文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 哲学科 > 哲学演習１
日本大学ロゴ

哲学演習１

このページを印刷する

令和元年度以前入学者 哲学演習１
教員名 鈴木生郎
単位数    1 学年 2～4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンライン形式と課題研究を組み合わせて行います。
授業概要 現代の分析哲学の文献を読む
授業のねらい・到達目標 この授業では、現代の分析哲学の著作を精読することで、次の能力を養成することを目指します。
(1) 資料の要点を捉えてまとめ、まとめた内容を的確に発表することができる。（A-6-2、A-7-2)
(2) わからない部分について、調査することができる（A-5-2）
(3) 内容について、ディスカッションを通じて論理的に評価することができる。（A-3-3, A-8-2）

この科目は文理学部（学士文学）のDP及びCP3, 5, 6, 7, 8, に対応しています。
・自他の主張や論証を論理的・批判的に考察して，既存の見解を問い直すことができる。（A-3-3）
・人間の生き方や現代社会のあり方を問い直し，自らの思想的課題を設定して，それに挑戦することができる。（A-5-2）
・自分の意見を他人に対してわかりやすく伝えることができる。（A-6-2）
・学修活動のみならず，日常生活においても，より良い成果を上げるために，お互いを尊重しながら協働することができる。（A-7-2）
・他者の評価を謙虚に受け止めながら，自分の学修経験を振り返り，分析していくことができる。（A-8-2）
授業の方法 前期は倉田剛『現代存在論講義I』を教科書として使用します。授業は次のように進めます。
(1) 本書の各節ごとに担当者を割り当て、レジュメを作成してメールで提出していただきます。（メーリングリストを使用）
(2) 次回にオンラインで内容を解説し、ディスカッションをします。調べるべき部分については、リサーチとして調査をしていただきます。（リサーチについては講評を与えます。）
(3) 学期の最後には、本書の議論を題材に、自身の考えを述べるレポートを作成していただきます。（希望者はレポートを添削します）
みなさんの積極的な参加を期待しています。
授業計画
1 ガイダンス：授業の進め方、教科書について（オンライン）
【事前学習】教科書の序文を読み、大まかな見通しをつけておくこと。 （1時間）
【事後学習】配布資料を確認し、授業の受け方について復習しておくこと （1時間）
2 レジュメの作り方、発表の仕方の確認。リサーチの仕方。（オンライン）
【事前学習】教科書第一講義を題材とするので、事前に読んで疑問点を確認しておくこと （2時間）
【事後学習】レジュメの作り方、リサーチの方法についてまとめておくこと （2時間）
3 第二講義１：存在論的コミットメントとその周辺、第二講義２：理論的美徳（A-5-2、A-6-2、A-7-2）（課題研究）
【事前学習】担当者はレジュメを作成し、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること （2時間）
【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと （2時間）
4 レジュメの講評と内容の解説。簡単なディスカッション。リサーチの指定。（A-3-3, A-8-2）（オンライン）
【事前学習】レジュメを読み、内容の疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと （2時間）
5 第二講義３：非クワイン的なメタ存在論、第三講義１：カテゴリーと形式的因子（（A-5-2、A-6-2、A-7-2）（課題研究）
【事前学習】担当者はレジュメ・リサーチを行い、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること （2時間）
【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと （2時間）
6 レジュメの講評と内容の解説。簡単なディスカッション。リサーチの指定。（A-3-3, A-8-2）（オンライン）
【事前学習】レジュメを読み、内容の疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと （2時間）
7 第三講義２：形式的関係、第四講義１：性質に関する実在論（A-5-2、A-6-2、A-7-2）（課題研究）
【事前学習】担当者はレジュメ・リサーチを行い、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること （2時間）
【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと （2時間）
8 レジュメの講評と内容の解説。簡単なディスカッション。リサーチの指定。（A-3-3, A-8-2）（オンライン）
【事前学習】レジュメを読み、内容の疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと （2時間）
9 第四講義２：実在論の擁護、第四講義３：ミニマルな実在論（A-5-2、A-6-2、A-7-2）（課題研究）
【事前学習】担当者はレジュメ・リサーチを行い、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること （2時間）
【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと （2時間）
10 レジュメの講評と内容の解説。簡単なディスカッション。リサーチの指定。（A-3-3, A-8-2）（オンライン）
【事前学習】レジュメを読み、内容の疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと （2時間）
11 第五講義１：クラス唯名論、第五講義２：類似性唯名論（A-5-2、A-6-2、A-7-2）（課題研究）
【事前学習】担当者はレジュメ・リサーチを行い、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること （2時間）
【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと （2時間）
12 レジュメの講評と内容の解説。簡単なディスカッション。リサーチの指定。（A-3-3, A-8-2）（オンライン）
【事前学習】レジュメを読み、内容の疑問点をまとめておく。 （時間）
【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと （時間）
13 第五講義３：述語唯名論、第五講義４：トロープ唯名論（A-5-2、A-6-2、A-7-2）（課題研究）
【事前学習】担当者はレジュメ・リサーチを行い、その他の人は該当箇所を読み疑問を確認すること （時間）
【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと （時間）
14 レジュメの講評と内容の解説。簡単なディスカッション。リサーチの指定。（A-3-3, A-8-2）（オンライン）
【事前学習】レジュメを読み、内容の疑問点をまとめておく。 （2時間）
【事後学習】扱った箇所の内容を復習し、簡単ににまとめておくこと （2時間）
15 これまでのまとめとレポート準備（A-3-3, A-8-2）（オンライン）
【事前学習】レポートの書き方について確認しておくこと （2時間）
【事後学習】課題に従ってレポートを作成すること （2時間）
その他
教科書 倉田剛 『現代存在論講義I』 新曜社 2017年 第1版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業参画度(60%)
授業参画度は、レジュメおよびリサーチによって評価します。
オフィスアワー メールでアポイントメントをとってください。

↑このページのトップ