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令和元年度以前入学者 | 教職実践演習(中・高) | ||||
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教員名 | 青木幸子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 集中 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 全ての授業をオンライン授業(動画)で行う。動画授業の中でのワーク、授業終了後のミッション・ワークを授業の後、Googleclassルームに提出する。動画のURLや課題へのコメント等はすべてGoogleclassルームを通して行う。 |
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授業概要 | 使命感や責任感に裏付けられた実践的指導力を有する教員としての資質の構築 |
授業のねらい・到達目標 | 大学4年間で学んだ学習知と、実習を通して得られた経験・知見との更なる統合を図り、教科指導力や生徒指導力を養う。また教師としての使命感・責任感を持ち、将来にむけ成長し続ける教師としての自己像の構築を探究することができる。 |
授業の方法 | ドラマワーク等多様なアクティビティを活用し、実践的学びを展開する。ウォーミング・アップからスタートし、毎回の授業目標にむけて、動画によるレクチャーとワーク、さらに、ミッション・ワークによって学びの発展を目指す。 |
授業計画 | |
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1 |
「今学校は?」高校現場の事例をもとに、自身の体験を交えながら、教育現場の今を考察する
【事前学習】新聞・ネット・雑誌等で、教育問題についてのトピックを調べてくる。 (1時間) 【事後学習】ライフストーリーの事例を聞いて考えたことをレポートとしてまとめる (1時間) |
2 |
「ハイポイント・インタビュー」自己指導能力を高めるための契機をさぐる
【事前学習】中高における「最高の瞬間」をメモする (1時間) 【事後学習】最高の体験をいかに敷衍化できるかを考察する (1時間) |
3 |
教師として生きるということ~学び続ける教師像を~ 「物語がはじまるとき」の多様な事例から同僚性の構築・学ぶことの重要性を考える 【事前学習】「物語がはじまるとき」を読んで、事例から考えたことをメモしてくる。 (1時間) 【事後学習】生徒にとっての支援とは何かを考察する (1時間) |
4 |
Have a sense of humor~教育にはユーモアや笑いが 必要だ~ 今の教育現場に蔓延する「こわばり」や「息苦しさ」を打開 していくための効果的な手掛かりとして「ユーモア」「笑い」の効用に注目し、考察する。 【事前学習】自身の挫折経験を想起し、それを乗り越えるに有効であったことを列挙する (1時間) 【事後学習】あったらいいなこんな活動のデザインを行う (1時間) |
5 |
self-esteem(セルフ・エスティーム)=自尊感情を高めるには~不思議で、ハッピーな「こんなのどうだろう」~ コロナワークで自身の気持ちを考察した後、生き方をポジティブにターンするためのアフター・コロナ、アイディアを創出する 【事前学習】コロナ禍で気持ちをハッピーにしてくれた、ヒト・モノ・コトを列挙する (1時間) 【事後学習】ポストコロナ、あったらいいなこんなモノ・コトのデザイン (1時間) |
6 |
「ネットいじめ」を考える~STOP! 指殺人~ ネット社会を生きる生徒たちのSNSとの付き合い方はどうあるべきかを考察する。 【事前学習】ネットいじめの事例をリサーチする (1時間) 【事後学習】いじめ問題解消の授業をデザインする (1時間) |
7 |
「いじめに対して、今できること」 いじめに対する現実的解決法の事例をもとに、自らが挑戦できるいじめ対応、いじめない教室を目指しての方法を考え論作文する。 【事前学習】いじめ対応において効果をあげている事例を調べ、自身の考える方策をまとめる。 (1時間) 【事後学習】いじめのない教室をつくるについて考えたことをレポートとしてまとめる (1時間) |
8 |
生徒指導の課題と対応策について~保護者との連携をめざして~ いじめ・不登校をはじめとする生徒の抱える問題を保護者との連携によって解決しようとする事例を検証・考察することで、具体的なアクションプランを考えプレゼンする。 【事前学習】保護者との対応によって生徒指導の新たな境地を切り開いた事例をリサーチする。 (1時間) 【事後学習】保護者との連携について考えたことをレポートとしてまとめる (1時間) |
9 |
“Black Lives Matter” ~私の中に潜むアンコンシャス・バイアス~ 黒人差別の事例・コロナハラスメントの事例等、差別偏見について考察を深める 【事前学習】“Black Lives Matter”の新聞・ネット記事をリサーチする (1時間) 【事後学習】自身に潜むバイアスについて事例をもとに考察する (1時間) |
10 |
教材研究・教材開発の進め方「おいしい授業のつくりかた」 主体的対話的な深い学びとしての授業デザインに挑戦する。 【事前学習】自分が夢中になった授業をピックアップし、その秘密がどこにあったか考察する。 (1時間) 【事後学習】生徒を夢中にさせる授業の指導案を作成する (1時間) |
11 |
「あったらいいなこんな学校」 生徒が学びの主人公になるために必要なものは何かを具体的に考察し、生徒の人格形成に寄与する教育を実現するための学習プログラム等を考える。 【事前学習】挑戦的な教育を実践している学校についてリサーチする。 (1時間) 【事後学習】生徒が生き生きと学ぶことのできる学校に向けての具体的プランについて考えたことをレポートとしてまとめる (1時間) |
12 |
「すべての授業は、問いからはじまる」 生徒達がワクワクする授業のため「問いのつくりかた」について考察する教材研究に挑戦。 それぞれの教科に共通するテーマを決め(例えば「食」「衣」「水」)教科横断の学びをデザインし実践する。 【事前学習】授業創りを通して生徒の主体性を育んでいる学校の事例をリサーチする。 (1時間) 【事後学習】探究の学びをメインとする教科指導についての指導案を作成する。 (1時間) |
13 |
教職の専門性(教員の服務と研修、教師に求められる専門性) 教師が果たす機能について具体的に考察することから教師教育の現状と課題等を考える。 トピックをもとに、「プロフェッショナル・教師の流儀」という番組仕立てでプレゼンを行う。 【コアカリキュラム】3-1 3-2 3-3 【事前学習】教師へのインタビュ-・アンケ-ト記事から教師の成長を考察する。 (1時間) 【事後学習】教師ライフストーリーについての事例をレポートとしてまとめる (1時間) |
14 |
保護者との関係構築にむけて~モンスター・ペアレント論を越えて~ 生徒理解のために、保護者との共感的理解の重要性を、ケーススタディーで考察していく。 【事前学習】「モンスターペアレント」という言葉から想起する事例をメモする (1時間) 【事後学習】保護者との関係構築のアイディアをデザインする (1時間) |
15 |
まとめと振り返りを行い、教師としての実践力をつけるために、「今、ここから」はじめることをミッションステートメントとして書き出し、シェアする。
【事前学習】教師として働く10年後の自分に一日を詳細に書き出してくる。 (1時間) 【事後学習】教師として生きるということについて考えたことをレポートとしてまとめる (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 青木幸子 『物語が始まるとき』 春風社 2014年 第1版 講義参加前にテクストを通読しておくこと。テクスト内の事例等をもとに、様々なアクティビティを行う。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業後のミッション・ワーク(50%)、授業参画度:授業内でのワーク(50%) 講義終了後毎時間ワーク・ミッションワークを提出し省察することにより学びの達成度を評価する。 |
オフィスアワー | Googleclassルームを使って連絡を行う |