文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 社会学科 > 社会学演習2
日本大学ロゴ

社会学演習2

このページを印刷する

令和元年度以前入学者 社会学演習2
教員名 立道信吾
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 オンデマンド授業(Black Boad上の教材を視聴)とオンライン授業(ZOOM、LINEグループ内のchat、ビデオ通話等を用いた議論)を必要に応じて組み合わせて実施する。BlackBoardのIDは、20202005です。
授業概要 就活をテーマに学ぶ産業社会学 ~貧困に陥らないために今何をしなくてはならないか~担当教員は、厚生労働政策を研究対象とする行政の研究機関で長年の実務経験があり、政策研究の基本や行政と研究の連携、研究機関での働き方など、受講生が社会人になった時に役に立つ知識を併せて学んでいく。リアルタイム授業での受講生による課題研究の発表と議論、オンデマンド教材の視聴などを組み合わせて実施する。
授業のねらい・到達目標 〈知識〉〈技能〉
大学卒業後の初期キャリア形成に失敗すると、生涯を通じて貧困層から脱出することが困難になり、人生の上での様々な幸福を喪うことになります。自分自身の初期キャリア(就職)や産業社会全体についての現実的な認識を持ち、早い段階で入念に準備すること以外に、就活を勝ち抜く術はありません。この演習では、「働くこと」や「企業」を研究領域とする産業社会学という学問を「就職活動」を題材にして学ぶとともに、2年生の今絶対にやらなくてはならない就活に向けての準備の基本を学びます。
〈能力〉
上記の〈知識〉〈技能〉の習得を経て,以下の〈能力〉を育むことが目標である。
・自身の認識の外側に存在する社会に対する関心を持ち,理解するために必要な情報や知識をみずから収集することができる。
 (A-5-2: 挑戦力)
・設定された課題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論することで,理解を深めることができる。
 (A-6-2: コミュニケーション力)
・学修活動において積極的にリーダーシップを発揮し,他者と協働して作業をすることができる。
 (A-7-2: リーダーシップ・協働力)
・自身の学修経験の振り返りを継続的に行いながら,改善策を検討することができる。
 (A-8-2: 省察力)
*この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5~8、およびカリキュラムポリシーCP5~8に対応しています。
授業の方法 就活・初期キャリア形成や産業社会についての講義の他に、企業・業界研究を行い、順番で受講生が発表する。企業研究や業界研究は面接選考の成否に大きく影響を与える。企業のIR情報や中期経営計画に目を配るとともに、SWOT分析や5 FORCES ANALYSISといった経営学の分析ツールを用いて、「深い」企業研究・業界研究の方法を学ぶ。

本授業の事前・事後学習は,各1時間の学習を目安とする。
履修条件  2020年度社会学演習生受講者を決める選考に合格した者
授業計画
1 受講生による企業・業界研究の報告①機械メーカー(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】企業・業界研究を行うための発表資料を用意する。発表者以外も当該業界についての研究をしておく。 (1時間)
【事後学習】報告者の発表とともに、自分が行った企業・業界研究で得た知識を補足したノートを作成しておく。 (1時間)
2 受講生による企業・業界研究の報告②精密機器・機械メーカー(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】企業・業界研究を行うための発表資料を用意する。発表者以外も当該業界についての研究をしておく。 (1時間)
【事後学習】報告者の発表とともに、自分が行った企業・業界研究で得た知識を補足したノートを作成しておく。 (1時間)
3 受講生による企業・業界研究の報告③IT業界(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】企業・業界研究を行うための発表資料を用意する。発表者以外も当該業界についての研究をしておく。 (1時間)
【事後学習】報告者の発表とともに、自分が行った企業・業界研究で得た知識を補足したノートを作成しておく。 (1時間)
4 受講生による企業・業界研究の報告④銀行業界(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】企業・業界研究を行うための発表資料を用意する。発表者以外も当該業界についての研究をしておく。 (1時間)
【事後学習】報告者の発表とともに、自分が行った企業・業界研究で得た知識を補足したノートを作成しておく。 (1時間)
5 4年生による就職活動講座から学ぶ①メーカー編(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】事前に配布する報告資料や授業で行った業界研究の知識をもとに、講師への質問を考えておく。 (1時間)
【事後学習】この業界で就活を行うために何をしなければならないか、どのような点に注意すべきかを整理する。 (1時間)
6 受講生による企業・業界研究の報告⑤信用金庫(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】企業・業界研究を行うための発表資料を用意する。発表者以外も当該業界についての研究をしておく。 (1時間)
【事後学習】報告者の発表とともに、自分が行った企業・業界研究で得た知識を補足したノートを作成しておく。 (1時間)
7 受講生による企業・業界研究の報告⑥カード業界(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】企業・業界研究を行うための発表資料を用意する。発表者以外も当該業界についての研究をしておく。 (1時間)
【事後学習】報告者の発表とともに、自分が行った企業・業界研究で得た知識を補足したノートを作成しておく。 (1時間)
8 4年生による就職活動講座から学ぶ②IT業界編(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】事前に配布する報告資料や授業で行った業界研究の知識をもとに、講師への質問を考えておく。 (1時間)
【事後学習】この業界で就活を行うために何をしなければならないか、どのような点に注意すべきかを整理する。 (1時間)
9 受講生による企業・業界研究の報告⑦リース業界(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】企業・業界研究を行うための発表資料を用意する。発表者以外も当該業界についての研究をしておく。 (1時間)
【事後学習】報告者の発表とともに、自分が行った企業・業界研究で得た知識を補足したノートを作成しておく。 (1時間)
10 受講生による企業・業界研究の報告⑧専門商社(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】企業・業界研究を行うための発表資料を用意する。発表者以外も当該業界についての研究をしておく。 (1時間)
【事後学習】報告者の発表とともに、自分が行った企業・業界研究で得た知識を補足したノートを作成しておく。 (1時間)
11 4年生による就職活動講座から学ぶ③金融業界編(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】事前に配布する報告資料や授業で行った業界研究の知識をもとに、講師への質問を考えておく。 (1時間)
【事後学習】この業界で就活を行うために何をしなければならないか、どのような点に注意すべきかを整理する。 (1時間)
12 受講生による企業・業界研究の報告⑨不動産業(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】企業・業界研究を行うための発表資料を用意する。発表者以外も当該業界についての研究をしておく。 (1時間)
【事後学習】報告者の発表とともに、自分が行った企業・業界研究で得た知識を補足したノートを作成しておく。 (1時間)
13 受講生による企業・業界研究の報告⑩サービス業(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2)
【事前学習】企業・業界研究を行うための発表資料を用意する。発表者以外も当該業界についての研究をしておく。 (1時間)
【事後学習】報告者の発表とともに、自分が行った企業・業界研究で得た知識を補足したノートを作成しておく。 (1時間)
14 講義 インターンシップ入門(A-8-2)
【事前学習】マイナビ等のサイトにあるインターンシップについての基本的な知識を得ておく。 (1時間)
【事後学習】実際にインターンに行く業界・企業を探してみる。 (1時間)
15 講義 就職活動を通して見えてくる日本資本主義の実態(A-5-2)(A-8-2)
【事前学習】これまでの授業を振り返り、就活という観点からみた日本の資本主義にはどのような特徴があるかを考えてみる。 (1時間)
【事後学習】就活という観点からみた日本の資本主義の特徴について1200字以内に要点をまとめる (1時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度:課題への取り組みや議論への参加状況などを勘案し総合的に評価します(100%)
全授業を成績評価の対象とします。毎回の授業に出席し、きちんと課題を実行しているかどうかや、事前学習の効果も含めて、授業参画度を評価します。
*能力(A-5-2~A-8-2)の習熟度については別途配布のチェック項目に基づいて評価する。
オフィスアワー LINEまたはBlack Board上で随時質問を受け付ける。

このページのトップ