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社会福祉調査演習

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令和元年度以前入学者 社会福祉調査演習
教員名 吉田仁美
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 社会福祉学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 ①主として同時双方向型授業(ZOOMによるライブ中継)で進める。ただし第13,14,15回は課題研究となる。
BlackBoardID:20202233
授業概要 社会福祉に関する諸現象の実態や動向を把握するとともに、福祉ニーズを理解するための科学的方法の一つが社会福祉調査である。それは、福祉サービスの実践や、政策の策定、制度の研究等を行う上で重要な拠り所となる。調査には事例調査等いくつかの方法があるが、本授業は社会統計学を主として扱うこととする。
授業のねらい・到達目標 ・調査のテーマ設定から結果の分析・報告までの一連の流れを理解できる。
・テーマの設定や仮説の設定など調査設計に関する基礎的技術を使うことができる。
・集計結果の考察、仮説の検証など分析に関する基礎的技術を使うことができる。
・報告書の作成、結果の発表など報告に関する基礎的技術を使うことができる。 
この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。
授業の方法 ・遠隔授業によりエクセル、パワーポイント等のソフトを使って授業を進めます。受講生はこれらのソフトが使用できる環境にあることが望ましい。
・初回の授業で、履修者の視聴環境に関するアンケートをとります。
・資料はBlackBoardの教材画面で配信します。履修者は毎回、授業前に資料の内容を確認しておくこと。
・授業終了後にレスポンスカード、課題の提出を求めることがあります。詳細は授業時にお伝えしますので、履修者は指定期日までにブラックボードの提出画面に提出をしてください。
・提出されたレスポンスカードと課題にはそれぞれコメントをし、返却します。
授業計画
1 導入ガイダンス―リサーチクエスチョンと研究デザイン(ZOOMによるライブ中継)
【事前学習】シラバスを確認し授業全体の流れを理解すること。 (1時間)
【事後学習】授業を踏まえ、自分の関心領域で自分なりのリサーチクエスチョンを考えてみること。 (1時間)
2 データリテラシーとしての統計学(ZOOMによるライブ中継)
【事前学習】統計学の表現の特徴について具体的な事例をみておく。 (1時間)
【事後学習】データリテラシーについて復習しておく。 (1時間)
3 官公庁統計資料の読み方Z(ZOOMによるライブ中継)
【事前学習】統計データがどのようなプロセスを経て作られるのかを調べる。 (1時間)
【事後学習】新聞記事で統計データを見ておく。 (1時間)
4 人口統計(ZOOMによるライブ中継)
【事前学習】直近の国勢調査結果をみておく。 (1時間)
【事後学習】出生・死亡にかかわる調査結果をみておく。 (1時間)
5 労働統計 (ZOOMによるライブ中継)
【事前学習】労働統計をみておく。 (1時間)
【事後学習】失業統計を把握しておく。 (1時間)
6 家計統計(ZOOMによるライブ中継)
【事前学習】消費分野に関する統計をみておく。 (1時間)
【事後学習】家計調査をみておく。 (1時間)
7 消費統計(ZOOMによるライブ中継)
【事前学習】全国消費実態調査をみておく。 (1時間)
【事後学習】消費に関する統計を整理しておく。 (1時間)
8 生活時間調査(ZOOMによるライブ中継)
【事前学習】総務省の生活時間調査をみておく。 (1時間)
【事後学習】生活時間調査の男女差を把握しておく。 (1時間)
9 調査報告資料の読み方(ZOOMによるライブ中継)
【事前学習】関心のあるテーマの調査報告をみておく。 (1時間)
【事後学習】調査報告を自分なりの視点で分析してみる。 (1時間)
10 統計資料の整理の仕方(ZOOMによるライブ中継)
【事前学習】関心のある統計資料を収集しておく。 (1時間)
【事後学習】これまでの授業を踏まえて統計資料の整理をする。 (1時間)
11 グラフ作成・グラフの種類(ZOOMによるライブ中継)
【事前学習】エクセルでグラフの作成方法を確認しておく。 (1時間)
【事後学習】グラフを作成する。 (1時間)
12 アンケート調査の事例(ZOOMによるライブ中継)
【事前学習】アンケート調査の事例をみておく。 (1時間)
【事後学習】質問項目を検討する。 (1時間)
13 各種データの特徴(課題研究)
【事前学習】前回の課題を仕上げてくる。 (1時間)
【事後学習】各種データの特徴を整理する。 (1時間)
14 クロス集計と統計分析の考え方(課題研究)
【事前学習】クロス集計とは何かを調べてくる。 (1時間)
【事後学習】クロス集計表を作成する。 (1時間)
15 到達度の確認-授業内試験と解説(課題研究)
【事前学習】分析ツールについてまとめておく。 (1時間)
【事後学習】解説をノートに整理し課題を明確にしておく。 (1時間)
その他
教科書 教科書は使用しない。
参考書 授業時に提示する。
成績評価の方法及び基準 レポート(70%)、授業参画度(30%)
授業参画度はリアクションペーパー、ディスカッションへの参加等によって評価します。
オフィスアワー 質問等はBlackBoardやメール(初回に伝えます)で対応いたします。
備考 授業内容は履修者の学修状況により変更することもあります。

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