検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和元年度以前入学者 | 法学通論 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 松井丈晴 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 半期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンデマンド型遠隔授業(ZOOMの録画配信)12回と課題研究3回を組み合わせる。 Blackboard ID:木曜4限→20203951 |
---|---|
授業概要 | 黒板に書かれたことのみを板書するのではなく、必要に応じて、口頭で話していることをメモを取るなど習慣を身につけて欲しい。 また、ニュース、新聞等で報道されている最新のものについて、DVDなどを通して講義に取り入れるとともに、学生自ら情報収集に努めること。 社会人としての法的知識を身につけ、大学での学習基盤となるアカデミックスキルを身につける。 労働相談に応じた経験を生かし、現在、リアルに起きている労働問題に対し、解決策を提示した授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | この授業では以下の知識、能力を身につけることを目標とする。 ・人間生活の基礎となる法律について、日常の市民生活に必要な最低限の知識を示すとともに、法的な思考方法の基礎を身につける。(論理的・批判的思考力) ・社会生活上に起こりうる法律問題を通して、その問題解決の方法を法的な側面から自ら考え、自ら調べることで、常識を身につける。(問題発見・解決力) この科目は文理学部のDP及びCP2,3,4に対応しています。 世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる(A-2-1)。 仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。 事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。 |
授業の方法 | 12回の授業はブラックボードを通して、ZOOM録画したオンデマンド教材を配信する。また、その内容の授業時配布資料をあわせて配布する。 次に、毎回の授業翌日までに、授業内容を簡潔にまとめたレポートの提出を求め、ブラックボード上で提出を求め、1回10点×5回=50点として評価する。 学生の毎回のレポート内容に関する教員のコメントは、○月○日感想として総括する一方、ブラックボードの掲示板機能を通して、質問と議論の機会を提供する。 試験50点は、レポートとする。レポートの内容や〆切については、追って連絡する。 レポートは、PDFまたはワードを大原則とし、自宅にPCがなく、スマホのみで、やむを得ない場合のみ写真による提出を認める。 |
履修条件 | 200名を超えた場合、最初の授業出席者のみの履修を認め、2回目以降は履修を認めない場合もありますので、必ず、最初の授業に出席すること。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
法とは何か【オンデマンド授業】 六法とは何か、法の体系、法の分類 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P2~5、プリントを通読し、法と道徳の違いについて考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業時配布プリントで指示した動画を見て感想文を作成すること。 (3時間) |
2 |
社会規範としての法【オンデマンド授業】 自然科学の法と社会科学の法の違い 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P12~22、プリントを通読し、法とは何かを確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間) |
3 |
法律用語【オンデマンド授業】 法律用語の使い方 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P6~10、56~61、プリントを通読し、法律用語全般について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間) |
4 |
法源としての法【オンデマンド授業】 成文法、不文法の違い 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P36~43、プリントを通読し、成文法と不文法の違いについて確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間) |
5 |
法の解釈Ⅰ【オンデマンド授業】 法の解釈技法 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P61~66、プリントを通読し、様々な法解釈の技法について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間) |
6 |
法の解釈Ⅱ【オンデマンド授業】 車馬通行禁止、未成年者飲酒禁止法 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書、プリントを通読し、事例問題を考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業時配布プリントで指示した課題を作成すること。 (3時間) |
7 |
法令・判例【オンデマンド授業】 法令・判例の読み方・調べ方 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P24~34、プリントを通読し、疑問点をノートにまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間) |
8 |
判例評釈【オンデマンド授業】 判例評釈の仕方 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書、プリントを通読し、疑問点をノートにまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業時配布プリントで指示した課題を作成すること。 (3時間) |
9 |
法と裁判【オンデマンド授業】 裁判と裁判所の種類 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P212~223、プリントを通読し、裁判と裁判所の種類について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間) |
10 |
法の体系【オンデマンド授業】 公法と私法の違い 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P46~53、プリントを通読し、公法と私法の違いについて確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間) |
11 |
婚姻と法【オンデマンド授業】 結婚、離婚 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P108~119、プリントを通読し、結婚と離婚について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間) |
12 |
法と道徳【オンデマンド授業】 ハラスメント 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書、プリントを通読し、何がハラスメントになるか考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業時配布プリントで指示した課題を作成すること。 (3時間) |
13 |
職場と法【オンデマンド授業】 労働問題 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P190~209、プリントを通読し、身近な労働問題について考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間) |
14 |
情報と法【オンデマンド授業】 プライバシー権、マイナンバー制 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P256~270、プリントを通読し、個人情報保護について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間) |
15 |
講義内容の整理【課題研究】 これまでの復習・解説を行い、講義内容の理解を深める。 【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。 事前に、教科書、プリントを通読し、わからなかった点をノートにまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 高橋雅夫 『Next教科書シリーズ法学』 弘文堂 2020年 第3版 |
参考書 | 松嶋隆弘 『スタンダード法学』 芦書房 2019年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業全体の理解度確認のための総括したレポートを課す(50%)、授業参画度:オンデマンド教材の視聴と課題の提出状況を評価し、1回10点×5回で計算する。(50%) 試験は、各回で学修した内容を修得しているかどうかを、その点数にて評価する。 レポートは宿題の提出状況と論理的・批判的な思考で作成され、問題発見し、解決策を提案できているかで評価する。 なお、評価基準についてはあらかじめ配布プリントに詳細に記載する。 |
オフィスアワー | ブラックボードを通して回答する。 |
備考 | 関連する法律科目(労働法、市民社会と法など)を受講することでより理解が深まる。 |