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令和元年度以前入学者 | 社会科・公民科教育法Ⅰ | ||||
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教員名 | 梶輝行 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド授業(PowerPointによるスライド資料配信に基づき、各回の授業内容を音声・画像付きで講義する) |
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授業概要 | 「中学校社会科・高等学校公民科の教科教育の基礎となる理論と実践的な知識・スキルを学ぶ」 |
授業のねらい・到達目標 | 1)学習指導要領における当該教科の目標及び主な内容並びに全体構造を理解している。 2)個別の学習内容について指導上の留意点を理解している。 3)当該教科の学習評価の考え方を理解している。 4)当該教科と背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用することができる。 5)発展的な学習内容について探究し、学習指導への位置付けを考察することができる。 |
授業の方法 | 学習指導要領に基づき社会科・公民科の教員として必要な基礎的な資質・能力を育むため、教科教育の理論を歴史的・学問的な視点から理解を深めるとともに、社会的な事象・事項について諸資料から多面的・多角的に考察し課題解決する学び方を身に付け、学校での教科指導の現状を踏まえながら社会科と公民科の学習内容について、授業設計をし、教材作成なども含めて実践に向けた基礎的な知識と指導スキルを講義や課題の解決等を通じて学ぶ。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の目的・目標と内容、授業展開の概要説明)
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
2 |
社会科・公民科教育の歴史的変遷と各校種での社会科教育の現状についての整理
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
3 |
中学校学習指導要領に基づく社会科教育の教育課程上の位置づけの理解/単元構成配列表の考察・作成
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
4 |
中学校社会科の目標・内容構成の考察と指導計画のイメージ考察/年間指導計画の考察
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
5 |
中学校社会科の分野別の指導特性と学習活動の位置づけの考察/年間指導計画の考察・作成
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
6 |
高等学校学習指導要領に基づく公民科教育の教育課程上の位置づけの理解/単元構成配列表の考察・作成
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習】 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
7 |
高等学校公民科の目標・科目構成の考察と指導計画のイメージ考察/年間指導計画の考察
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
8 |
高等学校公民科の科目別の指導特性と学習活動の位置づけの考察/年間指導計画の考察・作成
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
9 |
授業づくり(生徒の学習状況理解から学習計画作成のプロセス)/教科指導上の生徒理解の方法考察
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
10 |
授業づくり(年間と単元の指導計画と学習指導案の関係づけと作成のプロセス)/単元指導計画の再考
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
11 |
授業づくり(中学校社会科地理的・歴史的分野の授業実践・評価のプロセス)/分野間の横断的・総合的指導
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
12 |
授業づくり(中学校公民的分野の授業実践・評価のプロセス)/年間指導計画における学習評価計画の考察
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
13 |
授業づくり(高等学校公民科公共、倫理、政治・経済の授業実践・評価のプロセス)
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
14 |
授業改善に向けた授業研究の意義と方法/確認テスト
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
15 |
中学校と高等学校の社会科・公民科教育の連続性・一貫性の考察と授業のまとめ
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間) 【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 梶 輝行 『社会科・地理歴史科・公民科教育法講義』 糸岡書肆 2019年 第1版 梶 輝行 『高校カリキュラム・マネジメントの基本』 学事出版 2018年 第1版 「社会科・公民科教育法Ⅰのオンデマンド授業では、『社会科・地理歴史科・公民科教育法講義』と『高校カリキュラム・マネジメントの基本』の両方を活用して進めます。配信スライドの内容を確認しながら、『社会科・地理歴史科・公民科教育法講義』の該当部分に記入しながら学習する。確認テストでは、この2つの教科書を活用して問題にあたり解答する。講義が始まる前までに、各自で大学が指定した「通信販売」を通じて教科書を入手して準備する。なお、中学校社会科と高等学校公民科の新学習指導要領の解説は、文部科学省のホームページでダウンロードして活用すること。 |
参考書 | 中学校社会科の教科書と高等学校公民科の科目教科書についての用意は、自らが各校種で活用した教科書などを使用するので準備すること。 中学校社会科と高等学校公民科の新学習指導要領の解説は、文部科学省のホームページでダウンロードして活用すること。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業の中で2回の課題を提示(40%)、授業内テスト:講義内容について指定の授業回で実施(60%) 授業内での確認テストは、授業の後半で1回実施する。『社会科・地理歴史科・公民科教育法講義』と『高校カリキュラム・マネジメントの基本』を活用して解答して提出する。課題については、2つの教科書と学校で使用する社会科・公民科の科目のの教科書を活用するなどして、提示されたテーマについて考察してまとめ、提出する。 |
オフィスアワー | Blackboardの掲示板等を活用する。 |
備考 | 教職課程で中学校社会科と高等学校公民科の教員免許の取得をめざす学生にとって、教育課程の位置付けや教科・科目の特性について法的根拠に基づいて考察し、内容の取扱いや指導上の留意点の理解を深めながら学習し、実際の年間指導計画や単元指導計画、そして学習指導案の作成等の実践的な知識とスキルを、教育実習に向けて習得し、活用できるように学ぶことが重要である。関係の新学習指導要領は、文部科学省のホームページから事前にダウンロードして準備しておくことが望ましい。 社会科系は受講者が多いことが予測されるので、講義が始まる前までに早めに、各自で大学が指定した「通信販売」を通じて教科書を確実に入手して準備すること。 |