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令和元年度以前入学者 | 社会学演習2 | ||||
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教員名 | 中森広道 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 課題学習(Blackboardを予定)。可能であればオンライン授業(ZOOMなど)で行うこともある。(Blackboard ID:20202010) |
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授業概要 | 新聞・ニュースから現代社会を考える |
授業のねらい・到達目標 | <知識・技能> 日本には複数の報道機関がある。しかし、日頃、複数の新聞紙面を読み比べたり、複数の放送局のニュースを見比べたり聞き比べることは少ないだろう。報道各社・各局の記事やニュースには、それぞれ見方や主張に違いがあるが、この演習では、複数の報道機関の新聞記事・ニュースを比較し、それらを検証しながら現代社会を考えていく。そして、このような記事やニュースの比較と検証を繰り返すことで、記事を読むこと、ニュースを評価することに慣れていくとともに、一般的な文章やデータの読み方、内容分析の方法、レポートなどの書き方・まとめ方なども習得していく。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て,以下の<能力>を育むことが目標である。 ・自身の認識の外側に存在する社会に対する関心を持ち,理解するために必要な情報や知識をみずから収集することができる。(A-5-2: 挑戦力) ・設定された課題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論することで,理解を深めることができる。(A-6-2: コミュニケーション力) ・学修活動において積極的にリーダーシップを発揮し,他者と協働して作業をすることができる。(A-7-2: リーダーシップ・協働力) ・自身の学修経験の振り返りを継続的に行いながら,改善策を検討することができる。(A-8-2: 省察力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5~8及びカリキュラムポリシーCP5~8に対応しています。 |
授業の方法 | 新聞各社の記事、放送各局のニュースを比較・検討する。後期は、主に新聞・テレビニュースのストレートニュースを扱う予定。可能であれば、学生が順番に各自の選んだ新聞記事の比較について報告を行い、質疑応答や検討を通して、報道の特性について検証していく予定。 |
履修条件 | すでに決定している学生のみ |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)(以下、予定)
【事前学習】前期の「社会学演習1」を復習しておく (1時間) 【事後学習】前期に比べ新聞(紙媒体)を読む力がついているかを、実際の新聞を読みながら確認する。 (1時間) |
2 |
新聞報道の比較(1) (A-5-2)
【事前学習】複数の新聞を読む (1時間) 【事後学習】各新聞社の主張について検討しておく (1時間) |
3 |
新聞報道の比較(2)
【事前学習】複数の新聞を読む (1時間) 【事後学習】新聞に関する研究成果を読む (1時間) |
4 |
テレビニュースの比較(1) (A-5-2)
【事前学習】複数のテレビニュースを見る (1時間) 【事後学習】各放送局・各ニュース番組の主張・論調を検討する (1時間) |
5 |
テレビニュースの比較(2)
【事前学習】複数のテレビニュースを見る (1時間) 【事後学習】各放送局・各ニュース番組の主張・論調を検討する (1時間) |
6 |
新聞報道とテレビニュースの比較(1) (A-5-2)
【事前学習】新聞社と放送局の関係を調べておく (1時間) 【事後学習】同じ内容を扱った新聞記事とテレビニュースを比較する (1時間) |
7 |
新聞報道とテレビニュースの比較(2)
【事前学習】新聞社と放送局の関係を調べておく (1時間) 【事後学習】同じ内容を扱った新聞記事とテレビニュースを比較する (1時間) |
8 |
報道各社・各局の特性の検証(1) (A-5-2)
【事前学習】マス・メディアに関する書籍を読む (1時間) 【事後学習】報道機関各社・各局の特性を検討する (1時間) |
9 |
報道各社・各局の特性の検証(2)
【事前学習】マス・メディアに関する書籍を読む (1時間) 【事後学習】報道機関各社・各局の特性を検討する (1時間) |
10 |
あらためて社説を比較する(1) (A-5-2)
【事前学習】複数の新聞記事を比較する (1時間) 【事後学習】各自関心のあるテーマについての社説を読み、自分自身の考え方の類似点・相違点などを確認する。 (1時間) |
11 |
あらためて社説を比較する(2)
【事前学習】新聞の縮刷版から、過去の社説の比較をしておく。 (1時間) 【事後学習】各自関心のあるテーマについての社説を読み、自分自身の考え方の類似点・相違点などを確認する。 (1時間) |
12 |
あらためて社説を比較する(3) (A-6-2)
【事前学習】3紙以上の社説を比較する (1時間) 【事後学習】各自関心のあるテーマについての社説を読み、自分自身の考え方の類似点・相違点などを確認する。 (1時間) |
13 |
今年度のニュースを振り返る (A-5-2)
【事前学習】今年度の出来事について、時系列でまとめる。 (1時間) 【事後学習】各自、自分で社説(各自の論評)を書いてみる。 (1時間) |
14 |
第2回目から第13回目までの講義内容について質疑応答を行う (A-6-2、A-7-2)
【事前学習】今年度の出来事について、時系列でまとめる。 (1時間) 【事後学習】各自、自分で社説(各自の論評)を書いてみる。 (1時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める (A-6-2、A-8-2)
【事前学習】1年間の演習内容をを復習する (1時間) 【事後学習】各自、自分で社説(各自の論評)を書いてみる。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用せず |
参考書 | 新聞・報道に関する文献等を授業中に紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:出席など(50%)、課題(50%) ※授業参画度は出席などで評価する。 ※能力の習熟度(A-5-2~A-8-2)については、別途配布のチェック項目に基づき評価する。 |
オフィスアワー | 授業中に指示する |
備考 | ・課題提出の方法・フィードバック方法については、授業開始時に指示する。 ・欠席が多い場合、受講態度に問題がある場合などは、履修を取り消すこともある。 ・ニュース映像などが使用できない(配信できない)場合は、内容を変更することもある。 |