文理学部シラバスTOP > 文理学部 > コンピュータ科目 > ネットワーク構築4
日本大学ロゴ

ネットワーク構築4

このページを印刷する

令和元年度以前入学者 ネットワーク構築4
教員名 小林貴之
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 コンピュータ科目
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 主としてWebexを用いた同時双方向型(ライブ)授業を中心に実施する
Blacboard ID : 20201165
授業概要 中規模なネットワーク構築の実際
学校教育でのIT技術者養成やIT化に対応した新しい学習環境整備の研究,支援などを目的に設立されたNPO法人ILAの理事としてのネットワーク技術者育成プログラムの開発や,JICAでの発展途上国向けネットワーク技術者養成教員のトレーニングの経験から,これからのネットワーク利用者/技術者に必要な技術について授業を行うとともに,将来必要となるITスキルについても講義を行う。
授業のねらい・到達目標 自分でネットワークの設計・設定して実際にルーターでネットワーク通信環境が作れるようになることを目標とする。
この科目は文理学部のディプロマポリシーDP3,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP1,CP7に対応している。
授業の方法 学内共通LMS(学習管理システム)であるBlackboardを利用して,授業資料提示,課題提出や復習テストなどを行う。
e-Learning教材を利用し、授業の一部はwebexを用いたメディア授業を実施する。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学修を目安とする。
履修条件 原則として人数調整は行わない。マイクとカメラ付きPCが必要である。
授業計画
1 ガイダンス 授業内容説明 他のコンピュータ科目との関連など
【事前学習】シラバスを確認し授業全体の流れを理解すること (2時間)
【事後学習】ガイダンス時に説明したLMSの利用法を確認し,授業時に指示した操作を完了しておくこと (2時間)
2 ネットワークと現代社会
 現代の発展途上国を含めたネットワーク環境,社会との係わりや今後の発展についてJICAでのトレーニング経験に基づいて解説する
【事前学習】LMS上の教材を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】課題をLMSから提出すること (2時間)
3 ネットワーク構築基礎知識
 ネットワーク構築の用語やデータ収集・整理・分析に必要な基礎知識の解説
【事前学習】LMS上の教材を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】LMS上の復習テストを回答し,復習しておくこと (2時間)
4 ルーティングプロトコルの種類と特徴
 ルーティングの動作原理とその実際,現在利用されているルーティングプロトコルの動作原理と利用範囲について
【事前学習】LMS上の教材を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】LMS上の復習テストを回答し,復習しておくこと (2時間)
5 大規模ネットワークに対応するルーティングプロトコル
 ルーティングプロトコルOSPFの仕様と動作原理
【事前学習】LMS上の教材を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】LMS上の復習テストを回答し,復習しておくこと (2時間)
6 ネットワーク間の接続 
 AS間でのネットワーク接続およびIGPとEGPの動作と違いについて
【事前学習】LMS上の教材を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】課題をLMSから提出すること (2時間)
7 ルーターによるアドレス変換
 NATの動作原理とその実際
【事前学習】LMS上の教材を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】LMS上の復習テストを回答し,復習しておくこと (2時間)
8 ルーターを利用するセキュリティ対策
 ルーターを用いた外部から攻撃への防御について
【事前学習】LMS上の教材を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】LMS上の復習テストを回答し,復習しておくこと (2時間)
9 ルーターを用いたネットワーク保護
 ルーターを用いた内部ネットワーク保護とその実際
【事前学習】LMS上の教材を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】LMS上の復習テストを回答し,復習しておくこと (2時間)
10 クラウドネットワーク
 クラウド上に必要なルーターの機能とその実際
【事前学習】LMS上の教材を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】課題をLMSから提出すること (2時間)
11 ネットワークの耐障害性向上
 ネットワーク通信障害に対応する技術とその実際
【事前学習】LMS上の教材を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】LMS上の復習テストを回答し,復習しておくこと (2時間)
12 ルーティング情報の再配布
 スタティックと複数のダイナミックルーティング情報を交換させる技術とその実際
【事前学習】LMS上の教材を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】LMS上の復習テストを回答し,復習しておくこと (2時間)
13 ネットワークの管理とパケットの可視化
 ネットワークを安定に運用するため必要な技術とその実際
【事前学習】LMS上の教材を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】課題をLMSから提出すること (2時間)
14 ネットワーク障害対応
 複数ルーターが存在するネットワーク障害例とその対応方法について
【事前学習】LMS上の教材を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】LMS上の復習テストを回答し,復習しておくこと (2時間)
15 まとめ・Webテストと解説
 14回までの内容について学習理解度を測定し,その結果についてフィードバックを行う
【事前学習】前回までの授業内容を復習しておくこと (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った内容について総復習をしておくこと (2時間)
その他
教科書 授業に必要な教材はLMS上で提供するので教科書の指定はしない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%)
授業内テスト,授業参画度等による総合的評価とする。授業内テストは,中間試験,期末試験,小テスト等を合わせて評価する。授業参画度は,毎回のリアクションペーパー,ディスカッション,発表等で評価する。
オフィスアワー 授業終了時,または終了時に申し出て教員と日程等を調整すること
備考 メールアドレスは授業時に連絡する

このページのトップ