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令和元年度以前入学者 | データ分析演習 | ||||
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教員名 | 松橋達矢 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド【Blackboard&Onedriveでの講義動画配信】と同時双方向型【zoomによるグループ実習&個別対応】の併用 *授業開始までにBlackboardの登録をすませておくこと[20202063 : 2020データ分析演習(松橋達矢・後・金1)] |
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授業概要 | 社会調査データ分析のイロハを学ぶ |
授業のねらい・到達目標 | <知識><技能> 調査環境の悪化が叫ばれる昨今、データや資料を収集し、検討・分析する社会調査のスキルは、その在り方を見直されつつある。本演習では、社会調査の基礎ならびに調査票調査のプロセスを学んだ学生を対象として、調査後のデータ処理の方法を習得することを目的とする。表計算/統計解析ソフトを用いる形での課題学習・演習・実習と講義を通じて、各種データの集計と加工、グラフの作成方法など、量的・質的データの扱い方を学びつつ、データを読み、分析し、可視化し、提示するための基礎的な知識と実践的な方法を習得することを目指す。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て,以下の<能力>を育むことが目標である。 ・人々が自明に思うことを疑う「脱常識」の観点から社会を考察する社会学の特性を踏まえ,現代社会を論理的・批判的に捉えるための社会学的枠組みや方法の基礎を築くことができる。(A-3-2: 論理的・批判的思考力) *この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。 |
授業の方法 | オンデマンドでの教員による講義を前提に、その内容を踏まえ個別で課題をこなしつつ、オンライン会議ツールを併用してグループでのデータの収集・整理・分析とその検討を適宜行っていく。 同時双方向型授業の際には個別の助言を行うほか、次回授業開始前までに課題に対する解説も兼ねた全体向けフィードバックをBlackboard経由で行う。 |
履修条件 | クラス指定された社会調査士コース履修生 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクションとデータ分析の流れ
【事前学習】「データ収集・分析法入門」等で説明しているデータ分析の流れを復習しておく。 (2時間) 【事後学習】授業中に紹介されたデータ分析の基本情報とEXCELの基本操作を復習しておく。 (2時間) |
2 |
二次データの種類と利用方法(官庁統計や二次分析等に使用できるデータアーカイブの紹介とデータの読み方)(A-3-2)
【事前学習】「データ収集・分析法入門」等で説明している「官庁統計の二次的利用」の内容を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】e-statのサイトに掲載されている統計のうち、自身の関心に近いテーマの統計を選択し、実際に整理・分析してみる。 (2時間) |
3 |
表計算ソフト・統計解析ソフトのデータの構造と基本操作
【事前学習】EXCELの基本動作を復習しつつ、提示された課題論文に目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で行った操作を復習しておく。 (2時間) |
4 |
二次データの加工とグラフ作成(二次データを表計算/統計解析ソフトで加工する)(A-3-2)
【事前学習】EXCELの基本動作を復習しつつ、提示された課題論文に目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で行った操作を復習しておく。 (2時間) |
5 |
データの特徴をつかむ(度数分布表、ヒストグラム)(A-3-2)
【事前学習】EXCELの基本動作、ならびに「データ収集・分析法入門」「社会統計学」の講義内容の復習をしておく。 (2時間) 【事後学習】講義で行った操作を復習しておく。 (2時間) |
6 |
1つの量的変数のデータ分析(1)(平均値、中央値、最頻値)(A-3-2)
【事前学習】EXCELの基本動作、ならびに「データ収集・分析法入門」「社会統計学」の講義内容の復習をしておく。 (2時間) 【事後学習】講義で行った操作を復習しておく。 (2時間) |
7 |
1つの量的変数のデータ分析(2)(分散、標準偏差、標準化)(A-3-2)
【事前学習】EXCELの基本動作、ならびに「データ収集・分析法入門」「社会統計学」の講義内容の復習をしておく。 (2時間) 【事後学習】講義で行った操作を復習しておく。 (2時間) |
8 |
2つの量的変数のデータ分析 (共分散、相関係数)(A-3-2)
【事前学習】EXCELの基本動作、ならびに「データ収集・分析法入門」「社会統計学」「初等多変量解析」の講義内容の復習をしておく。 (2時間) 【事後学習】講義で行った操作を復習しておく。 (2時間) |
9 |
関連・相関・因果(1)(疑似相関)(A-3-2)
【事前学習】EXCELの基本動作、ならびに「データ収集・分析法入門」「社会統計学」「初等多変量解析」の講義内容の復習をしておく。 (2時間) 【事後学習】講義で行った操作を復習しておく。 (2時間) |
10 |
1・2つの質的変数のデータ分析(1)(単純集計、クロス集計)(A-3-2)
【事前学習】EXCELの基本動作、ならびに「データ収集・分析法入門」「社会統計学」「初等多変量解析」の講義内容の復習をしておく。 (2時間) 【事後学習】講義で行った操作を復習しておく。 (2時間) |
11 |
1・2つの質的変数のデータ分析(2)(連関係数、カイ2乗)(A-3-2)
【事前学習】EXCELの基本動作、ならびに「データ収集・分析法入門」「社会統計学」「初等多変量解析」の講義内容の復習をしておく。 (2時間) 【事後学習】講義で行った操作を復習しておく。 (2時間) |
12 |
関連・相関・因果(2)(エラボレーション、シンプソンのパラドクス)(A-3-2)
【事前学習】EXCELの基本動作、ならびに「データ収集・分析法入門」「社会統計学」「初等多変量解析」の講義内容の復習をしておく。 (2時間) 【事後学習】講義で行った操作を復習しておく。 (2時間) |
13 |
データ分析の小括とステップアップ(推測統計学、仮説検定、多変量解析にむけて)(A-3-2)
【事前学習】EXCELの基本動作、ならびに「データ収集・分析法入門」「社会統計学」「初等多変量解析」の講義内容の復習をしておく。 (2時間) 【事後学習】講義で行った操作を復習しておく。 (2時間) |
14 |
質的データの読み方とまとめ方(1)(自由回答の読み方とまとめ方)(A-3-2)
【事前学習】アンケート調査結果を確認しながら、アンケートの自由記述がどのように整理・分析されているかを確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で行った操作を復習しておく。 (2時間) |
15 |
質的データの読み方とまとめ方(2)(多様な質的データの読み方とまとめ方)(A-3-2)
【事前学習】「社会調査入門」「質的分析法」の講義内容を復習しながら、多様な質的データを計量的に処理している論文がないか、ある場合はどのような手続きで処理されているか確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で行った操作を復習しておく。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 大谷信介・木下英二・後藤範章・小松洋 『新・社会調査へのアプローチ』 ミネルヴァ書房 2013年 |
参考書 | 寺島拓幸・廣瀬毅士 『社会調査のための統計データ分析』 オーム社 2010年 寺島拓幸・廣瀬毅士 『SPSSによるアンケート分析』 東京図書 2016年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:学期末に提出されたもの(アンケート全国調査データ[抜粋版]の分析レポート)の完成度(調査と関連した問題設定や先行研究との関係性、データの特性把握とそれに付随した属性情報検証、分析手法・データ解釈の妥当性等)(50%)、授業参画度:第1~15回でテーマに即して提示される作業課題の提出状況とその完成度から評価する。(50%) *それらの成果を踏まえ現代社会を論理的・批判的に捉えるための社会学的枠組みや方法の基礎を築く能力(A-3-2: 論理的・批判的思考力)の修得状況を評価する。 |
オフィスアワー | 問い合わせフォーム(Microsoft forms)にて受け付ける。 |
備考 | パソコンを使用した実習が大半であるため、極力欠席はしないこと。 欠席した場合は、その回のオンデマンド動画等で自習した上で次回授業に臨むこと。 |