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倫理学演習1

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令和元年度以前入学者 倫理学演習1
教員名 永井均
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 課題研究(15回)
授業概要 時間とは何か、とりわけ現在であるとはどういうことか、を研究する。森田邦久[編著]『〈現在〉という謎』をテキストとして使い、とりわけその第1章、第4章、第5章を精読し、物理学者の考える時間と哲学者の考える時間との違いも考慮にいれ、〈現在〉の正体を明らかにしていく。
授業のねらい・到達目標 『〈現在〉という謎』における〈現在〉の研究を検討しつつ、その成果にもかかわらずそれが依然としていわゆる「タテ問題」に終始しているために〈現在〉という現象の真の意味の理解には至ってないのではないか、という問題を考えていく。こうした哲学的問題を理解し、考え抜く力を身につける。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシー DP 及びカリキュラムポリシー CP の3, 5, 6, 7, 8 に対応しています。
・自他の主張や論証を論理的・批判的に考察して,既存の見解を問い直すことができる(A-3-3)。
・人間の生き方や現代社会のあり方を問い直し,自らの思想的課題を設定して,それに挑戦することができる(A-5-2)。
・自分の意見を他人に対してわかりやすく伝えることができる(A-6-2)。
・学修活動のみならず,日常生活においても,より良い成果を上げるために,お互いを尊重しながら協働することができる(A-7-2)。
・他者の評価を謙虚に受け止めながら,自分の学修経験を振り返り,分析していくことができる(A-8-2)。
授業の方法 演習形式。この本を毎回だいたい6頁程度読み、それについて疑問点を出し合い検討していく。
授業計画
1 物理学における時間の概要を理解する
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間)
2 ポアンカレの時間概念と時間の空間化
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間)
3 現在主義とは何か
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間)
4 時間の形而上学
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認す (1時間)
5 永久主義と現在主義
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間)
6 端的な現在とは何か
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間)
7 客観的現在と身心相関の同時性
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間)
8 時間客観の構成
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間)
9 時間の流れとは何か
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間)
10 異なる形式の時間性
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間)
11 身心関係と時間
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間)
12 クオリアの問題
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間)
13 タイムトラベルの可能性
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間)
14 世界は無限の過去から存在したの
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間)
15 成長ブロック宇宙説等々について(A-3-3,A-5-2,A-6-2,A-7-2,A-8-2)
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間)
【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間)
その他
教科書 森田邦久 『〈現在〉という謎』 勁草書房 2019年 第1版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度(60%)、授業貢献度:発言の頻度と的確さによる(40%)
本授業の達成目標である「A-3-3」、「A-5-2」、「A-6-2」、「A-7-2」、「A-8-2」のいずれも、授業での学修を積み重ねた結果、本授業の最後に達成される。そして、その評価は、授業中における質問や議論や意見の質と量などの授業構成への貢献度によってなされる。
オフィスアワー 金曜13時~

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