検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和元年度以前入学者 | 中国現代文学研究2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 神谷まり子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド授業 |
---|---|
授業概要 | 上海を描いた中華人民共和国建国以降の中国文学について、時代概況とともに文学史の流れを解説する。作品や作家についてもあわせて紹介し、この半世紀における文芸について講義を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 中華人民共和国建国から今日までの上海を描いた作品、作家を取り上げ、その文学世界に触れることで、都市が各時代においてどのように表象されたのか、理解できる。中国語小説に親しむことができると同時に、一定のテーマについて考える力を養う。 世界に氾濫している様々な情報を自ら収集し、分類・整理し、論理的・批判的に説明することができる(A-3-3)。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの3に対応しています。 |
授業の方法 | 基本的にBlackboardを使用したオンデマンド授業となる。毎回、授業内容に関する課題を出すので、提出すること。課題は適時、授業のなかでフィードバックする。課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス・授業の進め方および参考文献の紹介(A-3-3)
【事前学習】シラバスを通読し、要点をノートにまとめる (2時間) 【事後学習】参考文献から、事前に作品を読んでおく (2時間) |
2 |
上海史概説(建国後から現在まで)(A-3-3)
【事前学習】ガイダンス資料の「年表」を埋めておくこと (2時間) 【事後学習】参考文献に挙げられた上海史関連の文献を読んでおく (2時間) |
3 |
王安憶の描く上海(1)・概説、上海文学の1949年から1976年までの三つの「段階」について(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅰを日本語訳しておくこと (2時間) 【事後学習】資料Ⅰの内容、および作家の経歴をノートにまとめる (2時間) |
4 |
王安憶の描く上海(2)・「長恨歌」を読む(前半)(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅱを日本語訳しておくこと (2時間) 【事後学習】資料Ⅱの内容をノートにまとめる (2時間) |
5 |
王安憶の描く上海(3)・「長恨歌」を読む(後半)(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅲ、Ⅳを日本語訳しておくこと (2時間) 【事後学習】資料Ⅲ、Ⅳの内容をノートにまとめる (2時間) |
6 |
王安憶の描く上海(4)・「長恨歌」まとめ、「富萍」その他『長恨歌』との比較(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅴを読んでおくこと (2時間) 【事後学習】長恨歌の作品世界についてレポートを書く(1200字程度) (2時間) |
7 |
王安憶の描く上海(5)・『長恨歌』「富萍」の比較(A-3-3)
【事前学習】両作品の相違点についてまとめておく (2時間) 【事後学習】作家に関する他の参考文献を読んでおく (2時間) |
8 |
新しい上海文学(1)・解説、衛慧、綿綿(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅰ、Ⅱを読んでおくこと (2時間) 【事後学習】資料Ⅰ、Ⅱの内容をノートにまとめておく (2時間) |
9 |
新しい上海文学(2)・安妮宝貝(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅲを日本語訳しておくこと (2時間) 【事後学習】「七〇後」作家の文学概況をノートにまとめる (2時間) |
10 |
新しい上海文学(3)・韓寒、郭敬明(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅳ、Ⅴの資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】「八〇後」作家の文学概況をノートにまとめる (2時間) |
11 |
上海を描いた文学(1)・日本人の上海像(戦前から戦後:文士たちの異文化体験と戦時の記憶)(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを読んでおくこと (2時間) 【事後学習】資料Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの内容をノートにまとめる (2時間) |
12 |
上海を描いた文学(2)・日本人の上海像(映画、および引き継がれるイメージと新たな上海像)(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅳを読んでおくこと (2時間) 【事後学習】資料Ⅳの内容をノートにまとめる (2時間) |
13 |
学生によるグループ発表とディスカッション(1)・発表(A-3-3)
【事前学習】興味を持った作家・作品について調べ、発表のための準備をする (2時間) 【事後学習】発表の内容をノートにまとめておく (2時間) |
14 |
学生によるグループ発表とディスカッション(2)・発表のまとめ(A-3-3)
【事前学習】他グループの発表を聞き、更に興味を持った点を調べておく (2時間) 【事後学習】新時期文学における上海の文芸状況について、作品をひとつあげた上で内容をまとめておく (2時間) |
15 |
授業のまとめ(上海イメージと文学)(A-3-3)
【事前学習】中華人民共和国建国以降の上海を描いた作品の内容を確認し、文学や社会状況と関連させて論じられるよう準備しておく (2時間) 【事後学習】今学期の授業の内容をノートにまとめる (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | レジュメを配布する。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:毎回課す課題の内容で評価する。(50%)、授業参画度:授業参画度は、課題の提出状況で評価する。(50%) |
オフィスアワー | 質問等はメール(t0001314@educ.chs.nihon-u.ac.jp)でお願いします。適時、返信します。 |