検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和元年度以前入学者 | 社会学演習1 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 松岡雅裕 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信) その他、メール活用も予定している。 |
---|---|
授業概要 | 各自の研究テーマを社会学原理ともいうべき「行為理論」の視点で読み解く。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識><技能> (3年次からの)本格的なゼミナール活動の準備の一環として、社会学の基礎的な知識を用い、各自の関心ある社会現象を「社会学的視点」で分析することができる態度を養成する。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 ・自身の認識の外側に存在する社会に対する関心を持ち,理解するために必要な情報や知識をみずから収集することができる。(A-5-2: 挑戦力) ・設定された課題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論することで,理解を深めることができる。(A-6-2: コミュニケーション力) ・学修活動において積極的にリーダーシップを発揮し,他者と協働して作業をすることができる。(A-7-2: リーダーシップ・協働力) ・自身の学修経験の振り返りを継続的に行いながら,改善策を検討することができる。(A-8-2: 省察力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5~8、およびカリキュラムポリシーCP5~8に対応しています。 |
授業の方法 | 社会学の基礎的な知識を復習する「学習反省会」の時間(主としてBlackboardを利用した講義形式)と、そこで身につけた知見でもって各自の関心ある社会現象を分析する「研究発表会」の時間(主として課題レポートの提出等による形式)の2部構成で授業を進める。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス(授業構成についての説明と次回以降の内容説明)
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解する。 (1時間) 【事後学習】当該授業スケジュールを整理する。 (1時間) |
2 |
各自の研究テーマを検討し確定する。(A-5-2)(A-8-2)
【事前学習】課題レポートの執筆 (2時間) 【事後学習】自己の研究テーマの社会学的焦点を整理する。 (1時間) |
3 |
学習反省会1(行為理論の基礎:行為の価値志向性と役割期待の相補性)(A-8-2)
【事前学習】教科書の指定されたページを熟読し、疑問点をまとめる。 (1時間) 【事後学習】明らかになった点を整理する。 (1時間) |
4 |
学習反省会2(行為理論の展開:逸脱行動について)(A-8-2)
【事前学習】教科書の指定されたページを熟読し、疑問点をまとめる。 (1時間) 【事後学習】明らかになった点を整理する。 (1時間) |
5 |
考察・研究発表会1(行為の4類型)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】行為の4類型について復習する。 (1時間) 【事後学習】行為の4類型の問題点を整理する。 (1時間) |
6 |
考察・研究発表会2(準拠集団とイデオロギー)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】準拠集団とイデオロギーについて復習する。 (1時間) 【事後学習】準拠集団とイデオロギーの問題点を整理する。 (1時間) |
7 |
考察・研究発表会3(行為の価値志向性)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】行為の価値志向性について復習する。 (1時間) 【事後学習】行為の価値志向性の問題点を整理する。 (1時間) |
8 |
考察・研究発表会4(社会的相互行為)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】社会的相互行為について復習する。 (1時間) 【事後学習】社会的相互行為の問題点を整理する。 (1時間) |
9 |
考察・研究発表会5(役割期待の相補性)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】役割期待の相補性について復習する。 (1時間) 【事後学習】役割期待の相補性の問題点を整理する。 (1時間) |
10 |
考察・研究発表会6(行為理論とパーソナリティ)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】パーソナリティ理論について復習する。 (1時間) 【事後学習】パーソナリティ理論の問題点を整理する。 (1時間) |
11 |
考察・研究発表会7(行為理論と文化相対主義)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】文化相対主義について復習する。 (1時間) 【事後学習】文化相対主義の問題点を整理する。 (1時間) |
12 |
考察・研究発表会8(社会解体論とアノミー論)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】社会解体論とアノミー論について復習する。 (1時間) 【事後学習】社会解体論とアノミー論の問題点を整理する。 (1時間) |
13 |
考察・研究発表会9(ラベリング理論)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】ラベリング理論について復習する。 (1時間) 【事後学習】ラベリング理論の問題点を整理する。 (1時間) |
14 |
重要文献の検索とその解説を行う。
【事前学習】第3回と第4回の「学習反省会」の内容を復習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】自分の研究テーマにとって重要な文献を整理する。 (1時間) |
15 |
総括とレポート提出(行為理論の持つ哲学を考える)(A-8-2)
【事前学習】課題レポートを執筆する。 (2時間) 【事後学習】課題レポートに対して指摘された問題点を整理する。 (1時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 松岡雅裕ほか 『行為、構造、文化の社会学』 学文社 |
参考書 | 参考文献は、受講生の求めに応じて個別アドバイスを行う。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:個別課題レポート(60%)、授業内テスト:最終総括レポート(20%)、授業参画度(20%) 課題に対する研究方法の適切さ、レポート内容、授業参画度等で総合的に判断する。特に授業参画度は、課題の問いかけに対する回答の適切さ、また、提出レポートにおける問題意識や分析の的確さ等で評価する。なお、個別課題レポートのみならず、学期を通して学んだ点をまとめる最終総括レポートも重視する。能力(A-5-2~A-8-2)の習熟度については、別途配布のチェック項目に基づき評価する。 |
オフィスアワー | 前学期においては、大学入校制限継続の可能性が高いため、質問方法等は授業時に指示する。 |
備考 | 研究活動に必要となるため、学科専門科目「社会思想の基礎(前期)」「社会思想の展開(後期)」の受講を求める。 初回講義開始までに、当該授業のBlackBoardのコース登録を行うこと。 |