lektion1 動詞の現在人称変化,語順(ドイツ語の主語となる人称代名詞や基本的な動詞の人称変化,基本的な語順について解説する。)
【事前学習】教科書p.8のダイアローグを発音規則を考慮しながら自らの力で音読し,p.9の文法説明を通読して,発音や文法事項の疑問点・不明な点を挙げておくこと。 (30分時間)
【事後学習】ダイアローグの発音の反復練習をすること。教科書p.10〜11の基礎練習問題を解き,動詞の人称変化に習熟しておくこと。 (30分時間)
4 Lektion1 応用 「フランクフルト空港で(1)」 ダイアローグの文例をもとに,氏名・出身地・専攻等の自己紹介のフレーズを学び,書き,聞き、話す練習をする。
【事前学習】教科書p .12の応用問題「ドイツ語でいいましょう」を,p.8のダイアローグを参考にして,書き,発音できるようにすること。 (30分時間)
【事後学習】付属音声を聞きながら,学習事項を声に出して反復練習をすること。第1課で出てきた自己紹介の表現を覚えること。 (30分時間)
5 lektion2 seinとhabenの現在人称変化(英語のbe動詞とhaveに相当する動詞の人称変化について解説する。)
【事前学習】教科書p.14のダイアローグを音読し,p.15の文法説明を通読して,発音や文法事項の疑問点・不明な点を挙げておくこと。 (30分時間)
【事後学習】sein・habenの人称変化を覚えること。ダイアローグの発音の反復練習をすること。教科書16〜17の基礎練習問題を解き,疑問点や不明な点を明らかにしておくこと。 (30分時間)
6 Lektion2 応用 「フランクフルト空港で(2)」 ダイアローグの文例をもとに,職業・立場などの表現の仕方,尋ね方などのフレーズを学び,書き,聞き、話す練習をする。
【事前学習】教科書p.18の応用問題「ドイツ語でいいましょう」を,p.14のダイアローグを参考にして,書き,発音できるようにすること。 (30分時間)
【事後学習】付属音声を聞きながら,学習事項を声に出して反復練習をすること。第2課で出てきた表現を覚えること。 (30分時間)
7 Lektion3 名詞の性・数・格,定冠詞・不定冠詞の格変化について解説する。
【事前学習】教科書p.20のダイアローグを音読し,p.21の文法説明を通読して,発音や文法事項の疑問点・不明な点を挙げておくこと。 (30分時間)
【事後学習】定冠詞・不定冠詞と名詞の格変化を覚えること。ダイアローグの発音の反復練習をすること。教科書p.22〜p.23の基礎練習問題を解き,疑問点や不明な点を明らかにしておくこと。 (30分時間)
8 Lektion3 応用 「街の散策」 ダイアローグの文例をもとに,名詞や冠詞を用いて建物などを紹介する表現や尋ね方などのフレーズを学び,書き,聞き、話す練習をする。
【事前学習】教科書p.24の応用問題「ドイツ語でいいましょう」を,p.20のダイアローグを参考にして,書き,発音できるようにすること。 (30分時間)
【事後学習】付属音声を聞きながら,学習事項を声に出して反復練習をすること。第3課で出てきた表現を覚えること。(A-5) (30分時間)
9 学習内容の整理と解説(これまでの学習事項で確認したい箇所の質問受付と解説を行う。)
【事前学習】これまでの学習事項を復習しておくこと。再確認や質問をしたい箇所を挙げておくこと。 (30分時間)
【事後学習】整理・確認した事柄を重点的に復習しておくこと。 (30分時間)
10 中間試験とその解説
【事前学習】第1回〜第9回までの学習事項を復習しておくこと。 (30分時間)
【事後学習】文法・発音ともに解けなかった試験内容を重点的に復習し,覚えること。(A-8) (30分時間)
11 Lektion4 不規則変化動詞の人称変化(語幹が変音する3タイプの不規則変化動詞の人称変化について解説する。)
【事前学習】教科書p.26のダイアローグを音読し,p.27の文法説明を通読して,発音や文法事項の疑問点・不明な点を挙げておくこと。 (30分時間)
【事後学習】不規則変化動詞の人称変化を覚えること。ダイアローグの発音の反復練習をすること。教科書p.28〜p.29の基礎練習問題を解き,疑問点や不明な点を明らかにしておくこと。 (30分時間)
12 Lektion4 応用 「学生食堂で」 ダイアローグの文例をもとに,食事に関する表現や,週末の予定の尋ね方や回答の仕方などのフレーズを学び,書き,聞き、話す練習をする。
【事前学習】教科書p.30の応用問題「ドイツ語でいいましょう」を,p.26のダイアローグを参考にして,書き,発音できるようにすること。 (30分時間)
【事後学習】付属音声を聞きながら,学習事項を声に出して反復練習をすること。第4課で出てきた表現を覚えること。 (30分時間)
13 Lektion5 人称代名詞の3・4格,名詞の複数形(人称代名詞の格変化と名詞の複数形の5パターンについて解説する。)
【事前学習】教科書p.32のダイアローグを音読し,p.33の文法説明を通読して,発音や文法事項の疑問点・不明な点を挙げておくこと。 (30分時間)
【事後学習】人称代名詞の格変化を覚えること。ダイアローグの発音の反復練習をすること。教科書p.34〜p.35の基礎練習問題を解き,疑問点や不明な点を明らかにしておくこと。 (30分時間)
14 Lektion5 応用 「病院で」 ダイアローグの文例をもとに,体調が悪い際の表現の仕方や,病院でのやり取りに関する表現などのフレーズを学び,書き,聞き、話す練習をする。(A-3)
【事前学習】教科書p.36の応用問題「ドイツ語でいいましょう」を,p.32のダイアローグを参考にして,書き,発音できるようにすること。 (30分時間)
【事後学習】教科書に出てきた名詞の複数形を覚えること。付属音声を聞きながら,学習事項を声に出して反復練習をすること。第5課で出てきた表現を覚えること。 (30分時間)
15 授業内試験と解説
【事前学習】第11回〜第14回までの学習事項を復習しておくこと。 (30分時間)
【事後学習】学修した内容の整理・復習をする。特に間違えた箇所については重点的に復習すること。(A-8) (30分時間)
その他
教科書 入谷幸恵他,金井英一,河野昭,小林俊明,小松はるの,佐原雅通,松本嘉久著 『新ドイツ語コミュニケーション 独検4球対応』 三修社 2018年 第13版
教科書は最新の改訂版が出ている場合には、そちらを使用します。
参考書 在間進 『ドイツ語のスタートライン(Starting Lineー優しく詳しい解説・しっかり身につく文法・話したくなる表現ー』 三修社 2006年
在間進,亀ヶ谷昌秀 『新独検合格単語+熟語1800』 第三書房 2010年
推薦辞書は,根元道也他編 同学社『アポロン独和辞典』,在間進編 三修社『アクセス独和辞典』(授業初回のガイダンス時に,独和辞典ついての説明を行います。上記以外の参考書兼問題集や単語集についても案内します。また授業開始後にも,履修生からの相談・質問に応じて紹介・説明する機会を設けます。)
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:授業内テストは,中間試験,期末試験,双方の試験の点数の平均を評価対象とします。(60%)、授業参画度:授業参画度は,オンデマンド教材の視聴状況と,課題として課した練習問題等を行っていること,それらの回答状況を評価します。(40%)
※授業内テストは,中間試験,期末試験を単元を区切り,実施します。
※積極的な質問などの授業参加は高く評価します。
オフィスアワー Blackbordを通しての質問は直接回答するか、授業日までの資料に解説を載せます。
備考 シラバスの内容は学生の皆さんの学修の状況を考慮して,変更することもあります。
また,事前学習・事後学習の時間は目安です。

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