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令和元年度以前入学者 | 社会科・地理歴史科教育法Ⅱ | ||||
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教員名 | 田部俊充 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型授業・課題研究。ICTの操作(ワード・パワーポイントの作成)ができるもの,社会科教員を強く希望するもの。 |
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授業概要 | 中学校社会科および高等学校地理歴史科で扱う応用的な概念を理解し,ICTを踏まえた実践的な学習指導案を作成し,模擬授業を実施できる。 1)中学校社会科及び高等学校地理歴史科の応用的な目標・内容について理解を深めて説明できる。 2)社会認識形成の基礎について把握して説明できる。 3)中等社会科教師としての応用的な教材開発能力を培い,ICTを操作できる。 |
授業のねらい・到達目標 | 1)中学校社会科及び高等学校地理歴史科に関する生徒の認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解して説明するることができる。 2)中学校社会科及び高等学校地理歴史科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な基礎的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。 3)中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。 4)中学校社会科及び高等学校地理歴史科模擬授業の実施とグループ学習によるその振り返りを通して、授業改善の視点を身に付け配慮できる。 5)中学校社会科及び高等学校地理歴史科における実践研究の動向を知り、グループ学習による授業設計の向上に取り組み参加できる。 |
授業の方法 | 中学校社会科及び高等学校地理歴史科の応用を学び,社会系教員として持つべき資質の育成・向上を図る。まず中学校社会科及び高等学校地理歴史科の目標・内容についての基礎的理解を図る。本授業では中学校社会科及び地理歴史科の指導方法・評価方法の基礎を学習する。合わせて学習指導に必要な応用的な技能の習得をICTの活用を中心にはかる。また、実情を踏まえた年間指導計画の作成と学習指導案について事例を学習し,作成した学習指導案をもとに模擬授業を行う。受講者相互で講評を行い、さらによい学習指導案作りを目指す。 |
履修条件 | 初回の授業開始時に,出席表を配布し,授業教室の収容定員を上限とする履修制限(学生証番号による抽選)を行う。教育実習や公式行事等のために第1回の授業を欠席する場合は,第2回の授業開始時に,欠席理由を証明する書類の提出により,授業教室の収容定員を超過していない場合に限り,第2回以降の出席を許可することがある。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション・学習指導要領の改訂と地理歴史科の動向(実践研究の動向を中心に)
【事前学習】卒業した中学校または高校のクラスを想定して中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習経験(取得教科,教科書,資料集,授業の特徴)を想起してノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】高等学校地理歴史科の学習経験(取得教科,教科書,資料集,授業の特徴)を振り返る。 (2時間) |
2 |
中学校社会科及び高等学校地理歴史科と学習指導要領
【事前学習】模擬授業で扱う教科書,資料集,テキスト,中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導要領を準備する。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、ワークシートに要点をまとめておく。 (2時間) |
3 |
中学校社会科及び高等学校地理歴史科の目標及び主な内容と全体構造(基礎)
【事前学習】模擬授業で扱う教科書,資料集,テキスト,中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導要領及びそのカラーコピーを準備する。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り要点をまとめておく。 (2時間) |
4 |
中学校社会科及び高等学校地理歴史科と授業設計(認識・思考・学力等の実態を視野に入れて)
【事前学習】模擬授業で扱う教科書,資料集,テキスト,中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導要領及びそのカラーコピーを準備し,大切な部分には朱の下線を引き,疑問点は調べてくる。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 (2時間) |
5 |
中学校社会科及び高等学校地理歴史科と授業設計(情報機器及び教材の効果的な活用法を中心に)
【事前学習】模擬授業で使うものをすべてそろえて持参する。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 (2時間) |
6 |
ICT(情報機器及び教材の活用)を取り入れた地理歴史科の授業の開発(基礎)
【事前学習】模擬授業で使うものをすべてそろえて持参する。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 (2時間) |
7 |
アクティブ・ラーニング(体験的学習)の視点を取り入れた授業の開発(基礎)
【事前学習】模擬授業で使うものをすべてそろえて持参する。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 (2時間) |
8 |
授業設計と学習指導案の作成(完成)
【事前学習】模擬授業で使うものをすべてそろえて持参する。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 (2時間) |
9 |
模擬授業の準備
【事前学習】模擬授業で使うものをすべてそろえて持参する。 (2時間) 【事後学習】模擬授業の準備の点検をおこなう。 (2時間) |
10 |
模擬授業(1)と話し合い・発展的な学習内容の探究(教科の目標及び主な内容と全体構造を中心に)
【事前学習】模擬授業で使うものをすべてそろえて持参する。 (2時間) 【事後学習】模擬授業と相互批評・フィードバックをもとに、学習指導案の見直しをおこなう(1日目)。 (2時間) |
11 |
模擬授業(2)と話し合い・発展的な学習内容の探究(学習内容についての指導上の留意点を中心に)
【事前学習】模擬授業で使うものをすべてそろえて持参する。 (2時間) 【事後学習】模擬授業と相互批評・フィードバックをもとに、学習指導案の見直しをおこなう。 (2時間) |
12 |
模擬授業(3)と話し合い・発展的な学習内容の探究(情報機器及び教材の活用を中心に)
【事前学習】学習指導案と使用教材等を準備する。 (2時間) 【事後学習】模擬授業と相互批評・フィードバックをもとに、学習指導案の見直しをおこなう。 (2時間) |
13 |
模擬授業の振り返りと授業改善(教科の目標及び内容と全体構造を中心に)
【事前学習】学習指導案を見直し持参する。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 (2時間) |
14 |
模擬授業の振り返りと授業改善(学習内容についての指導上の留意点を中心に)
【事前学習】テキストと中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導要領を準備する。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 (2時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める・地理歴史科の授業に向けて(実践研究の動向)
【事前学習】授業を振り返りワークシートと使用した文献を見直す。 (2時間) 【事後学習】】講義を振り返り、要点をまとめておく。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 田部俊充ほか 『大学生のための社会科授業実践ノート 増補版II』 風間書房 2016年 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 地理歴史編』 東洋館出版社 2019年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:模擬授業準備・学習指導案・パワーポイント・模擬授業動画(90%)、授業参画度:ワークシート(オンライン,模擬授業のグループワーク等の内容を反映する)(10%) 授業参画度は提出する課題で評価します。 |
オフィスアワー | 授業終了時 |