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令和元年度以前入学者 | 都市と地域の社会学 | ||||
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教員名 | 後藤範章 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2・3 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 15回の全てを課題研究(学修課題と教材を提示し、受講生が調べ/学んでレポートを提出し、それを踏まえて受講生と教員間及び受講生間で意見交換する)とします。学修課題と教材の提示、レポートの提出、意見交換と受講生へのフィードバックの全てを、Blackboard上で行います。履修希望者は、Blackboardにログインして、コースID:20202023「2020都市と地域の社会学(後藤範章・前・金4)」の「自己登録」を行って下さい。登録後に、「教材」ペーシから「シラバス」と「授業の進め方」をDLし、授業が始まるまでに熟読しておいて下さい。学修課題や教材に関しては、第1回目の授業日となる5/15(金)の午後2時40分以降に閲覧可能となります。出席も取りますので、毎週金曜日の午後2時40分にアクセスするように心がけましょう。 |
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授業概要 | 授業のテーマは、「都市と地域を『社会学すること(Doing Sociology)』を通して現代・現代社会・現代人のあり方を洞察する」です。毎回、個別テーマを掲げ、教材(資料)を使って授業を展開します。 |
授業のねらい・到達目標 | 都市と地域に関わる社会学研究の視点・方法・成果を学ぶと共に、現代・現代社会・現代人のありようを再考し、「社会学的な眼力」を鍛えることが主たるねらいであり、到達目標です。 本授業では、「自ら考える力」(A-3-2論理的・批判的思考力)を育むことを目標とし、とりわけ「脱常識」の観点から社会を考察し、現代社会を論理的・批判的に捉える社会学的な枠組みや方法を身につけていきます。 この科目は、文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。 |
授業の方法 | 毎回、個別テーマに関する教材(資料)をBlackboardで提示し、受講生自らが調べ、分析と考察を加えることで理解と思考を深めていきます。また、Blackboardの掲示板で質問を受けたり意見交換を行ったりすることを通して、学生-教員間及び学生間の双方向・多方向のやり取り(意見表明・交換)も重ねていきます。 |
履修条件 | 特にありません。後期の同じ曜日・時限に開講する「東京と東京人の社会学」(後藤担当)は、本講がベースとなって(都市と地域を社会学的に見る眼を養った上で)展開します。シラバスを参照して、興味関心を抱いた人はこちらの科目もぜひどうぞ。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標、授業の進め方、課題、成績評価の方法、その他について) (第1回~15回:A-3-2)
【事前学習】シラバスをよく読み、どのような授業なのかを思い描いておくこと (2時間) 【事後学習】掲示板フォーラムに参加して意見交換しながら授業に対する理解を深めること (2時間) |
2 |
日本社会総体の変動のプロセス -統計(主要指標)でたどる日本の150年-
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第2回の課題に取り組み、5日間以内に提出すること (2時間) |
3 |
農業・農村の時代から大都市の時代へ -近代から現代への転換点;産業化・都市化・情報化・消費化-
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第3回の課題に取り組み、5日間以内に提出すること (2時間) |
4 |
地域社会をめぐる社会学研究の展開 -農村(村落)社会学と都市社会学と地域社会学-
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第4回の課題に取り組み、5日間以内に提出すること (2時間) |
5 |
交通・情報革命とグローバリゼーション -地球型社会の形成-
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第5回の課題に取り組み、5日間以内に提出すること (2時間) |
6 |
「東京」の地域社会学的研究 ―範域確定の試み―
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第6回の課題に取り組み、5日間以内に提出すること (2時間) |
7 |
「東京」の空間変動分析 -1960~85年の経年変化-
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第7回の課題に取り組み、5日間以内に提出すること (2時間) |
8 |
「東京集中」下の人口移動と流動 -集中と分散と再集中のダイナミズム-
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第8回の課題に取り組み、5日間以内に提出すること (2時間) |
9 |
交通インパクトと都市・地域社会の構造変動 -埼京線沿線地域の30年間の経年変化-
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第9回の課題に取り組み、5日間以内に提出すること (2時間) |
10 |
山間集落の局地的小宇宙性と村落結合 -山梨県大垣外と青森県大秋の50年-
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第10回の課題に取り組み、5日間以内に提出すること (2時間) |
11 |
下高井戸スタディーズ -地域資源としての地元大学生と商店街との「ご縁」の創出-
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第11回の課題に取り組み、5日間以内に提出すること (2時間) |
12 |
原発避難者の生活再編と地域再生 -ベクレルフリーを求めて東京圏から避難・移住する人々-
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第12回の課題に取り組み、5日間以内に提出すること (2時間) |
13 |
つむぎ合う、未来。―ポストフクシマの新しい生き方と社会像―(A-3-2)
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第13回の課題に取り組み、5日間以内に提出すること (2時間) |
14 |
東京オリンピックの夢と現と幻と -2020年と1964年と1940年-(A-3-2)
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第14回の課題に取り組み、5日間以内に提出すること (2時間) |
15 |
授業の振り返りと総まとめ
【事前学習】これまでの授業内容を振り返り、成果と課題について整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし。詳細な資料を配布します。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、授業参画度(30%) 試験は実施しません。課題に対するレポートの評価点(13回課題を課し、1回につき10点満点で評価)を基に、Blackboardの掲示板フォーラムでの質問や意見のやり取り(20%分)を加え、A-4-3(問題発見・解決力)の修得状況を評価します。具体例:レポート13回を全て10点満点獲得すると、合計130点。レポート点は全体の80%に相当するので、130÷1.625=80点。これにフォーラムでの発言回数及び内容に応じた特点(最高で20点)を加えて、100点満点で成績を付けます。仮にレポートを9回提出し、平均で8点を得たとすると、72点。これを1.625で割った44.3点がレポート点。フォーラムでの発言点が16点(1回の発言で、内容に応じて1~3点)獲得できれば、ギリギリで60点を越える(C評価になる)、という計算です。各人のレポートに対する点数は、毎回伝えるようにします。 |
オフィスアワー | 個別の相談に関しては、まずメールをngotoh@chs.nihon-u.ac.jp宛に送って下さい。メールもしくはオンラインでやり取りするようにします。 |
備考 | 後藤研究室に所属する学部生(演習生・ゼミ生)・大学院生・研究生で本授業の未履修者は、研究を行う上での理論的・方法論的な土台を固めるために、早い段階で履修するようにして下さい。 |