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令和2年度入学者 | 社会理論と社会システム | ||||
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平成28年度以前入学者 | 社会理論と社会システム | ||||
教員名 | 後藤美緒 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | (1)授業は、オンデマンド授業(音声付きPower PointをOne Driveで共有)12回、同時双方向型授業(Zoom)3回で構成されます。 (2)Black Board ID:20202155 (3)状況は刻々と変化するので、履修を考えている学生は初回に参加してください。 |
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授業概要 | 福祉学科で社会福祉を学ぶにあたり、なぜ福祉ではなく「社会」福祉なのでしょうか。ここで指し示される「社会」とはどのようなもので、私たちはどうやって触れることがあるのでしょうか。その意味を社会学という観点から考えていきます。 |
授業のねらい・到達目標 | 〈知識〉〈技能〉 ・社会の出来事や課題を、社会学の諸理論からとらえる視点を習得できる。 〈能力〉 上記の〈知識〉〈技能〉の習得を経て、以下の〈能力〉を育むことが目標である。 ・社会の出来事や課題について関心を持ち、社会学の諸理論から説明することができる。 ・他者を理解し、配慮できる。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のDP1及びCP1に対応しています。 |
授業の方法 | ・各授業終了時に次回の授業テーマを告知します。そのテーマに沿った事例やキーワードなどを3つ以上考えて授業に臨んでください。 ・授業では毎回ワークシート(A41~2枚)を作成します。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション:授業の概要と目標の説明、レポートについて
【事前学習】シラバスを熟読し、授業内での自分の課題を考える。 (1時間) 【事後学習】スケジュールとオフィスアワー、授業のすすめ方について確認する。 (1時間) |
2 |
Doing Sociolgy(1):日常生活と社会学
【事前学習】社会学のイメージを書き出してみる。 (2時間) 【事後学習】社会学とはどのような学問であるか、自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
3 |
本当に一人になることはある?:社会的行為と社会関係
【事前学習】大学の授業が成立する要件を考える。 (2時間) 【事後学習】行為の類型についてまとめる。 (2時間) |
4 |
人びとは集まって何をしているのか?:社会集団と組織
【事前学習】自分が所属している集団をリストアップする。 (2時間) 【事後学習】社会集団の特性についてまとめる。 (2時間) |
5 |
Doing Sociolgy(2):中間ヒヤリングおよびレポートの書き方、問いの立て方、調べ方【Zoomによる同時双方向型授業】
【事前学習】レポート課題のテーマを考える (2時間) 【事後学習】 必要な文献を集める (2時間) |
6 |
人生は一直線?:ライフコースとライフスタイル
【事前学習】自分と保護者のライフイベントを調べておく。 (2時間) 【事後学習】ライフコース概念の特性をまとめる。 (2時間) |
7 |
どの層が減って/増えている?:人口構造と変化
【事前学習】日本とさらに一つの国・地域の人口変動について調べておく。 (2時間) 【事後学習】日本の人口構造の特性を事前学習で調べた国・地域と比較してまとめる。 (2時間) |
8 |
家族ってどんな社会?:親密性、近代家族
【事前学習】家族の定義を考える。 (2時間) 【事後学習】講義を通して家族の定義についてどのように変化したかまとめる。 (2時間) |
9 |
地域社会は誰が作る?:地域社会、コミュニティ
【事前学習】自分の居住している場所の広報誌を探して読んでみる。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ概念を用いて広報誌の特性をまとめる。 (2時間) |
10 |
コンビニのお弁当は誰が作っている?国際化
【事前学習】日本の「外国人」政策に関して、関連する省庁のHPを確認する。 (2時間) 【事後学習】日本の「外国人」政策を分類する。 (2時間) |
11 |
福祉はどうやって決まる?:福祉国家、福祉レジーム
【事前学習】日本の福祉政策の担当省庁のHPを確認する。 (2時間) 【事後学習】日本の福祉政策の変遷をまとめる。 (2時間) |
12 |
社会問題はいかにして起こる?:社会問題、ラベリング
【事前学習】これまで見聞きした「社会問題」を3つ以上探してみる。 (2時間) 【事後学習】講義を踏まえて自分が関心を持った「社会問題」の特性をまとめる。 (2時間) |
13 |
Doing Sociolgy(3):中間ヒヤリングおよびレポートでの問いの立て方、論じ方【Zoomによる同時双方向型授業】
【事前学習】これまでの疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】疑問点をもとにレポート課題に着手する。 (2時間) |
14 |
私たちはメディアをどう使う?:情報化
【事前学習】福祉とメディアの接点をリストアップする。 (5時間) 【事後学習】福祉とメディアが出会うときに生じる問題点と課題をまとめる。 (1時間) |
15 |
振り返りとまとめ 【Zoomによる同時双方向型授業】
【事前学習】第14回までの講義内容の復習をしておく。 (3時間) 【事後学習】身近な事例から現代社会の特質を整理する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は特に指定しません。 |
参考書 | 授業では新書や論文などの文献を適宜紹介します。興味をもったテーマの文献を読むことと、授業で学んだ理論や考え方を通して現象を分析することにトライしてください。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(55%)、授業参画度(45%) ・授業内参画度は、毎回のワークシート(A41~2枚、締め切りは授業美の23:59迄)で評価します。 ・身近な事例を社会学的な視点から発見し、自分の言葉で記述する力を養うためにワークシートの作成を重視します。力のこもったものを期待しています。 ・レポートは学期末に作成するレポートで評価します。締め切りは1月31日(日)23:59(時間厳守)、字数は2500字です。 社会学に適した問いの設定、問いと答えの整合性、論理一貫性等で評価します。なお、初回の授業の他、5・13回でも、「社会学すること」と合わせて、留意点を紹介します。 ・〆切に遅れた課題や白紙の提出物は評価の対象としませんので注意してください。 |
オフィスアワー | ブラックボードのメール機能(ツール→Eメール送信)機能を使って連絡を取ってください。 |
備考 | ・履修を考えている方は、初回の授業を視聴してください。 ・みなさんの関心や授業の進展を考慮して、適宜、順番と内容を変更することがあります。 ・リアクションペーパーや授業内レポートにおいて、授業と関係ない内容や無意味と思える記述、代筆があった場合は厳しく対応します。 遠隔授業となり、受講生の皆さんは不安をもっているかもしれません。しかし、私自身は、この形態は授業の内容とこれまでの経験を結びつける良い機会を提供すると捉えています。大学図書館が持つ回路は様々なデータベースへのアクセスを可能にしてくれます。自身の使える機器と機能を駆使して自ら調べてみましょう。そして、調べてことと授業を通して考えたことを文字化してみましょう。 |