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令和元年度以前入学者 | 福祉行財政と福祉計画 | ||||
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平成28年度以前入学者 | 社会福祉行政論 | ||||
平成28年度以前入学者 | 福祉計画論 | ||||
教員名 | 白川泰之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド方式(Blackboard)による。 |
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授業概要 | 国家公務員及び地方公務員の実務経験を有する教員が、行政運営の経験、福祉計画策定業務の経験を活かし、福祉行政の実施体制、給付や事業の財源や財政運営、各種の福祉計画の概要や策定手順に関する講義を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ・福祉行財政システムにおける国、都道府県、市町村の役割分担(地方分権等による変化の経過を含む)について説明できる。 ・福祉計画、事業者指定、制度の実施、相談体制整備等における地方自治体の役割について説明できる。 ・福祉行政の運営における福祉計画の機能、各分野の福祉計画の主要な内容について説明できる。 ・各社会福祉制度の実施体制・相談支援体制・財政システムの共通点、違いについて説明できる。 ・社会保障、社会福祉における国、都道府県、市区町村の財政分担について説明できる。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降入学者)では、この科目は文理学部(学士(社会福祉学)のDP及びCP3、4、5に対応しています。 ① 福祉行政における国、地方公共団体の役割分担、地方公共団体における福祉行政の実施体制とその役割、各種の実施機関の役割、福祉の給付や事業の財源に関する国、地方公共団体の負担の在り方、制度ごとの相違、各種の福祉計画の概要について理論的・批判的に説明できる(A-3-3) ② 福祉の実施体制、財政負担、福祉計画の役割や策定に関する課題と解決方法について説明することができる(A-4-3) ④ 実際に策定されている福祉計画の具体例について情報収集・分析を行い、地域福祉の在り方を考察し、説明することができる(A-5-3) |
授業の方法 | ・各回のレジュメと音声に基づいて講義を行う(教科書は指定しない)。 ・各回につき、課題として復習問題を配付する。期限までに解答を提出すること。正答は事後に掲示するので、各自自己採点すること。 ・各回につき、リアクションペーパーに感想や質問を記入して、期限までに提出すること。必要に応じ、Blackboardに解説を掲示する。 ・基本的に8月上旬までをめどに授業を終了するよう、教材をBlackboardにアップする予定である。 |
授業計画 | |
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1 |
・ガイダンス(授業のテーマ、到達目標、授業方法の説明) ・福祉行政の実施体制と財源、行政分野ごとの福祉計画について(A-3) (オンデマンド方式) 【事前学習】シラバスによって、授業のねらいや到達目標、各回の構成を確認する。また、この授業で学ぶことの目的意識について、自分の考えを整理してノートにまとめておく (1時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業を振り返り、事前学習でノートにまとめた履修の目的意識を再度整理する。 (2時間) |
2 |
福祉行政の実施体制(1)(オンデマンド方式) 国、都道府県、市町村の基本的な役割分担について(A-3) 地方分権と地方行政に対する国の関与について(A-3) 【事前学習】レジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間) |
3 |
福祉行政の実施体制(2)(オンデマンド方式) 福祉行政における都道府県・市町村の実施機関とその役割について(A-3) 実施機関における専門職とその役割について(A-3) 【事前学習】レジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間) |
4 |
福祉行政の実施体制(3)(オンデマンド方式) 措置制度から契約方式への変遷のその考え方について(A-3) 現行制度における措置制度とその内容について(A-4) 【事前学習】レジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間) |
5 |
福祉行政の実施体制(4)(オンデマンド方式) 民間における社会福祉の実施機関と行政による指導監督体制について(A-3) 地域福祉における住民の「主体性」に関する論点について(A-4) 【事前学習】レジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間) |
6 |
事業・給付とその財政負担(1)(オンデマンド方式) 各種の制度における財政負担の種別(保険料、公費、利用者の負担など)について(A-3) 主な民間資金の概要について(共同募金、寄附金など)について(A-3) 【事前学習】レジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間) |
7 |
事業・給付とその財源負担(2)(オンデマンド方式) 介護保険制度の給付・事業の概要と国、都道府県、市町村の財源構成について(A-3) 障害者総合支援制度の給付・事業の概要と国、都道府県、市町村の財源構成について(A-3) 【事前学習】レジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間) |
8 |
事業・給付とその財源負担(3)(オンデマンド方式) 生活保護制度の給付・事業の概要と国、都道府県、市町村の財源構成について(A-3) 生活困窮者自立支援制度の給付・事業の概要と国、都道府県、市町村の財源構成について(A-3) 【事前学習】レジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間) |
9 |
事業・給付とその財源負担(4)(オンデマンド方式) 福祉財源の多様な確保方策の動向(A-4) 国、都道府県、市町村の財政負担の在り方が政策判断・事業実施に及ぼす影響について(A-4) 【事前学習】レジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間) |
10 |
福祉計画(1)(オンデマンド方式) 福祉計画の機能と福祉行政の実施、財政見通しについて(A-3) 福祉計画の基本的な構造-国の指針、都道府県計画、市町村計画の関係(A-3) 【事前学習】レジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間) |
11 |
福祉計画(2)(オンデマンド方式) 地域福祉計画の位置づけとその概要(A-3) 計画の具体例とその考察(A-5) 【事前学習】レジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間) |
12 |
福祉計画(3)(オンデマンド方式) 介護保険事業、障害福祉サービスに係る計画の概要(A-3) 計画の具体例とその考察(A-5) 【事前学習】レジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間) |
13 |
福祉計画(4)(オンデマンド方式) 子ども・家庭福祉分野に係る計画の概要(A-3) 計画の具体例とその考察(A-5) 【事前学習】レジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間) |
14 |
福祉計画(5)(オンデマンド方式) 計画行政の浸透のメリットと課題(A-4) 策定内容の高度化と地方公共団体の主体性に関する課題(A-4) 【事前学習】レジュメを事前に読み、分からないところをノートに整理しておく。 (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業の内容を振り返り、復習問題を解いて間違ったところはレジュメを再度確認する。 (2時間) |
15 |
全体のまとめと制度の最新動向(A-3、A-4、A-5)(オンデマンド方式)
【事前学習】レジュメを読み、これまでの学習を振り返る。 (2時間) 【事後学習】レジュメに基づいて授業内容を振り返り、再度、復習問題を解く。 (3時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業に関連するテーマを提示し、1500字以内のレポートを課します。(60%)、授業参画度:リアクションペーパーの提出状況で評価します。(20%)、復習問題の解答提出状況で評価します。(20%) |
オフィスアワー | リアクションペーパーにより質問を受け付けるが、その他に質問等があれば、Blackboardで適宜受け付ける。 |