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令和元年度以前入学者 | 社会病理学 | ||||
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教員名 | 中村英代 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 課題授業(Blackboardを通じた学習資料配信) 文章による「読む講義」です。指定テキストも使用します。(動画配信の予定はありません。) 1)毎週、Blackboardで「講義文」を読む。 2)「講義文」を読みながら、テキスト『社会学ドリル』を読み進め、空欄に答えを記入していく。 3)以上を終了したら、Blackboardでレスポンス・カードを提出する。 以上を毎週繰り返していき、期末に確認テストと期末レポートを提出してもらいます。 金曜・2限 Blackboard ID:20202029 |
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授業概要 | 社会病理/社会問題を理解するための基本概念と理論を学ぶ |
授業のねらい・到達目標 | <知識><技能> ・社会病理学、社会問題論の基本用語と理論を習得する。 ・社会で起きている出来事や自分の身のまわりで起こる現象を社会学的に考え、読み解き、説明することができる。 ・社会学の知識を用いて社会問題に対処することができる。 ・ひとつの現象に対して、多様な見方・考え方があることを理解する。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 ・グローバル化する現代社会における社会学の役割を理解し、そのことを踏まえ国際社会が直面する問題について、行為を中心に、構造や変動、自我や関係、などの観点から説明することができる。(A-2-2 世界の現状を理解し、説明する力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 |
授業の方法 | ・授業は指定テキスト(ドリル形式)を毎回用います。 ・レスポンス・カードには、次の回の講義文の冒頭で、教員からのコメントをフィードバックします。 |
履修条件 | 社会学の思考法を習得するとともに、現代社会を生き抜くための知識と思考力を身につけていって下さい。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス&イントロダクション:社会病理とは何か
【事前学習】シラバスを確認し、授業の全体像を把握する。 (2時間) 【事後学習】第2回目から使うテキストのはじめにと第1章を読み、ポイントをまとめる。第1章のブックリストで学びを深める。 (2時間) |
2 |
逸脱と犯罪の社会学①:アノミー論(A-2-2)
【事前学習】「非行」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】配布プリントを復習し、学んだ内容を整理する。 (2時間) |
3 |
逸脱と犯罪の社会学②:逸脱行動論(A-2-2)
【事前学習】「最近気になっている犯罪・事件」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】配布プリントを復習し、学んだ内容を整理する。 (2時間) |
4 |
権力論①:DVDを視聴する(少年院での生活)(A-2-2)
【事前学習】「身近にある権力」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第8章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第8章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) |
5 |
権力論②:社会学における権力論(A-2-2)
【事前学習】「パノプティコン」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第8章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第8章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) |
6 |
権力論③:権力はいたるところに(A-2-2)
【事前学習】「いじめ」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキストの第8章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第8章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) |
7 |
構築主義と心理療法①:「問題志向」・「解決志向」・「解消志向」
【事前学習】「自分はいつもどのように自分の悩みを解決しているか」を1週間観察し、まとめておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第12章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第12章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) |
8 |
構築主義と心理療法②:「問題の外在化」をマスターする
【事前学習】「ナラティヴ・セラピー」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第12章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第12章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) |
9 |
社会学的思考力とは:日常に役立つ社会学(A-2-2)
【事前学習】これまでの章を復習し、社会学的思考力とは何かを考える。テキスト第13章でレポートの書き方をマスターしておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第13章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第13章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) |
10 |
拒食症と過食症①:ダイエットすると、どうなるのか(A-2-2)
【事前学習】「ダイエット」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第6章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第6章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) |
11 |
拒食症と過食症②:回復・承認・自己受容(A-2-2)
【事前学習】「拒食症・過食症」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第6章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第6章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) |
12 |
医療の社会学①:私たちはどのような医療を受けているのか(A-2-2)
【事前学習】「自分が受けている医療」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第11章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第11章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) |
13 |
医療の社会学②:医療化する社会(A-2-2)
【事前学習】「医療化」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第11章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第11章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) |
14 |
自殺論①:データから理解する現代の自殺(A-2-2)
【事前学習】「自殺率」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第10章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第10章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) |
15 |
自殺論②:自殺希少地帯での人々の人間関係とは(A-2-2)
【事前学習】「快適な人間関係」についてニュース、新聞、書籍などで調べておく。 (2時間) 【事後学習】テキスト第10章を復習し、学んだ内容を整理する。その上で、第10章のブックリストの文献で学びを深める。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 中村英代 『社会学ドリル―この理不尽な世界の片隅で』 新曜社(¥1,900+税) 2017年 指定テキストは毎回必ず使用します。履修希望者は早めに用意をして下さい。 |
参考書 | 松下武志・米川茂信・宝月誠編 『社会病理学の基礎理論 (社会病理学講座第1巻)』 学文社 2004年 中村英代 『摂食障害の語り―〈回復〉の臨床社会学』 新曜社 2011年 参考書の購入は必須ではありません。その他、参考書は指定テキストのブックガイドで紹介しています。自己学習の指針として下さい。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末レポート(提出は1回 1500字程度)(30%)、授業内テスト:確認テスト(提出は1回 テキストの空欄から出題します)(30%)、授業参画度:講義終了後に提出するレスポンス・カード(提出は毎回・Blackboardで提出)(40%) レスポンス・カード、確認テスト、期末レポートはすべてBlacboardで提出します。 (授業内テストの論述問題では、自分自身のリアルライフを結びつけながら、世界で生じている問題を社会学の観点から理解し説明できるかを評価します。[A-2-2 世界の現状を理解する力]) |
オフィスアワー | メールかBlackboardの掲示板で連絡をして下さい。 メールアドレスはBlackboardの連絡事項や初回講義文などでお伝えします。 |
備考 | ・履修に際して、教員の個人ウェヴサイトも参照して下さい。http://www.hideyonakamura.com |