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令和元年度以前入学者 | 地域福祉の理論と方法1 | ||||
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教員名 | 山下興一郎 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 集中 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド授業12回(PowerPointによるスライド資料配信)、課題研究3回(シラバスによる)とする。 |
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授業概要 | 社会福祉において、地域福祉は、各分野の福祉共通の基本的展開方向であると位置づけられていることを身につける。 本授業は、子ども、高齢、障がい、低所得・貧困といったあらゆる領域に関心を持ち、地域における社会福祉について理解する。地域福祉の基本的考え方、発展過程、主体と対象、ボランティア・市民活動、福祉教育、行政計画と地域福祉計画、社会福祉協議会と地域福祉活動計画等について理解する。 担当教員は、全国社会福祉協議会、世田谷区社会福祉協議会における実務経験を有し、また現在も全国、地方各種団体の委員会・審議会等での職務のほか、実務者、住民向けのスーパービジョン等講師を受任している。この経験を踏まえ、政策・実践と結びつけた講義や演習等を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ・地域福祉の基本的考え方について説明することができる。 ・地域福祉、在宅福祉、地域包括ケア、地域共生社会の政策、実践の発展過程について理解し説明することができる。 ・地域福祉の主体について具体例を示して説明することができる。 ・身近な地域におけるボランティア・市民活動、子どもから大人までを対象にした福祉教育、ボランティア学習について自ら作ったり、説明することができる。 ・行政計画と地域福祉計画、社会福祉協議会と地域福祉活動計画について理解し説明することができる。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 |
授業の方法 | 後期の授業は、対面型授業を期待し、リアクションペーパーにコメント等を記入し、毎回の授業終了時に提出すること(授業参画度として評価)、毎回、事前学習として課題の整理、事後学習としてレポートの提出を求め、基本的には講義方式による授業を行い、かつ、アクティブラーニングの手法を活用し、ディスカッションなどを取り入れ授業を展開することとしますが、前期はそれができないため、課題研究と教材提供によるものとし、課題3点と授業内テストの提出により(課題、テスト内容に授業参画度も併せてに評価できる内容とする)すすめていく。 |
履修条件 | ・社会福祉士国家試験受験資格を希望し、特に、社会福祉協議会での実習を検討している学生 ・地方公務員、コミュニティでの仕事、全国エリアの福祉関係組織での就職をめざす学生 ・地域における社会福祉に関心のある学生 ・教科書は授業にも毎回用意すること(教科書がなければ授業の理解が進まない) |
授業計画 | |
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1 |
地域福祉の学び方~暮らしの場での役割づくりと協働、地域生活支援のための地域ケア資源の開発 【オンデマンド型(スライド資料の配信)授業 集中講義形態5月23日1限】 【事前学習】シラバスを確認し授業の概要を理解する (2時間) 【事後学習】テキストの該当部分(2、3頁)を読み復習すること (2時間) |
2 |
地域福祉の基盤づくりと行政の役割 【オンデマンド型(スライド資料の配信)授業 集中講義形態5月23日2限】 【事前学習】テキストの該当部分(4頁)を読み整理しておくこと (2時間) 【事後学習】自らが住む自治体のホームページにアクセスし、福祉行政とくに地域福祉部分をしらべること (2時間) |
3 |
地域を基盤とした福祉活動 【オンデマンド型(スライド資料の配信)授業 集中講義形態5月23日3限】 【事前学習】テキストの該当部分(5~7頁)を読み整理しておくこと (2時間) 【事後学習】自らが居住する地域に「サロン」があるか検索し、詳しく調べること。 (2時間) |
4 |
地域福祉型サービス 【オンデマンド型(スライド資料の配信)授業 集中講義形態5月23日4限】 【事前学習】テキストの該当部分(7~9頁)を読み整理しておくこと (2時間) 【事後学習】7、8頁の事例を時系列にまとめ、時系列にまとめること (2時間) |
5 |
地域福祉の「新しさ」【本授業は課題研究(5月23日5限に相当)とする】 課題:テキスト7頁の事例をA4 縦置き 1枚 8コマの漫画にし、地域福祉の新しさを表現すること 【事前学習】第4回の事後学習が課題研究に生かされるよう再整理すること (2時間) 【事後学習】研究課題に取り組んだ感想をまとめておくこと (2時間) |
6 |
社会福祉法(2000年~)による地域福祉の主流化(社会福祉基礎構造改革) 【オンデマンド型(スライド資料の配信)授業 集中講義形態5月30日1限】 【事前学習】テキストの該当部分(16、17頁)を読み整理しておく (2時間) 【事後学習】社会福祉法第1条、第4条を読み、重要部分をまとめておくこと (2時間) |
7 |
権利擁護、苦情解決、サービス評価(社会福祉基礎構造改革) 【オンデマンド型(スライド資料の配信)授業 集中講義形態5月30日2限】 【事前学習】テキストの該当部分(18~20頁)を読み整理しておくこと (2時間) 【事後学習】東京都の福祉・介護サービスの苦情解決機関を調べること (2時間) |
8 |
地域包括ケアシステム、生活困窮者自立支援制度(地域共生社会の推進) 【オンデマンド型(スライド資料の配信)授業 集中講義形態5月30日3限】 【事前学習】テキストの該当部分(20~21頁)を読み整理しておくこと (2時間) 【事後学習】世田谷区の生活困窮者自立支援事業のホームページを検索し調べること (2時間) |
9 |
地域福祉の原則 【オンデマンド型(スライド資料の配信)授業 集中講義形態5月30日4限】 【事前学習】テキストの該当部分(22~25ページ)を読み整理しておくこと (2時間) 【事後学習】インターネットで様々な検索をしながら、住民主体の原則とはどういうものか、自らの言葉で整理すること (2時間) |
10 |
地域福祉の概念 【オンデマンド型(スライド資料の配信)授業 集中講義形態5月30日5限】 【事前学習】テキストの該当部分(26~31頁)を読みわからない部分を整理しておくこと (2時間) 【事後学習】構造的アプローチと機能的アプローチが対比できる表を作成し整理すること (2時間) |
11 |
生活問題の諸相と課題【本授業は課題研究(7月4日1限に相当)とする】 課題:新型コロナウィルスが及ぼす生活課題(経済生活)について1200字程度でまとめること 【事前学習】新型コロナウィルス関連の報道を多く知ること (2時間) 【事後学習】新型コロナウィルスによるあなた自身の日常生活上の影響、支障について自らカテゴリーを形成し課題を整理すること (2時間) |
12 |
生活問題の諸相と課題【本授業は課題研究(7月4日2限に相当)とする】 課題:新型コロナウィルスが及ぼす生活課題(社会生活、保健・福祉・医療)について1200字程度でまとめること 【事前学習】新型コロナウィルス関連の報道を多く知ること (2時間) 【事後学習】新型コロナウィルスによるあなた以外の人の日常生活上の影響、支障について (2時間) |
13 |
地域福祉の発展過程 【オンデマンド型(スライド資料の配信)授業 集中講義形態7月4日3限】 【事前学習】テキストの該当部分(52~74頁)を読みわからない部分を整理しておくこと (2時間) 【事後学習】世田谷区のNPO活動についてインターネットを検索するなどして調べること (2時間) |
14 |
授業内テスト(第1回から第13回までのコメントを数行述べることによる授業参画度も併せて評価します)と授業内テストにおける地域福祉の重要用語等の解説 【オンデマンド型(スライド資料の配信)授業 集中講義形態7月4日4限】 【事前学習】第1~13回までの内容を復習すること (2時間) 【事後学習】解けなかった問題を解き直すこと (2時間) |
15 |
これからの地域福祉のあり方~後期の対面授業を期待して 【オンデマンド型(スライド資料の配信)授業 集中講義形態7月4日5限】 【事前学習】テキストの該当部分(75~91頁)を読みわからない部分を整理しておくこと (2時間) 【事後学習】本科目の学習内容を復習・整理すること (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 社会福祉学習双書編集委員会 『地域福祉論2020 (社会福祉学習双書2020)』 全国社会福祉協議会 2020年 第1版 各授業回で教科書は必須となりますので、今回は特に、オンデマンド型となりますから、お手元に置くようにしてください。2020年度版を購入してください(古本は中身が若干変わっています) |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題研究を評価します(40%)、授業内テスト:授業内テスト(授業参画度も併せて確認できる内容とする)を評価します(60%) |
オフィスアワー | 授業終了時 課題研究(3回分)の提出先、質問がある場合は、 koichiro@soc.shukutoku.ac.jp までご提出、ご連絡ください |