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令和元年度以前入学者 | 日本史特講1 | ||||
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教員名 | 小川雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業(12回)と課題研究(3回)を組み合わせる。 |
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授業概要 | 徳川将軍家と譜代大名の関係から、江戸時代の構造を読み解く。 |
授業のねらい・到達目標 | 近世(江戸時代)の日本は、大名家(領域権力)が全国に群立する「大名の時代」であり、諸大名は徳川将軍家(江戸幕府)に従属して、政治的統合を成立させていた。そして、徳川将軍家の全国統治と政務運営を支えた主柱が、将軍家によって取り立てられた譜代大名であった。本講義では、授業ごとに個別の譜代大名を取り上げ、領域権力としての存立状況や、幕閣としての活動状況を確認する。このように、徳川将軍家と譜代大名の関係性を通じて、江戸時代の基礎構造を理解できるようにすることを目標とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP2及びCP3に対応しています。 |
授業の方法 | 授業実施日にBlackboardを通して、PDFの教材を3度(30分ごと)に分けて配信する。受講者はその教材を閲覧して、時間内に要点を整理して投稿する。質問も適宜受け付ける。 第13回~第15回は課題研究を投稿する。最終投稿期限は8月7日とする。 初回講義開始までにBlackBoardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackBoardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(近世幕藩体制の基礎構造や、授業の目標・方法について説明する) 配信した手引きを読み、疑問点は質問する(オンデマンド授業) 【事前学習】シラバスを事前に確認する。 (2時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、譜代大名に関する基礎知識を整理する。 (2時間) |
2 |
徳川将軍家と譜代大名の関係に関する概論 送信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、譜代大名の定義を説明できるようにする。 (2時間) |
3 |
譜代筆頭となった遠江国衆(井伊氏について) 送信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、井伊氏の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
4 |
二つの酒井氏1(庄内酒井氏について) 送信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、庄内酒井氏の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
5 |
二つの酒井氏2(姫路酒井氏について) 送信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、姫路酒井氏の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
6 |
軍事指揮官から譜代の名門へ1(本多氏について) 送信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、本多氏の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
7 |
軍事指揮官から譜代の名門へ2(榊原氏について) 送信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、榊原氏の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
8 |
老中を輩出する家(阿部氏について) 送信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、阿部氏の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
9 |
家康生母の実家1(水野氏〈忠重系など〉について) 送信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、水野氏(宗家格)の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
10 |
家康生母の実家2(水野氏〈忠守系など〉について) 送信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、水野氏(分家)の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
11 |
東三河の独立勢力(戸田氏について) 送信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、戸田氏の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
12 |
春日局の一族(稲葉氏について) 送信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、稲葉氏の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
13 |
譜代大名の定義 第12回終了時に配信したテーマに沿って、譜代大名の定義を考察したレポートを提出する(課題研究)。 【事前学習】第12回までの内容を整理する。 (2時間) 【事後学習】解説(8月7日配信)を踏まえて、レポートの内容を再検討する。 (2時間) |
14 |
参考文献の書評 第12回までに送信教材で示した参考文献から1冊を選んで提出する(課題研究)。 【事前学習】第12回までの教材で示された主要参考文献の1冊を読み込む。 (2時間) 【事後学習】自身が希望する研究テーマにあった書籍を探す。 (2時間) |
15 |
試験と解説 出題された課題(第12回終了時配信)について、解答を提出する(課題研究)。 【事前学習】第2回から第13回までの内容を復習する。 (2時間) 【事後学習】解説(8月7日配信)を踏まえて、自己の解答を再検討する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 各回にBlackboardで授業用プリントを配信する。 |
参考書 | 授業用プリントに主要参考文献を掲示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(50%) 試験は、第12回終了時配信の出題への解答内容で評価する。 授業参画度は、時間内に提出した要点整理、第13回~第14回分のレポートの内容で評価する。 |
オフィスアワー | Blackboardを通じての質問・相談に対応する。 |