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令和元年度以前入学者 | 古文書・古記録学4 | ||||
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教員名 | 小川雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業(12回)と課題研究(3回)を組み合わせる。 Blackboard ID:20201407 |
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授業概要 | 原本と写本から古文書を学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 歴史学の研究は、古文書(書状など)の読解を積み重ねることを基礎とする。また、古文書には、原本と写本があるが、析出される情報の質量について、写本が原本よりも劣るとは限らない。本講義では、原本・写本を適宜選択して、古文書読解の方法を習得してくことを目標とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,6及びカリキュラムポリシーCP3,4,6に対応しています。 |
授業の方法 | 選定した古文書(現物含む)をサンプルとして、古文書読解の方法を学習する。 授業実施日にBlackboardを通して、教材を3度(30分ごと)に分けて配信する。受講者は教材を読み、設問への解答を投稿する。質疑も適宜受け付ける。 第13回~第15回は課題研究を投稿する。 初回講義開始までにBlackBoardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackBoardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(古文書の定義や、授業の目標・方法について説明する) 配信した手引きを読み、疑問点は質問する(オンデマンド授業)。 【事前学習】シラバスを事前に確認する。 (2時間) 【事後学習】漢文読解に関する知識を整理する。 (2時間) |
2 |
古文書の構造 配信教材を閲覧して、設問への解答を提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書読解を実習する。 (2時間) |
3 |
古文書の読み下し1(簡易な文書を読む) 配信教材を閲覧して、設問への解答を提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書読解を実習する。 (2時間) |
4 |
古文書の読み下し2(長文の文書を読む) 配信教材を閲覧して、設問への解答を提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書読解を実習する。 (2時間) |
5 |
古文書の読み下し3(難解な文書を読む) 配信教材を閲覧して、設問への解答を提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書読解を実習する。 (2時間) |
6 |
古文書からの情報析出1(簡易な文書から読み取れること) 配信教材を閲覧して、設問への解答を提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書読解を実習する。 (2時間) |
7 |
古文書からの情報析出2(長文の文書から読み取れること) 配信教材を閲覧して、設問への解答を提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書読解を実習する。 (2時間) |
8 |
古文書からの情報析出3(難解な文書から読み取れること) 配信教材を閲覧して、設問への解答を提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書読解を実習する。 (2時間) |
9 |
古文書の翻刻1(簡易なくずし字を読む) 配信教材を閲覧して、設問への解答を提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書翻刻を実習する。 (2時間) |
10 |
古文書の翻刻2(難解なくずし字を読む) 配信教材を閲覧して、設問への解答を提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書翻刻を実習する。 (2時間) |
11 |
原本にふれる1(原本の形態を学ぶ) 配信教材を閲覧して、設問への解答を提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書翻刻を実習する。 (2時間) |
12 |
原本にふれる2(原本から読み取れること) 配信教材を閲覧して、設問への解答を提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古文書翻刻を実習する。 (2時間) |
13 |
注釈の実践1(活字史料の扱い) 第8回終了時に配信された教材(活字史料)に注釈を付ける(課題研究)。 【事前学習】第2回以降の内容を復習する。 (2時間) 【事後学習】課題研究の要領で、実践を繰り返す。 (2時間) |
14 |
注釈の実践2(画像史料の扱い) 第10回終了時に配信された教材(画像史料)に注釈を付ける(課題研究)。 【事前学習】第2回以降の内容を復習する。 (2時間) 【事後学習】課題研究の要領で、実践を繰り返す。 (2時間) |
15 |
試験と解説 第12回終了時に配信された出題について、解答を提出する(課題研究)。 【事前学習】講義を振り返り、自分なりの古文書読解の方法論をまとめてみる。 (2時間) 【事後学習】卒業論文の執筆に向け、古文書読解を実践する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 各回に授業用テキストを配布する。 |
参考書 | 『くずし字用例辞典』(東京堂出版)の用意が望ましい。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(50%) 試験は、第12回終了時配信の出題への解答内容で評価する。 授業参画度は、時間内に提示した設問への解答、第13回~第14回分のレポートの内容で評価する。 |
オフィスアワー | Blackboardを通じての質問・相談に対応する。 |