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ドイツ文学専門講義１
| 令和元年度以前入学者 | ドイツ文学専門講義１ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 浜野明大 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 3･4 | 開講区分 |
文理学部
（他学部生相互履修可） |
| 科目群 | ドイツ文学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業の形態 | オンライン型の遠隔授業（12回）と課題研究（3回）を組み合わせる。 授業開始までにBlackBoardのコースID 20201916 : 2020ドイツ文学専門講義１(浜野明大・前・火3)に登録し、初回授業の注意事項に従って準備をしておくこと。 |
|---|---|
| 授業概要 | ドイツ中世文学史（Geschichte der deutschen Literatur des Mittelalters） |
| 授業のねらい・到達目標 | 8世紀から16世紀のドイツ文学を概観し、ドイツ中世文学の特色を理解する。 この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP1, DP2, DP3, DP4及びカリキュラムポリシーCP1, CP2, CP3, CP4に対応しています。 学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理観をドイツ語圏の言語文化、さらにそこから見えるヨーロッパ文化が直面する倫理的課題に適切に適用するとともに、日本の課題を対比的に検討できる。(A-1-4) 世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題をドイツ語圏、ヨーロッパ的に解決する方法を提案することができるとともに、日本の問題を認識する術をもつ。(A-2-4) 物事を既存の知識にとらわれることなく、ドイツ語圏、ヨーロッパの理路に基づいて論理的・批判的に考察し、その本質を捉えた上で他者に説明することができる。(A-3-4) ドイツ語圏、ヨーロッパに関わる資料や事象から見出される問題を発見し、それを自らの問題と結びつけつつ、専門的知識に加えて独自性を持って、解決案することができる。(A-4-4) |
| 授業の方法 | 5月11日から8月1日までの授業実施日（12回）は、Blackboardにアップロードしたパワーポイントを使い、オンライン授業形式で講義を行います。受講生はWebでの講義を視聴し、学修するようにしてください。毎回、授業後にリアクションペーパーを提出してもらいます（Blackboardに提出すること）。別途、課題研究について3回実施します。 尚、授業計画は学修者の能力、関係する講義の進行状況に応じて変更されることがあります。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明をする）
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解すること。 （2時間） 【事後学習】今まで習った文学史の授業で扱った古代・中世に係る箇所を読んでおくこと。 （2時間） |
| 2 |
古代ギリシャ文学概観 ヨーロッパ文学の源泉
【事前学習】Blackboardにアップロードした第2回の講義内容のパワーポイントを事前に読んでおくこと。 （2時間） 【事後学習】講義で扱ったテーマについて論述できるようにノートを整理しておくこと。 （2時間） |
| 3 |
古代ラテン文学概観 ラテン文学の恋愛
【事前学習】Blackboardにアップロードした第3回の講義内容のパワーポイントを事前に読んでおくこと。 （2時間） 【事後学習】講義で扱ったテーマについて論述できるようにノートを整理しておくこと。 （2時間） |
| 4 |
中世文学の基礎条件と根底問題：テクスト伝承、成立条件、著者、依頼人、聴衆の問題、成立年代と成立場所特定、文学概念の問題
【事前学習】Blackboardにアップロードした第4回の講義内容のパワーポイントを事前に読んでおくこと。 （2時間） 【事後学習】講義で扱ったテーマについて論述できるようにノートを整理しておくこと。 （2時間） |
| 5 |
古高ドイツ文学 (8世紀から1050年頃) 散文、詩作品, ノートカー３世
【事前学習】Blackboardにアップロードした第5回の講義内容のパワーポイントを事前に読んでおくこと。 （2時間） 【事後学習】講義で扱ったテーマについて論述できるようにノートを整理しておくこと。 （2時間） |
| 6 |
初期中高ドイツ文学（1050年頃から1150年頃）散文、詩作品
【事前学習】Blackboardにアップロードした第6回の講義内容のパワーポイントを事前に読んでおくこと。 （2時間） 【事後学習】講義で扱ったテーマについて論述できるようにノートを整理しておくこと。 （2時間） |
| 7 |
初期宮廷文学(1150年から1190年頃) 初期ミンネザング、格言詩、叙事詩、知識文学
【事前学習】Blackboardにアップロードした第7回の講義内容のパワーポイントを事前に読んでおくこと。 （2時間） 【事後学習】講義で扱ったテーマについて論述できるようにノートを整理しておくこと。 （2時間） |
| 8 |
栄華期の宮廷文学（1190年頃から1220/ 30年頃）（1）古典ミンネザング、ヴァルターのミンネの世界
【事前学習】Blackboardにアップロードした第8回の講義内容のパワーポイントを事前に読んでおくこと。 （2時間） 【事後学習】講義で扱ったテーマについて論述できるようにノートを整理しておくこと。 （2時間） |
| 9 |
栄華期の宮廷文学（1190年頃から1220/ 30年頃）（2）叙事詩、三大叙事詩人ハルトマン『エーレク』『イーヴァイン』『グレゴリウス』『哀れなハインリヒ』
【事前学習】Blackboardにアップロードした第9回の講義内容のパワーポイントを事前に読んでおくこと。 （2時間） 【事後学習】講義で扱ったテーマについて論述できるようにノートを整理しておくこと。 （2時間） |
| 10 |
栄華期の宮廷文学（1190年頃から1220/ 30年頃）（3）ゲルマンの英雄像ー『ニーベルンゲンの歌』
【事前学習】Blackboardにアップロードした第10回の講義内容のパワーポイントを事前に読んでおくこと。 （2時間） 【事後学習】講義で扱ったテーマについて論述できるようにノートを整理しておくこと。 （2時間） |
| 11 |
栄華期の宮廷文学（1190年頃から1220/ 30年頃）（4）叙事詩、三大叙事詩人ヴォルフラム『パルチヴァール』『ヴィルヘルム』
【事前学習】Blackboardにアップロードした第11回の講義内容のパワーポイントを事前に読んでおくこと。 （2時間） 【事後学習】講義で扱ったテーマについて論述できるようにノートを整理しておくこと。 （2時間） |
| 12 |
栄華期の宮廷文学（1190年頃から1220/ 30年頃）（5）叙事詩、三大叙事詩人ゴットフリート『トリスタンとイゾルデ』
【事前学習】Blackboardにアップロードした第12回の講義内容のパワーポイントを事前に読んでおくこと。 （2時間） 【事後学習】講義で扱ったテーマについて論述できるようにノートを整理しておくこと。 （2時間） |
| 13 |
前期の総まとめと復習（1）レポート提出
【事前学習】今までBlackboardにアップロードした講義内容のパワーポイントを整理しておくこと。 （2時間） 【事後学習】レポートの準備をしておくこと。(A-6, A-8) （2時間） |
| 14 |
前期の総まとめと復習（2）レポート提出 (A-3, A-4)。
【事前学習】Blackboardにアップロードした全ての講義内容のパワーポイントを事前に読んでおくこと。また、授業内試験の準備をしておくこと。 （2時間） 【事後学習】レポートの準備をしておくこと。(A-6, A-8) （2時間） |
| 15 |
前期の総まとめと復習（3）これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。
【事前学習】Blackboardにアップロードした全ての講義内容のパワーポイントを事前に読んでおくこと。 （2時間） 【事後学習】レポートの準備をしておくこと。(A-6, A-8) （2時間） |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | Blackboardを使って毎回の講義内容をアップロードします。 |
| 参考書 | Horst Brunner, Geschichte der deutschen Literatur des Mittelalters und der Frühen Neuzeit, Reclam, 2013, 3 edition Max Wehrli, Literatur im deutschen Mittelalter. Eine poetologische Einführung, Reclam, 2006 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(60%)、授業参画度:リアクションペーパーをBlackboardに提出(40%) 授業参画度は、リアクションペーパーによって評価します（Blackboardに提出すること）。 レポートもBlackboardに提出すること。 |
| オフィスアワー | 火、水、木曜日の出講時。それ以外で面談希望の場合は、2号館7階ドイツ文学科事務室に申し出ること。 |