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令和元年度以前入学者 | 考古学研究実習2 | ||||
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教員名 | 小林克 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンライン型授業を基本とし、オンデマンド授業(Power Pointによるスライド配信)、課題研究(学習資料配信)、ZOOMによる学生の発表や検討を組み合わせる。対面型授業で、実際の資料の観察と確認や質疑応答を行う(3回)。 Blackboard ID:20201367 |
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授業概要 | 考古資料等をもちいた物質文化研究の方法論を広い範囲まで学び、広義の考古資料を用いた歴史研究を確認する。教育委員会や博物館で文化財調査員や学芸員として考古資料の調査・研究を行った経験を元に、考古学の専門的研究法から歴史的論考作成の方法を指導する。 |
授業のねらい・到達目標 | 考古資料等を用いた様々な時代の研究、近世古学における世界的視野に立った研究や、民俗考古学的研究、通史的な物質文化研究の可能性について理解し、具体的調査・研究方法を学び、実践していくことが出来るようにする。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCP5、6、8に対応しています。 |
授業の方法 | 遠隔授業ではBlackboardを用いオンライン授業を行う。内容によりオンデマンド型のPower Pointによるスライド配信や学習資料配信を行う。課題等もBlackboardを用い提出し、確認し返却、質問等を行う。 最初に数回、小林が研究方法について講義を行う(オンライン授業)。これについては、資料配布とパワーポイント等で補足説明する(オンデマンド型で資料配布とPower Pointでの説明)。次に学生各位が指定する研究論文を解題する範囲を決め各自で読み込み、発表用資料を作成して、報告する(Blackboardを用い課題を提出し、zoomによるライブ授業で報告)。その上で小林の指導の下で、質疑応答を行う(zoomによるライブ授業)。なお、履修者数により発表回数等は変更される場合がある。対面授業では、実査対の資料について、確認して調査し発表する。 *履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 |
履修条件 | 考古学研究実習1を履修済みであること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 授業の進め方と研究方法についてレクチャー。(パワーポイントと資料を用いて解説)。論文解題(1)(解題候補論文の一覧表を提示)(オンライン型・オンデマンド型授業)
【事前学習】参考文献の概要を調べておく。 (1時間) 【事後学習】配布資料の内容を確認し復習。提示された論文を確認。 (1時間) |
2 |
近世考古学の研究事例について説明(1)、(研究事例をパワーポイントと資料を用いて解説)。論文解題(2)各自の担当する解題論文を決定する。(オンライン型・オンデマンド型授業)
【事前学習】解題希望論文を第3候補まで決めておく。 (1時間) 【事後学習】解題する論文を調べ、入手してコピーする。 (1時間) |
3 |
近世考古学の研究事例について説明(2)、(研究事例をパワーポイントと資料を用いて解説)。論文解題(3)発表方法の確認とシュミレーション(オンライン型・オンデマンド型授業)
【事前学習】担当する論文の読み込み。次回報告予定者は当該論文をコピーして配布。 (1時間) 【事後学習】発表のシュミレーション実施。 (1時間) |
4 |
論文解題(4) ZOOMによる報告と質疑応答①学生A(オンライン型・オンデマンド型授業)
【事前学習】報告予定者は報告資料を作成し、人数分のコピー作成。発表以外の学生は発表予定論文を読み込む。 (1時間) 【事後学習】報告資料を確認して復習。 (1時間) |
5 |
論文解題(5) ZOOMによる報告と質疑応答②学生B(オンライン型・オンデマンド型授業)
【事前学習】報告予定者は報告資料を作成し、人数分のコピー作成。発表以外の学生は発表予定論文を読み込む。 (1時間) 【事後学習】報告資料を確認して復習。 (1時間) |
6 |
論文解題(6) ZOOMによる報告と質疑応答②学生C(オンライン型・オンデマンド型授業)
【事前学習】報告予定者は報告資料を作成し、人数分のコピー作成。発表以外の学生は発表予定論文を読み込む。 (1時間) 【事後学習】報告資料を確認して復習。 (1時間) |
7 |
近世考古学研究(1)(小林によるレクチャーとテーマ提示)(オンライン型・オンデマンド型授業)
【事前学習】報告予定者は報告資料を作成し、人数分のコピー作成。発表以外の学生は発表予定論文を読み込む。 (1時間) 【事後学習】報告資料を確認して復習。 (1時間) |
8 |
近世考古学研究(2)(小林によるレクチャーとテーマ提示)(オンライン型・オンデマンド型授業)
【事前学習】報告予定者は報告資料を作成し、人数分のコピー作成。発表以外の学生は発表予定論文を読み込む。 (1時間) 【事後学習】報告資料を確認して復習。各自が希望する研究テーマを第3候補まで絞り込む。 (1時間) |
9 |
論文解題(7) ZOOMによる報告と質疑応答②学生A(オンライン型・オンデマンド型授業)
【事前学習】報告予定者は報告資料を作成し、人数分のコピー作成。発表以外の学生は発表予定論文を読み込む。 (1時間) 【事後学習】報告資料を確認して復習。近世考古学の各自の研究テーマについて研究を開始する。 (1時間) |
10 |
論文解題(8) ZOOMによる報告と質疑応答②学生B(オンライン型・オンデマンド型授業)
【事前学習】報告予定者は報告資料を作成し、人数分のコピー作成。発表以外の学生は発表予定論文を読み込む。 (1時間) 【事後学習】報告資料を確認して復習。 (1時間) |
11 |
論文解題(9) ZOOMによる報告と質疑応答②学生C(オンライン型・オンデマンド型授業)
【事前学習】研究テーマの調査を進める。 (1時間) 【事後学習】小林の発表について、資料を再確認する。 (1時間) |
12 |
対面授業①発掘調査報告書の解題方法について抗議して、発掘調査報告書を学生が選択して小林が確認。その上で解題・発表の順番と日時を確認。
【事前学習】発表予定テーマについて、参考文献を用い調べておく。 (1時間) 【事後学習】発表された研究テーマについて資料を基に復習しておく。 (1時間) |
13 |
対面授業②学生A,Bによる発掘調査報告書の解題と発表。その後、質疑応答を行う。
【事前学習】発表予定テーマについて、参考文献を用い調べておく。 (1時間) 【事後学習】発表された研究テーマについて資料を基に復習しておく。 (1時間) |
14 |
対面授業③学生C,Dによる発掘調査報告書の解題と発表。その後、質疑応答を行う。
【事前学習】発表予定テーマについて、参考文献を用い調べておく。 (1時間) 【事後学習】発表された研究テーマについて資料を基に復習しておく。 (1時間) |
15 |
対面授業④小林によるまとめ。これまでの復習・解説を行い授業の理解度を確認するための小テスト実施。
【事前学習】発表予定テーマについて、参考文献を用い調べておく。 (1時間) 【事後学習】発表された研究テーマについて資料を基に復習しておく。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 小林克編 一部著 『掘り出された都市-日蘭出土資料の比較から-』 日外アソシエーツ 2002年 江戸遺跡研究会 『図説江戸考古学研究事典』 柏書房 2001年 そのほか、授業中に適宜提示する |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(30%)、授業参画度(30%)、発表資料の作成・提出および内容評価(40%) 発表の内容、討論への積極的な参加、発言内容等を総合的に評価する。 |
オフィスアワー | 授業内でE-mailアドレスを伝えるので、そちらに連絡すること。メールで回答、もしくは次回以降の奇数回授業終了時に20分間以内 |