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令和元年度以前入学者 | 社会福祉学特別講義1 | ||||
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平成28年度以前入学者 | 社会福祉学特別講義1 | ||||
教員名 | 上之園佳子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド授業(PowerPointによるスライド資料・ナレーション等配信) 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信/課題の提示、回収等) |
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授業概要 | 少子高齢化、人口減社会の未来(2060年)を展望するために多角的な福祉の視点で現代社会の課題について講義とともに議論を通じて理解を深めていく。2060年の未来は現代社会の延長にあること、現在はこれまでの過去を受け継ぐ社会であることを踏まえ、将来の社会像として全世代型地域ケアや地域共生社会について学修する。 |
授業のねらい・到達目標 | 高齢・障害・児童・生活困窮などの制度横断的視点と史的変遷も辿り、これまでの社会福祉の理念と現状、課題の学びを振り返りさらに深めることを授業の目標とする。 ・孤立と孤独死防止について福祉的課題と支援について説明できる。 ・少子化社会の多様な要因と課題と支援について考えを述べることができる。 ・認知症ケアの本人と家族の意思決定支援と地域生活の課題ついて述べることができる。 ・旧優生保護法での障害に対する優生思想との影響について説明することができる。 ・地域包括ケアシステムについて意義と課題を説明できる。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。 |
授業の方法 | 授業実施は、Blackboardを通じて、オンデマンド教材(パワーポイント等資料)を配信と課題研究とする。受講者はその教材を通じて学修し、授業受講後に課題(リアクションペーパー)に回答をする。翌週(あるいは指定した日時)までに所定の方法で提出すること。課題の解答例も提供するので、復習をすること。また、Blackboardの掲示板を通じて「質問」と「議論」の機会を設定するので活用すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 高齢人口減社会の未来(2060年)とは:人口構成や世帯構成など統計資料から将来の社会への変動と課題を理解する。(オンデマンド授業)
【事前学習】シラバスについて確認をし授業全体の流れを理解すること。 (2時間) 【事後学習】2060年高齢社会での課題について整理しておくこと。 (2時間) |
2 |
孤立と孤独の要因と防止(1)孤立・孤独死の現状と要因、影響について理解する。(オンデマンド授業)
【事前学習】孤立・孤独について復習し確認しておくこと (2時間) 【事後学習】孤立・孤独の及ぼす影響について整理(ノート)しておくこと。 (2時間) |
3 |
孤立と孤独の要因と防止(2)孤立対策についてグループワークで議論し理解を深める。(オンデマンド授業・課題研究)
【事前学習】孤立対策について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】孤立・孤独への社会的支援について整理(ノート)しておくこと。 (2時間) |
4 |
孤立と孤独の要因と防止(3)孤立対策のグループワーク結果を発表し、各自社会福祉の視点から考えを深める。(オンデマンド授業・課題研究)
【事前学習】これまでの資料・議論をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】グループワークと各自の考えをまとめ課題を提出すること。 (2時間) |
5 |
少子化社会と福祉(1)少子化社会の実態と課題について理解をする。(オンデマンド授業)
【事前学習】少子化社会の実態について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】少子化社会へ課題をまとめておくこと。 (2時間) |
6 |
少子化社会と福祉(2)少子化の多様な要因と政策の動向についてグループワークで議論し理解を深める。(オンデマンド授業・課題研究)
【事前学習】少子化の要因について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】少子化社会の多様な要因と社会保障、政策の動向についてまとめておくこと。 (2時間) |
7 |
少子化社会と福祉(3)グループワーク結果の発表を通じ各自社会福祉の視点から考えを深める。(オンデマンド授業・課題研究)
【事前学習】これまでの資料・議論をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】グループワークと各自の考えをまとめ課題を提出すること。 (2時間) |
8 |
認知症ケア政策(1)認知症の当事者、家族介護者から政策提言について理解を深める。(オンデマンド授業)
【事前学習】認知症当事者からの発信について確認をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】当事者の政策提言について整理をしておくこと。 (2時間) |
9 |
認知症ケア政策(2)認知症の人が住み慣れた地域で生活が継続できる地域づくりについて、グループワークでの議論を通じて学ぶ。(オンデマンド授業・課題研究)
【事前学習】地域づくりをしている事例について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】認知症とともに地域で生活する地域に必要な条件を整理しておくこと。 (2時間) |
10 |
優生思想と福祉(1)旧優生保護法のもと強制不妊手術に対する訴えについて理解する。(オンデマンド授業)
【事前学習】旧優生保護法の問題について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】優生思想について理解したことをまとめておくこと。 (2時間) |
11 |
優生思想と福祉(2)出生前診断と中絶の現状と課題、「いのちの問題」について学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】出生前診断について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】診断結果後に期待する情報や相談について整理しておくこと。 (2時間) |
12 |
優生思想と福祉(3)出生前診断後の意思決定支援から子育て支援、課題の理解を深める。(オンデマンド授業・課題研究)
【事前学習】意思決定支援についての現状を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】障害のある子どもの子育ての支援と課題をまとめ課題を提出すること。 (2時間) |
13 |
地域共生社会への道のり(1)地域共生社会の実現に向けた課題について理解をする。(オンデマンド授業)
【事前学習】地域共生社会について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】地域共生社会を実現するためについて整理してまとめておくこと。 (2時間) |
14 |
地域共生社会への道のり(2)地域住民の参画と協働により、誰もが支え合う共生社会の実現を考える。(課題研究)
【事前学習】地域住民の参画の活動事例を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】地域共生社会へ向けての課題解決のための政策、地域社会の要件を整理しておくこと。 (2時間) |
15 |
これまでの振り返り・解説を行い授業の理解を深める。(課題研究)
【事前学習】これまでの授業資料を確認すること。 (2時間) 【事後学習】最も関心を持ったことについて整理してまとめておくこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 特に指定しない |
参考書 | 各自の課題や関心に合わせた文献や資料を紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(30%) 授業参画度とは、オンデマンド教材の視聴状況と各授業後の課題(リアクションペーパー)提出を評価し、授業内テストは課題研究へでの課題への取組みと発表レポート提出で評価する。さらにこれらと授業のまとめとしての課題研究レポート提出を総合的に評価する。 |
オフィスアワー | 月曜日昼休み、研究室にて対応する。また、それ以外での希望時はメール等で連絡の上対応する。 |