文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 史学科 > 東洋史研究実習2
日本大学ロゴ

東洋史研究実習2

このページを印刷する

令和元年度以前入学者 東洋史研究実習2
教員名 渡部良子
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 同時双⽅向型授業(Zoomによるライブ授業)と課題研究(Blackboardを通じた実習課題の提出)を組み合わせた遠隔授業および対面授業になります。
Blackboard ID: 20201359
授業概要 西アジア史・イスラーム史研究実践
授業のねらい・到達目標 【授業のねらい】
 本実習が対象とするのは、古代から近代にいたる西アジアとイスラーム圏の歴史研究法です。西アジア(現代の中東・北アフリカ地域)の歴史研究は,7世紀のイスラーム成立以前と以後で区分されることが多いですが,現在はイスラーム以前(古代末期)からイスラーム時代を政治・文化・社会的連続性の中にとらえていく研究が主流となっています。本実習では,西アジア史,そしてイスラームの成立以後にイスラームを受容したより広いユーラシアのイスラーム圏の歴史研究に必要な基礎知識・研究技術を、研究文献輪読、研究発表の実践を通し身につけていきます。
【到達目標】
(1)西アジアおよびイスラーム圏の歴史研究の基礎を学び、先行研究の探索法,英語研究文献の読解、研究論文の読み方・まとめ方、事典・工具の使い方、レジュメ作成法など,歴史研究上の必須技術を身につける。
(2)受講者各自が関心を持つ地域・時代の史料および研究方法を調べ、卒論研究の準備につなげる。
この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCP5、6、8に対応しています。
授業の方法 1)英語研究文献輪読
 時代・地域を問わず、西アジア史・イスラーム史研究の先行研究は外国語文献が大きな比重を占めています。本実習ではまず、西アジアの社会・文化史あるいはユーラシア東西交渉史に関する英語論文の輪読・翻訳作成を通し,専門的な英語研究文献の読解力を身につけます(課題論文は、第1回ガイダンス時に発表します)。
 輪読は,毎回2名の担当者を決め,Blackboardの掲示板を用いながら進めます。担当者1名は担当箇所の本文の訳を作成し,1名は脚注の訳と当該箇所の要約・登場する史料・研究文献・用語(人名・地名・術語など)の調査を行い,期日(担当回1週間前)までにレジュメを掲示板に公開します。他受講者は,授業日までに自分の訳と比較しつつそれを確認し,訳・内容についての質問を掲示板に投稿します。掲示板上での質疑を踏まえ,授業日のZoomによるリアルタイム実習で,訳・内容の最終的な修正と学び取るべき要点を確認します。受講者は最低2回,本文翻訳担当,脚注・要約調査担当の1回ずつを担当してもらいます。

2)史料研究(研究発表)
 歴史研究には研究対象地域・時代の史料(一次史料)の知識が必須になります。実習の後半では、自分が卒論研究で取り組みたい地域・時代・テーマの史料について調べ、発表してもらうことで,史料についての知識を深め,卒論研究の準備につなげます。発表方法は,1)英語研究文献輪読と同じく,Blackboard掲示板での発表レジュメ公開・掲示板上での質疑・Zoomリアルタイム授業での最終確認という方法で行う予定です。具体的な研究・発表準備方法については、ガイダンス時および指定の回で確認します。

授業方法はBlackboardでの実習課題の遂行,Zoomのリアルタイム授業での確認という形式で進めていきますが,受講者の受講環境も考慮し,相談の上部分的に変更する可能性もあります。本実習の事前・事後学習は各2時間を目安としますが,全体が受講者の能動的な研究実践によって進められます。研究文献輪読,研究発表の担当はゆとりを持って準備を行い,自主的・計画的に自己の研究を進める訓練につなげて下さい。

*履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。また受講者への連絡もBlackboardの「連絡事項」欄に掲示する場合があるので、随時確認すること。
履修条件 特に条件はありません。西アジア史,イスラーム圏の歴史で卒論研究を志す学生のみならず,西アジア・イスラーム史やユーラシア東西交渉史研究に関心を持つ人は誰でも参加できます。ただし受講者は積極的に課題・研究に取り組むことを期待します。
授業計画
1 ガイダンス:文献配布・実習計画の説明(リアルタイム授業)
【事前学習】シラバス内容をよく理解し,事前にBlackboardで配布される資料を読み,アンケートに回答する。 (2時間)
【事後学習】ガイダンスを踏まえ自分の計画を立てる。Blackboardで配布される第2回課題論文を読む準備を始める。 (2時間)
2 英語研究文献輪読の準備(1):論文の読み方(課題研究とリアルタイム授業)
【事前学習】Blackboardで配布される論文(日本語)を読み,質問への回答を準備する。 (2時間)
【事後学習】実習を踏まえ,論文を読む時のポイントを再確認する。 (2時間)
3 英語研究文献輪読の準備(2):事典・工具の使用法(課題研究とリアルタイム授業)
【事前学習】第1回配布資料で示された事典・工具を用い,担当の調査を行ってくる。 (2時間)
【事後学習】利用法を学んだ事典・工具を自分で一通り確認する。 (2時間)
4 英語研究文献輪読(1)担当者A、B(課題研究とリアルタイム授業)
【事前学習】担当者は担当の訳・調査のレジュメを準備し,期日までにBlackboard掲示板に公開する。他受講者はそれを読み,訳・内容に関する質問を投稿する。 (2時間)
【事後学習】担当者は訳・調査の問題点を確認・修正。他の参加者は実習を踏まえ自分の担当に備える。 (2時間)
5 英語研究文献輪読(2)担当者C、D(課題研究とリアルタイム授業)
【事前学習】担当者は担当の訳・調査のレジュメを準備し,期日までにBlackboard掲示板に公開する。他受講者はそれを読み,訳・内容に関する質問を投稿する。 (2時間)
【事後学習】担当者は訳・調査の問題点を確認・修正。他の参加者は実習を踏まえ自分の担当に備える。 (2時間)
6 英語研究文献輪読(3)担当者E、F(課題研究とリアルタイム授業)
【事前学習】担当者は担当の訳・調査のレジュメを準備し,期日までにBlackboard掲示板に公開する。他受講者はそれを読み,訳・内容に関する質問を投稿する。 (2時間)
【事後学習】担当者は訳・調査の問題点を確認・修正。他の参加者は実習を踏まえ自分の担当に備える。 (2時間)
7 英語研究文献輪読(4)担当者G、H(課題研究とリアルタイム授業)
【事前学習】担当者は担当の訳・調査のレジュメを準備し,期日までにBlackboard掲示板に公開する。他受講者はそれを読み,訳・内容に関する質問を投稿する。 (2時間)
【事後学習】担当者は訳・調査の問題点を確認・修正。他の参加者は実習を踏まえ自分の担当に備える。 (2時間)
8 英語研究文献輪読(5)担当者I、J(課題研究とリアルタイム授業)
【事前学習】担当者は担当の訳・調査のレジュメを準備し,期日までにBlackboard掲示板に公開する。他受講者はそれを読み,訳・内容に関する質問を投稿する。 (2時間)
【事後学習】担当者は訳・調査の問題点を確認・修正。他の参加者は実習を踏まえ自分の担当に備える。 (2時間)
9 英語研究文献輪読(6)担当者K、L(課題研究とリアルタイム授業)
【事前学習】担当者は担当の訳・調査のレジュメを準備し,期日までにBlackboard掲示板に公開する。他受講者はそれを読み,訳・内容に関する質問を投稿する。 (2時間)
【事後学習】担当者は訳・調査の問題点を確認・修正。他の参加者は実習を踏まえ自分の担当に備える。 (2時間)
10 史料研究発表の方法(リアルタイム授業)
【事前学習】Blackboardで配布される資料を読み,自分が志す卒論研究テーマに関連する史料調査の計画を考え,アンケートに回答する。 (2時間)
【事後学習】実習で学んだ史料調査方法を参考に,自分の研究発表準備を開始する。 (2時間)
11 史料研究発表(1)発表者A,B(課題研究とリアルタイム授業)
【事前学習】発表者は発表レジュメを準備しBlackboard掲示板に公開する。他受講者はそれを読み質問・コメントを掲示板に投稿する。 (2時間)
【事後学習】発表者は実習での討論に基づき今後の研究計画を立てる。参加者は発表・討論から学んだ成果を自分の研究発表に役立てる。 (2時間)
12 史料研究発表(2)発表者C,D(課題研究とリアルタイム授業)
【事前学習】発表者は発表レジュメを準備しBlackboard掲示板に公開する。他受講者はそれを読み質問・コメントを掲示板に投稿する。 (2時間)
【事後学習】発表者は実習での討論に基づき今後の研究計画を立てる。参加者は発表・討論から学んだ成果を自分の研究発表に役立てる。 (2時間)
13 史料研究発表(3)担当者E,F(課題研究とリアルタイム授業)
【事前学習】発表者は発表レジュメを準備しBlackboard掲示板に公開する。他受講者はそれを読み質問・コメントを掲示板に投稿する。 (2時間)
【事後学習】発表者は実習での討論に基づき今後の研究計画を立てる。参加者は発表・討論から学んだ成果を自分の研究発表に役立てる。 (2時間)
14 史料研究発表(4)担当者G,H(課題研究とリアルタイム授業)
【事前学習】発表者は発表レジュメを準備しBlackboard掲示板に公開する。他受講者はそれを読み質問・コメントを掲示板に投稿する。 (2時間)
【事後学習】発表者は実習での討論に基づき今後の研究計画を立てる。参加者は発表・討論から学んだ成果を自分の研究発表に役立てる。 (2時間)
15 実習のまとめと補足(対面授業)
【事前学習】研究文献輪読・史料研究発表を通して確認できた自分の課題をまとめる。 (2時間)
【事後学習】実習での成果を踏まえた今後の自分の研究計画を考える。 (2時間)
その他
教科書 英語研究文献輪読のテキストは、初回ガイダンス時に配布します。
参考書 実習時にその都度必要な参考文献を紹介します。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
「授業参画度」は,英語研究文献輪読(2回以上)(40%)・史料研究発表(1回)(40%)の担当が単位取得の必須条件です。これに,毎回の発表について提出する受講コメント(20%)をあわせて成績評価とします。
オフィスアワー Blackboardの指定の掲示板に質問・相談等を投稿して下さい。授業日の木曜日に質問・相談に回答します。詳しくはガイダンスでお知らせします。

このページのトップ