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令和元年度以前入学者 | 社会科・地理歴史科教育法Ⅱ | ||||
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教員名 | 山本宮子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド型授業と対面型授業の併用 Blackboard ID:20203897 |
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授業概要 | 中学校および高等学校における実践力を養い,身に付けた実践力を有効的に活用できるようにする。本学の現役付属学校教諭が実務経験を活かし情報機器などを活用した最新の授業法について,実践例とともに学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 【授業のねらい】 中学校社会科(地理的分野・歴史的分野・公民的分野)と高等学校地理歴史科の教員を目指す学生が、学習指導案の作成、授業実践のあり方などについて実践的に学習することで、実際の教育現場で授業を行う力を身につける。また,今後の教育現場で必須となる情報機器を用いた授業展開についても実践力を養う。 【達成目標】 ・こどもの認識・思考・学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。 ・社会科,地理歴史科の特性に応じた情報機器および教材の効果的な活用法を理解し,授業計画に活用する事ができる。 ・学習指導案の構成を理解し,具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。 ・模擬授業の実施とその振り返りを通して授業改善の視点を身に付けている。 ・社会科,地理歴史科における実践研究の動向を知り,授業設計の向上に取り組み事ができる。 |
授業の方法 | 対面型授業は講義形式と模擬授業とそれに対する評価・質疑応答。オンデマンド型授業は,Blackboardを用いた講義形式。PowerPointによる講義資料の配付や動画の配信の組み合わせで実施する。 *履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。また受講者への連絡もBlackboardの「連絡事項」欄に掲示する場合があるので、随時確認すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業方針),教科書の行間を読む,中学校社会科や高等学校地歴公民科の授業を評価する。
【事前学習】シラバスを事前に確認し,授業計画を把握して講義に臨む (1時間) 【事後学習】これまでに受けてきた中学校・高等学校の社会科教育を再検証し、期日までにレポートを提出する。 (2時間) |
2 |
中学社会科,高等学校地理歴史科の基本的内容の総復習の確認テスト。また学生各自が追求した授業展開について検討する。
【事前学習】中学社会科,高等学校地理歴史科の基本的内容の総復習(確認テストを実施します) (3時間) 【事後学習】意見交換を通じ,理想的な授業展開を整理する (2時間) |
3 |
社会科・地理歴史科授業の展開について,今後活用が求められる情報機器を利用した方法を考察する。
【事前学習】情報機器を活用した授業のメリットとデメリットをピックアップする (2時間) 【事後学習】意見交換を通じ,理想的な教育方法を整理する (2時間) |
4 |
学習指導要領に見る教科の変遷,大学入学共通テストについて考える。
【事前学習】学習指導要領に目を通す。 (2時間) 【事後学習】今後の授業の在り方について考察する (2時間) |
5 |
中学校社会科,年間指導計画の作成
【事前学習】授業計画の立てかたについて調べ、各自中学校社会科の年間指導計画案を作成する (2時間) 【事後学習】作成した年間指導計画の再検討 (2時間) |
6 |
高等学校地理歴史科,年間指導計画の作成
【事前学習】授業計画の立てかたについて調べ、各自高等学校地理歴史科の年間指導計画案を作成する (2時間) 【事後学習】作成した年間指導計画の再検討 (2時間) |
7 |
中学校社会科授業の実践
【事前学習】中学校社会科の模擬授業を行いますので,事前に提示した範囲の予習を行う (2時間) 【事後学習】質疑応答を通して,同範囲の自分なりの授業展開を考察する (2時間) |
8 |
中学校社会科学習指導案の作成
【事前学習】中学校社会科の学習指導案を作成に必要な内容の予習をする (2時間) 【事後学習】作成した学習指導案の再検討 (2時間) |
9 |
高等学校地理歴史科授業の実践
【事前学習】高等学校地理歴史科の模擬授業を行いますので,事前に提示した範囲の予習を行う (2時間) 【事後学習】質疑応答を通して,同範囲の自分なりの授業展開を考察する (2時間) |
10 |
高等学校地理歴史科学習指導案の作成
【事前学習】高等学校地理歴史科の学習指導案を作成に必要な内容の予習をする (2時間) 【事後学習】作成した学習指導案の再検討 (2時間) |
11 |
学生による中学校社会科模擬授業(地理・歴史・公民)
【事前学習】模擬授業の該当範囲を予習する (2時間) 【事後学習】模擬授業の評価点と課題の整理 (2時間) |
12 |
学生による高等学校地理歴史科(地理A・地理B)
【事前学習】模擬授業の該当範囲を予習する (2時間) 【事後学習】模擬授業の評価点と課題の整理 (2時間) |
13 |
学生による高等学校地理歴史科(日本史A・日本史B)
【事前学習】模擬授業の該当範囲を予習する (2時間) 【事後学習】模擬授業の評価点と課題の整理 (2時間) |
14 |
学生による高等学校地理歴史科(世界史A・世界史B)
【事前学習】模擬授業の該当範囲を予習する (2時間) 【事後学習】模擬授業の評価点と課題の整理 (2時間) |
15 |
講義の振り返りと総括
【事前学習】講義終了後に提出する課題(テーマは事前に提示)の内容点検 (2時間) 【事後学習】教育実習に向けての教材研究の在り方を各自追及する (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 文部科学省 『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編』 東洋館出版社 2018年 文部科学省 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 地理歴史編』 東洋館出版社 2019年 |
参考書 | 中学校社会科各分野および高等学校地理歴史科の教科書を用意する(とくに出版社の指定は無い。自身の中学校・高校で使用していた教科書でも可) 授業時に適宜資料を配付する |
成績評価の方法及び基準 | レポート:学習指導案の作成,模擬授業の振り返りを含みます。(80%)、授業参画度:リアクションペーパーなどで評価します。(20%) |
オフィスアワー | 授業終了時(電子メールにて対応します) |