検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和元年度以前入学者 | 中国現代文学演習1 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 池上貞子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 課題研究(Blackboardなどを通じた学習資料配信) Blackboard ID: 20201604 |
---|---|
授業概要 | 現代中国語の名詩を楽しむ。 定型ではない現代詩も中国語独特の美しさを際立たせる作品が多い。これらのうち比較的短い作品を暗唱できるくらい自分のものとすることにより、中国語の表現などもマスターする。さらに作品の鑑賞を通して、中国の歴史や文化、人々の生活とそれにまつわる精神世界を知る。 |
授業のねらい・到達目標 | 中国近現代の詩の中から、よく知られていて中国語としても口になじみやすい作品を選んで翻訳と鑑賞を行ない、それぞれの時代の社会様相や作者の思念について理解を深めることができる。語学的な能力の強化と共に、自身の鑑賞内容を発表して他の受講者と共有のうえ、比較検討を行なって、総合的な学習力のレベルアップを図ることができる。 世界に氾濫している様々な情報を論理的・批判的に考察し、多様な立場に基づいて精査することができる(A-3-4)。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの3に対応しています。 |
授業の方法 | 原則として、学生個々の事前準備に基づく発表(翻訳例と鑑賞内容)を中心に演習形式で行い、それに関するディスカッションと講師による講評という形式をとる。 提出課題・小テスト等は、可能な限り添削・採点などを施して返却するか、もしくは全体に対して口頭でコメントする。 本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間の学習を目安とします。 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス(授業のテーマ、達成目標、授業の方法などについて説明し、簡単な学習度のチェックと受講者自身の学習目標および授業への希望確認のアンケートを行う)
【事前学習】シラバスを事前に確認して、授業全体の流れを理解しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】授業運営について理解しておく。 (0.5時間) |
2 |
中国現代詩の概要について、講義を行い、理解したかを確認する。(A-3-4)。
【事前学習】現代中国文学史について簡単な予習をしておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】現代中国文学史についての講義内容をまとめ、自分なりに把握しておくこと。 (0.5時間) |
3 |
徐志摩の詩「偶然」の翻訳と鑑賞。
【事前学習】徐志摩の略歴を読み、「偶然」の翻訳案を作成しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】徐志摩に関する要点をまとめ、自分なりに作品の翻訳を完成すること。 (0.5時間) |
4 |
聞一多の詩「也許」の翻訳と鑑賞
【事前学習】聞一多の略歴を読み、「也許」の翻訳案を作成しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】聞一多に関する要点をまとめ、自分なりに作品の翻訳を完成すること。 (0.5時間) |
5 |
戴望舒の詩「雨巷」の翻訳と鑑賞(A-3-4)。
【事前学習】戴望舒の略歴を読み、「雨巷」の翻訳案を作成しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】戴望舒に関する要点をまとめ、自分なりに作品の翻訳を完成すること。 (0.5時間) |
6 |
馮至の詩「蛇」の翻訳と鑑賞
【事前学習】馮至の略歴を読み、「蛇」の翻訳案を作成しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】馮至に関する要点をまとめ、自分なりに作品の翻訳を完成すること。 (0.5時間) |
7 |
卞之琳の詩「寂寞」の翻訳と鑑賞
【事前学習】卞之琳の略歴を読み、「寂寞」の翻訳案を作成しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】卞之琳に関する要点をまとめ、自分なりに作品の翻訳を完成すること。 (0.5時間) |
8 |
何其芳の詩「河」の翻訳と鑑賞。
【事前学習】何其芳の略歴を読み、「河」の翻訳案を作成しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】何其芳に関する要点をまとめ、自分なりに作品の翻訳を完成すること。 (0.5時間) |
9 |
艾青の詩「煤的対話」の翻訳と鑑賞。(A-3-4)。
【事前学習】艾青の略歴を読み、「煤的対話」の翻訳案を作成しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】艾青に関する要点をまとめ、自分なりに作品の翻訳を完成すること。 (0.5時間) |
10 |
鄭敏の詩「金黄的稲束」の翻訳と鑑賞
【事前学習】鄭敏の略歴を読み、「金黄的稲束」の翻訳案を作成しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】鄭敏に関する要点をまとめ、自分なりに作品の翻訳を完成すること。 (0.5時間) |
11 |
舒婷の詩「致橡樹」の翻訳と鑑賞
【事前学習】舒婷の略歴を読み、「致橡樹」の翻訳案を作成しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】舒婷に関する要点をまとめ、自分なりに作品の翻訳を完成すること。 (0.5時間) |
12 |
西川の詩「医院」の翻訳と鑑賞
【事前学習】西川の略歴を読み、「医院」の翻訳案を作成しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】西川に関する要点をまとめ、自分なりに作品の翻訳を完成すること。 (0.5時間) |
13 |
余光中の詩「郷愁」の翻訳と鑑賞
【事前学習】余光中の略歴を読み、「郷愁」の翻訳案を作成しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】余光中に関する要点をまとめ、自分なりに作品の翻訳を完成すること。 (0.5時間) |
14 |
杜潘芳格の詩「蜥蜴」「声音」、也斯の詩「万葉植物園遇雪」の翻訳と鑑賞
【事前学習】杜潘芳格および也斯の略歴を読み、「蜥蜴」「声音」「万葉植物園遇雪」の翻訳案を作成しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】杜潘芳格および也斯に関する要点をまとめ、自分なりに作品の翻訳を完成すること。 (0.5時間) |
15 |
総括(授業でとりあげた詩人について、文学史の意義を再確認し、その作品に関する自己の理解と鑑賞内容を発表しあう)
【事前学習】授業全体を振り返り、翻訳を整理して、自分の意見を発表できるよう、まとめておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】自分の成果に他学生の成果を加えて、より完成度の高い翻訳と鑑賞内容を記録しておくこと。 (0.5時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 当該授業用に作成したプリント冊子を配布する。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業参画度には、課題文の日本語訳とコメントを含む。(100%) 課題は毎回必ず提出すること。 |
オフィスアワー | Blackboardなどを通して連絡すること。 |