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令和元年度以前入学者 | アジアの文化と社会4 | ||||
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教員名 | 大川謙作 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 主としてオンデマンド型授業 Blackboard ID: 20201580(金曜1限) |
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授業概要 | 現代中国論とエスニック・スタディーズ。 本講義は、中国における民族問題や社会問題について講ずる。その導入においてまずエスニシティとナショナリズムの問題について講義して概念的な理解を深め、ついで中国およびその周辺地域の近現代史および現代社会を具体的な事例としてとりあげて講ずる。 |
授業のねらい・到達目標 | 中国における様々な社会事情について理解出来る。中国における民族の問題を理解できる。東アジア世界の民族問題および社会問題について一定の基礎知識を身につけることができる。こうした理解を基礎として、現代世界や日本社会についても自ら考えることができる。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP3,DP6及びCP9に対応しています。 |
授業の方法 | オンデマンドによる講義形式。 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション:授業の概要を説明する。民族という観点から中国の近現代史を見直すということの意義を説明する。
【事前学習】シラバスを読んで授業の概要を把握し、学習計画を練る。 (2時間) 【事後学習】授業の狙いについて口頭で説明できるようにしておく。 (2時間) |
2 |
人種と民族:人種概念と民族概念がどのように違うのか。またそれぞれどのような歴史を経て形成されてきた概念であるのかを講じる。
【事前学習】前回の講義内容について400字程度でまとめておく。 (2時間) 【事後学習】人種と民族について口頭で説明できるようにしておく。 (2時間) |
3 |
エスニシティ論:エスニシティとはいかなる概念であるか、またこの概念を用いる有効性や重要性はなんであるかを、主として中国の事例をもとに講じる。
【事前学習】前回の講義内容について400字程度でまとめておく。 (2時間) 【事後学習】エスニシティについて口頭で説明できるようにしておく。 (2時間) |
4 |
ナショナリズム論:ナショナリズムとはいかなる概念であるか、またこの概念を用いる有効性や重要性はなんであるかを、主として中国の事例をもとに講じる。
【事前学習】前回の講義内容について400字程度でまとめておく。 (2時間) 【事後学習】ナショナリズムについて口頭で説明できるようにしておく。 (2時間) |
5 |
中国の少数民族について概観する。少数民族という概念が生まれた段階から現在までの大まかな歴史やその今日的状況などについて講じる。
【事前学習】前回の講義内容について400字程度でまとめておく。 (2時間) 【事後学習】中国の少数民族の概要について口頭で説明できるようにしておく。 (2時間) |
6 |
民族から読み直す中国前近代史1:清朝末期を起点に辛亥革命前後までの中国における「民族」の状況について講じる。
【事前学習】前回の講義内容について400字程度でまとめておく。 (2時間) 【事後学習】清末から辛亥革命時期における中国における「民族」の状況について口頭で説明できるようにしておく。 (2時間) |
7 |
民族から読み直す中国近代史2:辛亥革命後から中華民国時期の中国における「民族」の状況について講じる。
【事前学習】前回の講義内容について400字程度でまとめておく。 (2時間) 【事後学習】辛亥革命後から中華民国時期の中国における「民族」の状況について口頭で説明できるようにしておく。 (2時間) |
8 |
民族から読み直す中国現代史3:国共内戦時期から新中国成立時期までの中国における「民族」の状況について講じる。
【事前学習】前回の講義内容について400字程度でまとめておく。 (2時間) 【事後学習】国共内戦時期から新中国成立時期までの中国における「民族」の状況について口頭で説明できるようにしておく。 (2時間) |
9 |
民族から読み直す中国現代史4:新中国成立後から現在までの中国における「民族」の状況について講じる。
【事前学習】前回の講義内容について400字程度でまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容について口頭で説明できるようにしておく。 (2時間) |
10 |
経済格差:現代中国における経済格差の諸相について概説し、都市・農村格差やそれを生み出す戸籍問題などについて講じる。
【事前学習】前回の講義内容について400字程度でまとめておく。 (2時間) 【事後学習】中国における経済格差の問題について口頭で説明できるようにしておく。 (2時間) |
11 |
新型都市化政策:三農問題といわれる農村の諸問題や、そうした状況を受けて現在進行中の新型都市化政策などについて講じる。
【事前学習】前回の講義内容について400字程度でまとめておく。 (2時間) 【事後学習】新型都市化政策ついて口頭で説明できるようにしておく。 (2時間) |
12 |
文化大革命とその遺制:文化大革命について概観し、それが今日の中国社会になおも残している様々な問題について講じる。
【事前学習】前回の講義内容について400字程度でまとめておく。 (2時間) 【事後学習】文化大革命について口頭で説明できるようにしておく。 (2時間) |
13 |
中国型イノベーションの光と影:中国における新たな技術革新やそれが社会に与えた影響について講じる。
【事前学習】前回の講義内容について400字程度でまとめておく。 (2時間) 【事後学習】中国型イノベーションについて口頭で説明できるようにしておく。 (2時間) |
14 |
中国におけるナショナリズムと民族の現在について、第二次民族政策などの新しい動きを概観しながら、中国の民族問題の現時点での来し方行く末について論じる。
【事前学習】前回の講義内容について400字程度でまとめておく。 (2時間) 【事後学習】中国ナショナリズムの現在について口頭で説明できるようにしておく。 (2時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。
【事前学習】前回の講義内容について400字程度でまとめておく。 (2時間) 【事後学習】今学期の学習を振りかえり、まとめのノートを作成しておく。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし。 |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業参画度には毎回提出してもらう課題の内容評価を含める(100%) |
オフィスアワー | Blackboardのメール機能を用いる |