検索したい科目／教員名／キーワードを入力し「検索開始｣ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に１文字スペースを入れずに、検索してください。
西洋史特講５
| 令和元年度以前入学者 | 西洋史特講５ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 土屋好古 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2～4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 史学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業の形態 | 課題研究：Blackboardを通じた学習資料配信、毎回解説を付した資料を配信するので、それを読み、出された課題に答える。試験は行わず、課題の提出をもって評価する。 初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 |
|---|---|
| 授業概要 | ロシアは20世紀二度にわたって大きな体制転換を経験した。この転換は世界観の転換も伴っていたため、同国の歴史認識にも大きな影響を及ぼした。本講義では、20世紀初頭に起こった第一次革命の史学史をたどることで、この革命のあり方を考えると同時に、ロシアにおける歴史学の変遷についても考察を加えることを目的とする。今年度は、第一次革命後から、1917年革命後の社会主義ロシア成立直後の1920年代までの第一次革命研究の史学史を対象とする。 |
| 授業のねらい・到達目標 | ロシア第一次革命とはどのような歴史的事件であったのかを理解することができる。 社会主義革命前後のロシアの歴史学の状況を知ることを通して、ロシアの歴史そのものの変遷を学ぶ。 世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を人文学の視点から説明することができる。(A-2-3) 物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠にもとづいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3) この科目は文理学部（学士（文学）のDP2,3及びCP2,3に対応しています。 |
| 授業の方法 | 配信された資料の読解と解説、適宜課される課題への解答、のやり取りで進める |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
イントロダクション：史学史を検討することの意義
【事前学習】事前に配布した資料に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 2 |
第一次革命とはどのような革命だったか－革命の過程
【事前学習】事前に配布した資料に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 3 |
第一次革命とはどのような革命だったか－革命の構造
【事前学習】事前に配布した資料に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 4 |
トロツキーの第一次革命論『総括と展望』を読むー第1章、第2章
【事前学習】配布された資料で当該箇所に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 5 |
トロツキーの第一次革命論『総括と展望』を読むー第3章、第4章
【事前学習】配布された資料で当該箇所に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 6 |
トロツキーの第一次革命論『総括と展望』を読むー第5章、第6章
【事前学習】配布された資料で当該箇所に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 7 |
トロツキーの第一次革命論『総括と展望』を読むー第7章、第8章、第9章
【事前学習】配布された資料で当該箇所に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 8 |
レーニンの第一次革命論ー「1905年の革命についての講演」を読む（前半）
【事前学習】配布された資料に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 9 |
レーニンの第一次革命論ー「1905年の革命についての講演」を読む（後半）
【事前学習】配布された資料に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 10 |
レーニンの第一次革命論ー雀部幸隆の研究から
【事前学習】配布された資料に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 11 |
ボリシェヴィキとメンシェヴィキ
【事前学習】配布された資料に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 12 |
歴史家ニコライ・ロシコフの経歴と生涯
【事前学習】配布された資料に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 13 |
ロシコフの第一次革命論
【事前学習】配布された資料に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 14 |
歴史家ポクロフスキーと第一次革命研究
【事前学習】配布された資料に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 15 |
まとめ
【事前学習】授業全体をふり返っておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 使用しない |
| 参考書 | 土肥恒之 『岐路に立つ歴史家たちー20世紀ロシアの歴史学とその周辺』 山川出版社 2000年 第1版 田中陽兒・倉持俊一・和田春樹編 『ロシア史 ２ （世界歴史体系）』 山川出版社 1994年 |
| 成績評価の方法及び基準 | 毎回課す課題の成績の総和(100%) |
| オフィスアワー | 随時 |