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福祉社会論

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令和元年度以前入学者 福祉社会論
平成28年度以前入学者 福祉社会論1
教員名 山田祐子
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会福祉学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 原則、講義形式であるが演習等を行うこともある。
2020年度は、マルチ・ラーニング・システムで実施する。
講義は原則として、同時双方向型オンライン授業(Zoom)で行い(13回)、講義の一部や事前・事後の課題をオンデマンド視聴の組み合わせで行うとともに(授業の際、適宜指示します)、課題研究(2回)を行います。学生の状況、ネットワーク環境により、授業形態の変更もあり得ます。その際は、ブラックボード等で連絡するので、注意してください。
BlackboardID 20202238 月3限
授業概要 福祉社会について、その歴史と発展、現代社会における福祉課題について、社会福祉学やソーシャルワーク(社会福祉援助技術)の切り口から理解し、考察するとともに、福祉社会をめぐる新たな福祉課題の分析を行う。そして、それにとどまることなく、市民としての支えあいや、ソーシャルワーク支援のあり方とその展開等、社会福祉学領域の専門性を生かした、課題解決について検討する。そのプロセスを通して、学びあい協働しながら、新しい未知なる課題に取り組む姿勢とスキルを学修し身につけていく。
本講義の概要は、1 福祉社会とは何か、2 歴史、3 日本における福祉をめぐる法制度、4 現代社会における福祉課題 5 日本および諸外国における福祉社会研究、である。
授業のねらい・到達目標 少子高齢社会を迎え、福祉課題も増大し、社会福祉およびソーシャルワーク支援の重要性は増すばかりである。本講義では、福祉社会について、その歴史と発展、現代社会における福祉課題について、社会福祉学やソーシャルワーク(社会福祉援助技術)の切り口から理解し、考察するとともに、福祉社会をめぐる福祉課題について分析し、課題解決のための提案の検討を行う。
【到達目標】
・福祉社会および社会福祉の基本的理解を深めると共に、説明ができる。
・福祉社会について、社会福祉学、ソーシャルワーク支援の視点から、理解し、説明ができる。
・現代社会における福祉課題を総合的、科学的に把握し、考察することができる。
・福祉社会について、その社会的背景、理念、目的を理解した上で、社会福祉施策の体系とその具体的実践を学び理解し、説明ができる。
・日本及び国際社会が直面している社会福祉の問題を理解し、それを踏まえて社会福祉学の役割を説明することができる。
・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、分析し、専門的知識に基づいて支援のありかたを説明・提案をすることができる。


この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP2,3,4,5及びカリキュラムポリシーCP2,3,4,5に対応しています。
*令和元年度以前の入学者:この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1、及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。
授業の方法 とりあげる福祉課題や授業形態については、授業開始後、学生の興味等にも配慮し調整を行う。学び合いと双方向性を重視した学修を目指す。
(1)授業は講義形式および実践的な理解を深めるため演習(ワーク、グループワーク、フィールドワーク等)を行う。
(2)授業は、板書(Zoom等)、パワーポイント、配布資料、視聴覚メディア等を使用する。
*本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とするが、到達目標に達するために必要十分な時間をかけ取り組んでください。
*2020年度は、同時双方向型オンライン授業(Zoom)とオンデマンド視聴の組み合わせと課題研究を行います。
提出物の提出方法、フィードバックの方法等については、授業開始時に提示します。
授業計画
1 (オンライン授業Zoom)ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
【事前学習】シラバスを必ず事前に確認し、疑問点や不明な点をまとめておいてください。 (2時間)
【事後学習】授業で自身の学習計画をたて必要な資料等を用意するとともに、指示した課題を行ってください。 (2時間)
2 (オンライン授業Zoom)福祉社会への道のり~慈善事業から社会福祉へ、福祉社会へ
【事前学習】自身の問題意識等について整理してください。 (2時間)
【事後学習】学修した内容を整理し、ノート等にまとめてください。  (2時間)
3 (オンライン授業Zoom)1 日本における社会福祉発達史
2 日本における福祉社会の法制度体系
【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間)
【事後学習】学修した内容を整理し、ノート等にまとめてください。 (2時間)
4 (オンライン授業Zoom)現代社会における、福祉課題(1)住まい~老人漂流社会
【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間)
【事後学習】学修した内容を整理し、ノート等にまとめてください。 (2時間)
5 (オンライン授業Zoom)現代社会における、福祉課題(2)雇用・労働~ワーキング・プア
【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間)
【事後学習】学修した内容を整理し、ノート等にまとめてください。 (2時間)
6 (オンライン授業Zoom)現代社会における、福祉課題(3)所得保障~老後破産と老後2000万円
【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間)
【事後学習】学修した内容を整理し、ノート等にまとめてください。 (2時間)
7 (オンライン授業Zoom)現代社会における、福祉課題(4)医療保障と介護保障~貧困ビジネスと投資商品化
【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間)
8 (オンライン授業Zoom)現代社会における、福祉課題(5)精神保健~8050と高齢者虐待
【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間)
【事後学習】学修した内容を整理し、法制度およびソーシャルワーク支援について、ノート等にまとめてください。 (2時間)
9 (オンライン授業Zoom)現代社会における、福祉課題(6)社会的排除~無縁社会~孤独死・孤立死
【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間)
【事後学習】学修した内容を整理し、法制度およびソーシャルワーク支援について、ノート等にまとめてください。 (2時間)
10 (オンライン授業Zoom)現代社会における、福祉課題(7)人権福祉~虐待
【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間)
【事後学習】学修した内容を整理し、法制度およびソーシャルワーク支援について、ノート等にまとめてください。 (2時間)
11 (オンライン授業Zoom)現代社会における、福祉課題(8)認知症社会と高齢者介護(オンライン授業Zoom)
【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間)
【事後学習】学修した内容を整理し、法制度およびソーシャルワーク支援について、ノート等にまとめてください。 (2時間)
12 (課題研究)日本および諸外国における福祉社会
【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間)
【事後学習】学修した内容を整理し、法制度およびソーシャルワーク支援について、ノート等にまとめてください。 (2時間)
13 (課題研究)福祉社会のフィールドワーク
【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間)
【事後学習】学修した内容を整理し、法制度およびソーシャルワーク支援について、ノート等にまとめてください。 (2時間)
14 (オンライン授業Zoom)学生による課題発表ー日本および諸外国における福祉社会研究
【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間)
【事後学習】学修した内容を整理し、法制度およびソーシャルワーク支援について、ノート等にまとめてください。 (2時間)
15 (オンライン授業Zoom)評価と総括(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める)
【事前学習】これまでの学習内容を振り返り、疑問点や理解を確認してください。 (2時間)
【事後学習】これまでの学習を整理し、ノート等にまとめてください。 (2時間)
その他
教科書 開講時に指示する。
参考書 ミネルヴァ書房編集部編 『社会福祉小六法2020』 ミネルヴァ書房 2020年
社会保障入門編集委員会編集 『社会保障入門2020』 中央法規出版 2020年
授業中に適宜指示します。
授業で示す、関係法規については、社会福祉六法および関係法規集(例:ミネルヴァ書房編集部編『社会福祉小六法』ミネルヴァ書房の最新版等)、もしくは厚生労働省等のHPでチェックしておくこと。
【事前学習】 授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。
【事後学習】 ①授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。②授業内で指示した課題を必ず行うこと。授業計画欄の授業内容に記していない場合でも、出された課題は必ずおこなってください。
成績評価の方法及び基準 レポート:テーマについての問題意識の深さや理解力、分析力、情報収集力と内容、提出状況をみて評価します。(30%)、授業内テスト:学生の習熟度に応じ、適宜、授業内レポート等(Bb)を実施する場合があります。(10%)、授業参画度:テーマについての問題意識を含めたディスカッション、発表、リアクションペーパー(Bb)、小レポート等を評価します。(60%)
授業中、記入したものは回収し(Bb)、評価の対象とします。
授業参画度については、学生の問題意識と、真摯で誠実な学習姿勢に基づく授業内容の適切な理解も重視します。*単に出席するだけで評価点を加算することは禁止されています。
学生の習熟度に応じ、適宜、授業内レポート等(Bb)を実施する場合があります。
オフィスアワー 山田祐子研究室・時間帯は開講時に指示します。
備考 課題レポートは必ずコピーやデータ保存をし、学生本人が責任をもって保管しておいてください。
私語、遅刻、著しく授業態度が悪い等、授業を受ける姿勢と意欲に欠け、改善がみられない場合は厳重注意を行います。
受講学生は1回目から出席してください。

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