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令和元年度以前入学者 | 書道史2 | ||||
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教員名 | 金子馨 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 主として課題研究(Blackboardを通じて学習資料等を配信)で実施する。 Blackboard ID:20203981 |
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授業概要 | 日本書道史上の名跡を取り上げて、漢字の伝来から近代の書まで、各時代の特徴を捉えながら日本の書について学びます。また、学芸員経験をもとに、作品を鑑賞する上で必要な知識やその方法についても指導します。 |
授業のねらい・到達目標 | 日本書道史における能書や名跡、特筆すべき事項を理解し、日本書道史の通史(流れ)を説明できる。 中国書道史との関係性も考えながら、各時代の書の特徴を具体的に述べられる。 作品鑑賞の知識や方法を身につけるとともに、作品を分類したり、比較・分析したりして、自分の考えが述べられる。 |
授業の方法 | テキストに加えて、BlackBoardを通じて授業資料や参考資料を各回配信します。毎時間課題を提示しますが、資料に目を通し名跡を鑑賞したり、作品を通して比較したりして気づいたことや自分の考えをレポート(課題)にまとめてもらいます。提出された課題は、フィードバックを目的として添削して返却・指導する予定です。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する、接続等テスト)
【事前学習】シラバスやテキストを確認した上で、疑問点や不明点をノートにまとめておく。 (1時間) 【事後学習】授業で配布した論文を通読した上で、要点をまとめ、自分の考えをまとめておく。 (2時間) |
2 |
作品の装丁と鑑賞の方法について
【事前学習】学習指導要領やテキストのコラム2などを通読し、「鑑賞」について要点をまとめ、疑問点や不明点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】NHK高校講座「書道Ⅰ」第17回を視聴した上で、授業を振り返り、「鑑賞」の方法についてまとめておく。 (2時間) |
3 |
作品の鑑定と伝称筆者について
【事前学習】テキストのコラム5・6を通読し、疑問点や不明点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】参考文献によって、より知見を広げる。 (2時間) |
4 |
漢字の伝来 古代・飛鳥時代の書について
【事前学習】テキスト第1章を通読し、要点をまとめ、疑問点や不明点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】参考文献によって、より多くの名跡を鑑賞し、知見を広げる。 (2時間) |
5 |
奈良時代の書について
【事前学習】テキスト第2章(奈良時代)を通読し、要点をまとめ、疑問点や不明点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】参考文献によって、より多くの名跡を鑑賞し、知見を広げる。 (2時間) |
6 |
平安時代前期の書について 三筆を中心に
【事前学習】テキスト第2章(平安時代前期)を通読し、要点をまとめ、疑問点や不明点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】参考文献によって、より多くの名跡を鑑賞し、知見を広げる。 (2時間) |
7 |
中間ヒアリング
【事前学習】テキストや解説を振り返り、これまでの要点をまとめ、疑問点や不明点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキストや解説を振り返り、疑問点や誤りを確認する。 (2時間) |
8 |
平安時代中期の書について 三蹟を中心に
【事前学習】テキスト第3章を通読し、要点をまとめ、疑問点や不明点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】参考文献によって、より多くの名跡を鑑賞し、知見を広げる。 (2時間) |
9 |
平安時代後期の書について 古筆を中心に
【事前学習】テキスト第4章やコラムを通読し、要点をまとめ、疑問点や不明点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】参考文献によって、より多くの名跡を鑑賞し、知見を広げる。 (2時間) |
10 |
鎌倉時代の書について
【事前学習】テキスト第5章を通読し、要点をまとめ、疑問点や不明点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】参考文献によって、より多くの名跡を鑑賞し、知見を広げる。 (2時間) |
11 |
南北朝時代・室町時代の書について
【事前学習】テキスト第6章を通読し、要点をまとめ、疑問点や不明点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】参考文献によって、より多くの名跡を鑑賞し、知見を広げる。 (2時間) |
12 |
安土桃山時代の書、江戸時代前期の書について
【事前学習】テキスト第7章を通読し、要点をまとめ、疑問点や不明点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】参考文献によって、より多くの名跡を鑑賞し、知見を広げる。 (2時間) |
13 |
江戸時代中期・後期の書について
【事前学習】テキスト第8章を通読し、要点をまとめ、疑問点や不明点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】参考文献によって、より多くの名跡を鑑賞し、知見を広げる。 (2時間) |
14 |
明治時代以降の書について
【事前学習】テキスト第9章を通読し、要点をまとめ、疑問点や不明点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】参考文献によって、より多くの名跡を鑑賞し、知見を広げる。 (2時間) |
15 |
まとめ(振り返り)
【事前学習】テキストを通読したり、ノートを振り返ったりして日本書道史について考えをまとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキストや解説を振り返り、疑問点や誤りを確認する。 (3時間) |
その他 | |
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教科書 | 名児耶明監修 『決定版 日本書道史』 芸術新聞社 2009年 |
参考書 | 小松茂美編 『二玄社版 日本書道辞典』 二玄社 1987年 書学書道史学会編 『日本・中国・朝鮮 書道史年表事典』 萱原書房 2005年 下中直也、下中彌三郎編 『書道全集』 平凡社 1968年 小松茂美編 『日本書蹟大鑑』 講談社 1980年 小松茂美編 『日本の書』 中央公論社 1983年 NHK高校講座「書道Ⅰ」(http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/tv/shodou/) 上記以外、授業内に適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:学期末レポート(40%)、授業参画度:毎時間の課題提出等(60%) |
オフィスアワー | Blackboardやメールにて対応します。 メールアドレスは初回の授業時にお知らせします。 |