検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和元年度以前入学者 | 哲学課題研究3 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 古田智久 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 第1回目:オンライン型の遠隔授業(Zoom 利用予定・直前にBlackboardで通知します) 第2回目以降:オンライン型(Webex 利用)、オンデマンド型、課題研究型の遠隔授業 |
---|---|
授業概要 | 「哲学」の研究方法としては、①経験的・実証的な方法(アポステリオリな方法)と、②思弁的・形而上学的な方法(アプリオリな方法)とがある。この授業では、履修者それぞれが自身の関心に合致した哲学の研究方法を習得すべく、口頭発表とディスカッションを行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 論文執筆に際して主文献となる文献を正確に読解することができる。 執筆する論文のテーマに関連する研究論文や批判論文のサーヴェイを行うことができる。 執筆する論文のテーマに関連するオリジナルな考察を提示することができる。 4年次に卒業論文を書くことができるようになる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3, 5, 6, 7, 8 及びカリキュラムポリシーCP3, 5, 6, 7, 8に対応している。 自他の主張や論証を論理的・批判的に考察して,既存の見解を問い直すことが できる。(A-3-3) 自らの思想的課題に取り組むために必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる。(A-5-3) さまざまな人とコミュニケーションをとり、傾聴力と発表力に基づいて、合理的な議論を推進することができる。(A-6-3) さまざまな集団活動において、より良い成果を上げるために、指導者として他者と協働し、作業を行う姿勢を示すことができる。(A-7-3) 自分の学修経験を振り返り分析して、今後の改善計画を立てることができる。(A-8-3) |
授業の方法 | 授業では、各自が設定した研究テーマに即して口頭発表を行っていただく。毎回、発表者を決めて、あらかじめ配布しておいた発表原稿に則して発表してもらう。履修者は、発表者に対して質問し、議論を深めていく。 発表者は、発表する前の回の授業までに、発表要旨を作成してきて、配布すること。事前学習として、配布された発表要旨を熟読してくることが求められる。 発表資料とレポートは添削して返却する。 ------------------------------------------------------- 以上に記した授業の方法は、対面型の授業形式を想定して計画したものである。 前学期の授業形式が遠隔授業に変更されたため、授業の方法を、課題研究型の遠隔授業に変更する。 具体的な授業の方法については、第1回目の授業でお知らせする。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する。 「哲学」の研究方法について講義する。 (オンライン型) 【事前学習】シラバスを事前に確認し、哲学の二つの研究方法について調べておくこと。 (1.5時間) 【事後学習】「哲学」の研究方法とその方法を用いた哲学の研究史について、十分に理解しておくこと。 (1.5時間) |
2 |
哲学の論文の執筆方法について講義する。 各自の研究テーマについて発表し、概要を解説する。 【事前学習】各自が関心のあるテーマを考えて、概要をまとめてくること。 (2時間) 【事後学習】各自の研究テーマに関連する参考文献を集めること。 (2時間) |
3 |
発表「社会正義について」
【事前学習】あらかじめ配布された発表資料を読み、疑問点があればメモしてくること。 (1.5時間) 【事後学習】第3回の授業の内容をレポートにまとめること。各自の発表の準備をすること。 (2.5時間) |
4 |
発表「友愛について」
【事前学習】あらかじめ配布された発表資料を読み、疑問点があればメモしてくること。 (1.5時間) 【事後学習】第4回の授業の内容をレポートにまとめること。各自の発表の準備をすること。 (2.5時間) |
5 |
発表「私の特殊性について」
【事前学習】あらかじめ配布された発表資料を読み、疑問点があればメモしてくること。 (1.5時間) 【事後学習】第5回の授業の内容をレポートにまとめること。各自の発表の準備をすること。 (2.5時間) |
6 |
発表「言葉の意味について」
【事前学習】あらかじめ配布された発表資料を読み、疑問点があればメモしてくること。 (1.5時間) 【事後学習】第6回の授業の内容をレポートにまとめること。各自の発表の準備をすること。 (2.5時間) |
7 |
発表「潜在意識と無意識について」
【事前学習】あらかじめ配布された発表資料を読み、疑問点があればメモしてくること。 (1.5時間) 【事後学習】第7回の授業の内容をレポートにまとめること。各自の発表の準備をすること。 (2.5時間) |
8 |
発表「悪について」
【事前学習】あらかじめ配布された発表資料を読み、疑問点があればメモしてくること。 (1.5時間) 【事後学習】第8回の授業の内容をレポートにまとめること。各自の発表の準備をすること。 (2.5時間) |
9 |
発表「確定記述について」
【事前学習】あらかじめ配布された発表資料を読み、疑問点があればメモしてくること。 (1.5時間) 【事後学習】第9回の授業の内容をレポートにまとめること。各自の発表の準備をすること。 (2.5時間) |
10 |
発表「ハイデガーの時間論と存在論的差異について」
【事前学習】あらかじめ配布された発表資料を読み、疑問点があればメモしてくること。 (1.5時間) 【事後学習】第10回の授業の内容をレポートにまとめること。各自の発表の準備をすること。 (2.5時間) |
11 |
発表「神経科学から道徳を考える」
【事前学習】あらかじめ配布された発表資料を読み、疑問点があればメモしてくること。 (1.5時間) 【事後学習】第11回の授業の内容をレポートにまとめること。各自の発表の準備をすること。 (時間) |
12 |
発表「子供の哲学について」
【事前学習】あらかじめ配布された発表資料を読み、疑問点があればメモしてくること。 (2.5時間) 【事後学習】第12回の授業の内容をレポートにまとめること。各自の発表の準備をすること。 (時間) |
13 |
発表「言語と世界の関係について」
【事前学習】あらかじめ配布された発表資料を読み、疑問点があればメモしてくること。 (1.5時間) 【事後学習】第13回の授業の内容をレポートにまとめること。各自の発表の準備をすること。 (2.5時間) |
14 |
発表「反出生主義について」
【事前学習】あらかじめ配布された発表資料を読み、疑問点があればメモしてくること。 (1.5時間) 【事後学習】第14回の授業の内容をレポートにまとめること。各自の発表の準備をすること。 (2.5時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い、授業で取り上げた問題について再度ディスカッションを行う。 (A-6-3)(A-7-3) 【事前学習】ディスカッションで取り上げたいテーマ・問題を考えてくること。(A-3-3)(A-5-3) (2時間) 【事後学習】第15回の授業の内容をレポートにまとめること。後期の授業に備えて、各自の発表の準備をすること。(A-8-3) (3時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 授業で指示する。 |
参考書 | 授業で適宜指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:レポートを提出してもらい採点する。(80%)、授業参画度:授業参画度として、オンライン型授業における発言を評価する。(20%) ※本授業の達成目標である「A-3-3」、「A-5-3」、「A-6-3」、「A-7-3」、「A-8-3」のいずれも、授業での学修を積み重ねた結果、本授業の最後に達成される。そして、その評価は、提出されたレポート、発表資料、発表の方法と姿勢、授業参画度によって行われる。 |
オフィスアワー | 水曜日6時間目 2号館11階古田研究室 ------------------------------------------------- 以上に記したオフィスアワーの時間と場所は、対面型の授業形式を想定して計画したものである。 前学期の授業形式が遠隔授業に変更されたため、オフィスアワーを Blackboard の掲示板とする。 |