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文化財学2

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令和元年度以前入学者 文化財学2
教員名 平野卓治
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 課題研究型の遠隔授業
BlackboardID 20201423
授業概要 文化財保護法制定までの歩みをふまえ、現在の文化財保護法の改正の問題点を探ると共に、文化財の指定とその保護・活用の実状、さらには世界遺産などに関して講義し、文化財の「保存・継承」と「公開・活用」との相互の関わりを探る。博物館の学芸員として文化財調査や史跡の保存・活用に関わった経験をもとに、現場の実状と課題をもふまえながら授業を進めていく。
授業のねらい・到達目標 文化財の指定、保護と活用、世界遺産などに関する基本的な知識を習得し、文化財保護の意義に関して説明できるようになる。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2-3、3-3及びカリキュラムポリシーCP2-3、3-3に対応しています。
授業の方法 Blackboardを通して学習資料を配信するので、それを通して学習してもらう。各回、内容に関するリアクションペーパーを提出してもらう。また質問・疑問点などに関しても、逐次、応えていく。
初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄、メールに掲示するので随時確認すること。
授業計画
1 授業のテーマや到達方法、講義計画などに関して説明する。また文化財の種類や区分についても触れる。(課題研究型授業)
【事前学習】シラバスを確認し授業全体の流れを理解しておく。 (1時間)
【事後学習】「文化財」とは何か?身近な事例を考えて、ノートに整理する。 (2時間)
2 近代日本の文化財保護-文化財保護法前史(課題研究型授業)
【事前学習】国宝保存法について調べ、ノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間)
3 今日の文化財保護法の改正とその問題点(課題研究型授業)
【事前学習】文化財保護法の特徴を調べ、ノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、法改正の意義と課題をノートに整理する。 (2時間)
4 文化財を活用-国指定史跡を中心に(課題研究型授業)
【事前学習】自分が行ったことのある史跡公園に関して、ノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、自分が行った史跡との比較をノートに整理する。 (2時間)
5 文化財と地域社会-「歴史文化基本構想」をめぐって(課題研究型授業)
【事前学習】「歴史文化基本構想」に関して調べ、ノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間)
6 美術工芸品の指定と保護(課題研究型授業)
【事前学習】美術工芸品の種類と指定に関して調べ、ノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (時間)
7 美術工芸品の修理-修復方針とその実際(課題研究型授業)
【事前学習】仏像彫刻などの修復に関して調べ、ノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間)
8 建造物の指定と保護―神社建築を題材に(課題研究型授業)
【事前学習】自分の関心のある神社の建築を調べ、特徴をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間)
9 神社建築の事例ー出雲大社本殿(課題研究型授業)
【事前学習】出雲大社を調べ、ノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間)
10 民俗文化財の指定と保護-有形民俗文化財を中心に(課題研究型授業)
【事前学習】有形民俗文化財の具体例を調べ、ノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間)
11 文化的景観の保存と活用(課題研究型授業)
【事前学習】文化的景観の具体例を調べ、その特徴をノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (時間)
12 世界遺産をめぐって-現状と課題(課題研究型授業)
【事前学習】世界遺産とは何かを調べ、ノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間)
13 日本の世界遺産-現状と課題(課題研究型授業)
【事前学習】日本の世界遺産の概略を調べ、ノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (時間)
14 課題試験
【事前学習】これまでの講義の内容を復習し、試験に備える。 (3時間)
【事後学習】試験の結果を基に理解が足りなかった内容を復習し,学修した内容の整理を行い、次のステップに備える。 (2時間)
15 文化財のデジタル化-その進展と活用(課題研究型授業)
【事前学習】関心のあるデータベースに当たり、その特徴をノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】文化財保護・活用の将来像を考える。 (2時間)
その他
教科書 特に定めない。各回に必要な資料はBlackboardを通して提供する。
参考書 Blackboardを通して随時指示する。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業参画度:リアクションペーパーの提出により評価する。(50%)
授業参画度は授業姿勢と、3回程度のリアクションペーパー等で評価します。
オフィスアワー Blackboardを通して質問に直接回答するか、授業資料に説明などを掲載する。

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