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令和元年度以前入学者 | 考古学実地研究1 | ||||
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教員名 | 河合英夫 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業(集中授業) |
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授業概要 | 発掘調査における遺跡での実践とその後の資料処理方法を考える。 |
授業のねらい・到達目標 | 発掘調査における必要な技術力並びに調査後の資料整理方法の習得を目指す。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP4~7及びカリキュラムポリシーCP4~7に対応しています。 |
授業の方法 | 前期は発掘に着手する前の準備と測量方法について講義並びに実習をおこない、夏期休暇中(9月初旬)に約10日間の学術発掘調査を実施する。また、遺跡の現地説明会、講演会、研究会等を随時紹介する。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 *履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 |
履修条件 | 史学科の学生に限る。(ただし、学芸員コースを履修している者は許可する。)受講者が多い場合は1回目の授業時に人員調整をおこなう。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
【事前学習】シラバスの概要を確認し、提示した参考書に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】配付資料に目を通しておくこと。 (2時間) |
2 |
考古学と埋蔵文化財について
【事前学習】配付資料に目を通しておくとともに、考古学と埋蔵文化財の相違について考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】考古学と埋蔵文化財の意義について理解を深めておくこと。 (2時間) |
3 |
埋蔵文化財保護行政について
【事前学習】配付資料に目を通し、埋蔵文化財行政について理解を深めておくこと。 (2時間) 【事後学習】埋蔵文化財の意義とその保護について説明できるようにしておくこと。 (2時間) |
4 |
埋蔵文化財の保護と発掘及びその活用について
【事前学習】配付資料に目を通し、埋蔵文化財の保護について理解を深めておくこと。 (2時間) 【事後学習】埋蔵文化財の保護と発掘の先にある活用について認識を深めておくこと。 (2時間) |
5 |
発掘調査のための手続き
【事前学習】配付資料に目を通し、発掘調査の準備と運営について理解を深めておくこと。 (2時間) 【事後学習】調査計画の策定と準備について説明できるようにしておくこと。 (2時間) |
6 |
発掘調査の準備・実践の方法
【事前学習】調査の参考事例となる発掘調査報告書に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】指示した参考書に目を通し、発掘調査の手順について理解を深めておくこと。 (2時間) |
7 |
遺構の測量方法と測量器材の取り扱い方-平板測量とその現状
【事前学習】配付資料に目を通し、平板測量の方法について理解を深めておくこと。 (1時間) 【事後学習】平板測量の方法とその現状について把握しておくこと。 (2時間) |
8 |
遺構の測量方法と測量器材の取り扱い方-平板測量の基礎
【事前学習】平板測量の取り扱いについて理解を深めておくこと。 (1時間) 【事後学習】平板測量による利点・欠点についても把握しておくこと。 (2時間) |
9 |
遺構の測量方法と測量器材の取り扱い方-平板測量の実践
【事前学習】小範囲の実測には有効な平板測量について理解を深めておくこと。 (1時間) 【事後学習】遺跡の調査報告書に目を通し、各遺構の測量方法についても周知しておくこと。 (2時間) |
10 |
遺構の測量方法と測量器材の取り扱い方-トータルステーションの基礎
【事前学習】指示した参考書に目を通し、三次元手法による測量方法について理解を深めておくこと。 (2時間) 【事後学習】遺跡の記録調査における各種デジタル技術の活用についても把握しておくこと。 (2時間) |
11 |
遺構の測量方法と測量器材の取り扱い方-トータルステーションの実践
【事前学習】デジタル技術による測量方法について理解を深めておくこと。 (2時間) 【事後学習】デジタル技術の特性と留意点についても把握しておくこと。 (2時間) |
12 |
地形測量の方法と測量器材の取り扱い方-地形測量の意義と手順
【事前学習】指示した参考書に目を通し、地形測量について理解を深めておく。 (2時間) 【事後学習】地形測量の意義とその手順について整理しておくこと。 (2時間) |
13 |
地形測量の方法と測量器材の取り扱い方-等高線の作図法
【事前学習】地形測量に使用する器材や方法について検討しておくこと。 (2時間) 【事後学習】測量機器やコンピューターの著しい進歩と普及により、従来とは異なる様々な手法が用いられるようになってきたが、これらの活用方法についても把握しておくこと。 (2時間) |
14 |
夏期考古学実習地の見分
【事前学習】夏期考古学実習地の周知把握をしておくこと。 (3時間) 【事後学習】検分した遺跡地について、各種所見をレポートにまとめておくこと。 (3時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い、授業の理解を深める
【事前学習】学修した内容を整理し、授業の理解度を深めるための事前準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】夏期考古学実習に備えるための事前準備をしておくこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は指定せず、必要に応じて参考資料を配付する。 |
参考書 | 文化庁文化財部記念物課監修 『発掘調査のてびき』 同成社 2010年 文化庁文化財部記念物課監修 『発掘調査のてびき 各種遺構調査編』 同成社 2013年 このほか適宜指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(20%)、授業参画度(60%)、夏期実習終了後に調査日誌並びに調査レポートの提出(20%) レポートと授業参画度、夏期発掘調査実習の総合評価。 毎授業後半時に講義内容の理解度及び到達目標を確認するため、リアクションペーパー、小テスト、レポート、ディスカッション等で受講生の参画度を評価する。 |
オフィスアワー | 授業時終了後、研究室、講師室で1時間程度の質問に対応します。事前に質問等がある場合はメールで予約すること。 メールアドレス;kawai1122@kjc.biglobe.ne.jp |
備考 | 実習にかかわる費用は自己負担(昨年度は8,000円) 授業ごとに配布する資料を次回授業時までに必ず読んで予習・復習すること。また、授業の最後に次回授業範囲を説明するので準備をすること。 |